2022年5月11日、日本とフィンランドがワーキングホリデー協定を結びました!
令和に入ってもワーホリ協定国はどんどん増えますね!これでワーキングホリデーに行ける国は28カ国になりました!
実際に渡航できるようになる日は未定ですが、新たな情報が入り次第随時更新いたします。
■ フィンランドってどんな国?
北欧、スウェーデンの東に位置するフィンランドは、その国土の約80%が森林と湖沼や河川に覆われている、まさしく「森と湖の国」です。さらに国土の4分の1は北極圏内に含まれるラップランドと呼ばれており、冬のシーズンには美しくも神秘的なオーロラを見ることができるため、世界的にも人気の高い観光地となっています。また、首都ヘルシンキをはじめ、バルト海に面したトゥルク、ナーンタリなどの美しい古都が残っている都市も点在しています。また、サンタクロース、オーロラ、ノキア、サウナ、マリメッコ、ムーミンなど、小国ながら、日本人にも馴染みのあるものが多い北欧諸国の1つです。
フィンランドの天候は、ノルウェー沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで四季も比較的はっきりと分かれており、緯度のわりには穏やかな気候と言えます。北極圏以北のラップランド地方では、夏には太陽の沈まない白夜になり、冬には太陽がまったく昇らない極夜になるため、準備無しで行くと体調を崩してしまうかもしれません。
母国語はフィンランド語ですが、首都のヘルシンキなど大きな都市では英語でほとんど通じます。まずは挨拶や感謝のフレーズなど、最低限のフィンランド語を覚えて、英語と織り交ぜながら使っていくのがいいでしょう。
日本でもブームになっているサウナは、実はフィンランドが発祥の地。「sauna」という言葉も実は「蒸し風呂」を意味するフィンランド語なんです。フィンランドの人々にとってサウナはリラクゼーションであると同時に、大切な団らんの場として、身体と心を整えるために欠かせない存在として愛されています。
フィンランドを語るうえで外せないのが、世界幸福度ランキングです。国連が発表している世界幸福度ランキングは、国民一人当たりのGDP、社会支援、健康寿命、人生選択の自由、他者への寛容さ、汚職や腐敗の認知、世界最低の国の平均値の、7つの指標を基に作られるランキングなのですが、フィンランドは2018年より5年連続で首位を獲得しています。
フィンランドがそのような偉業を成し遂げることができるのは、フィンランドに根付く考え方・気質に理由があります。フィンランド人の精神性を表わす言葉に、「SISU(シス)」というものがあります。「SISU」とは、「毅然とした決意、強さ、勇敢さ、意志力、忍耐力、不屈の精神」といった意味を含む言葉。信じられないようなことを数多く成し遂げてきたフィンランド人の不屈の精神を表すこの「SISU」という考え方も、近年世界から注目されています。