オーストラリアセカンドビザ:詐欺の実態や対策【ファーム選び/セカンドビザ・サードビザ】

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オーストラリアのワーホリは、「特定の仕事に一定期間従事する」という条件などを満たせば2回目・3回目のワーホリのチャンスが与えられるという、ワーホリ希望者にはなんとも嬉しい仕組みがあります。

 

しかし、その条件を満たすための就労先を探す際、詐欺に合ってしまう人が後を絶ちません。

 

今回はそんなオーストラリアのワーホリ延長に関連する詐欺の実態や、詐欺に合わないための対策までご紹介していきます!

 


<目次>

・行政機関からも警告!どんな詐欺があるの?

・詐欺に合う人が減らない理由

・安全な職場を見つけるためにできる5つのこと


 

行政機関からも警告!どんな詐欺があるの?

オーストラリアのセカンドビザ・サードビザを取得する為に働く仕事先はどこでも良いわけではなく、政府が指定する業種 且つ 政府規定に則った公正な賃金支払いが行われている職場であることが求められます。

 

しかし、「出来るだけ長くオーストラリアにいたい!」「ワーホリ延長の為に、絶対に仕事を見つけたい!」という願望をもつ人たちの感情に漬け込む悪徳業者が毎年後を絶ちません。

 

実際に報告されている詐欺の一部をご紹介しましょう。

 

①給料未払い

②ビザ申請に必要な給与明細(Payslip)が発行されない

③給与が現金払い(税金逃れの違法行為)

④仕事あるある詐欺(「来たらすぐに仕事があるから働けますよ!」と言いつつ、行ってみたら無い)

 

このように、セカンドビザ・サードビザを取得するための就労先として求人を出しているにもかかわらず、不当な賃金形態で労働力を搾取し、セカンドビザ・サードビザ申請に必要な書類すら発行しない(もしくは虚偽書類を出す)という詐欺は毎年横行しています。

 

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詐欺に合う人が減らない理由

このような詐欺が無くならないのはおろか、このような詐欺に引っかかってしまう日本人も毎年後を絶たないのが現実としてあります。

 

大使館や現地行政機関による注意喚起が行われているにも関わらず、このような現状が続いているのは何故でしょうか。

 

それにはずばり、こんな理由が考えられます。

英語力が足りず、自分で正しく就労先を選べていない(日本語で情報収集しようとしている

「日本人は騙されやすい」と思われ、まんまとその罠にはまっている

 

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英語圏で生活しようとしているにもかかわらず、日本語でばかりネット検索や情報収集をしている、日本人の情報網でばかり情報を仕入れているという方、実は多いのではないでしょうか。

 

現地で得られる情報量は当然ながら日本語よりも英語の方が何万倍も多く、これはつまり不利益な情報も日本語では得られない可能性が高いことを意味します。

 

また英語力が足りない場合、仕事探しの最中や仕事を始めてから少しでも不信感や疑問を感じた場合があってもきちんと議論が抗議ができず、そのまま言いくるめられてしまうことが多いのです。

 

英語力が無くとも働く先は見つかるかもしれません。

しかし、いざとなったときに自分の身を守れるだけの英語力が無い人は、いつまで経ってもその弱みに付け込まれる可能性があり、いわば弱者としての立場で仕事を探し続けなければならないということを理解しておきましょう。

 

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安全な職場を見つけるためにできる5つのこと

安全な職場を身に付けるために何より重要なのは、自分の身を自分で守れるだけの英語力を身に付けることです。

 

これは職探し以外にも、シェアハウス探しや、体調不良で病院などを利用するとき、事故や災害・コロナ禍などにおいて自分が不利益を被らないようにするために最も重要なポイントです。

 

これを大前提として、特にセカンドビザ・サードビザ取得のための仕事先(特にファームなど農業)を探す上で注意すると良いポイントを見ていきましょう。

 

イギリス YMS

 

名前と電話番号しか詳細が書かれていない求人広告には応募をしない

 

宿泊先の指定(住み込み)が必要な職場には要注意

⇒仕事が無く給料が出ないのに、住み込み先の賃料が請求される恐れがあるため)

 

③雇用主の会社名(Business name)企業番号(ABN、オーストラリアのすべての会社に割り当てられる番号)は必ず確認

 

時給を確認

⇒政府が定める最低給与を下回る職場は税金逃れなど違法行為の恐れあり

 

⑤給与が出来高制の場合、あなた個人の成果に基づいて給与が算出されていることを確認

⇒例えばファームで、収穫量により出来高算出がされている職場において、あなた個人ではなくグループやチーム全体の収穫量を人数で割るなどしての給与算出はNG

 

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いまやインターネットでいろいろな情報を仕入れることが出来る便利な時代ですが、世の中良い人ばかりではありません。ネットの情報だけを頼りにして渡航前に仕事を探そうとしたり、現地でも日本語の情報ばかりを探していたりするのはリスクが大きいことを理解しましょう。

 

最終的にセカンドビザ・サードビザの申請はすべて英語で行うものですし、その申請要項や政府の規定もすべて英語が原本です。

 

信頼できるソース(情報源)を利用し、安全に仕事探しを行ってくださいね。

 


 

▼Fair Work Ombudsman(オーストラリアの労働基準監督署にあたる機関)の公式案内【日本語】

https://www.fairwork.gov.au/tools-and-resources/language-help/japanese

 


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Hannah

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この記事の内容は 2022年08月22日 (月) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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タグ : オーストラリア, サードビザ, サードワーホリ, セカンドビザ, セカンドワーホリ, ファーム

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