こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
フランスに留学したいなぁ〜と考えている方、すぐにパリを想像しませんか?
パリは渡航先として1番人気のある都市ですが、実はフランスで勉強をする、学生が住みやすい都市があることもご存知ですか?
今回はフランスのトゥールについてご紹介します!
■中世の建物が多く残る学生都市
フランスの庭園
11世紀の頃、フランスの首都はパリではなくトゥールでした。多くの王侯貴族がトゥールに住んでいたことにより、今も多くの中世の建物が残っています。歴代の王が多く建物を建てたことから、「フランスの庭園」と呼ばれるようになりました。
今では貴族が建てた古城が多く残っていることから、古城巡りができる都市としても有名です。
学生都市
フランスでも有名な大学が数多くあります。中には100年以上続いている大学もあり、日本の大学も交換留学先として提携を結んでいます。週末には多くの学生で溢れている都市です。現地の学生と一緒に過ごしてみるのも悪くないのではないでしょうか。また、食料研究所があり、世界の食文化に貢献した料理人に「フランソワ・ラブレー賞」という名誉博士号の称号を授与していることから食文化もパリに劣らず素晴らしいです。
余談ではありますが、トゥール市は香川県高松市と姉妹都市となっており、今年(平成30年)は姉妹都市交流30周年を迎えます。
■観光名所
プリュムロー広場
トゥール観光の拠点になっている小さな広場です。トゥール駅から約15分くらい歩いた所にあります。
プリュムロー広場の周辺には周りはお洒落なカフェやレストランが軒を連ねていて、地元の人や観光客の憩いの場として人気です。
また、大学も近くにあるので学生も多く、天気の良い日などはたくさんの人で賑わいます。
特に春先から夏にかけての観光シーズンは、トゥールの街も一層にぎやかになり、この広場もたくさんの観光客で溢れかえります。
周辺には歴史ある伝統的な家屋がそのまま残されているので、街を眺めているだけでもフランスの雰囲気を十分味わえるスポットです。
サン=ガティアン大聖堂
13~16世紀にかけて建てられたトゥール市を代表する大聖堂です。
長い年月をかけて建てられたことにより、様々なゴシック様式の変遷を見る事ができます。
中でもステンドグラスが有名で、時代を象徴したステンドグラスを数多くみる事ができます。
また、南側柱廊の礼拝堂には、若くして亡くなったシャルル8世の子供たちの墓があり、典型的ゴシック様式の横臥像や天使をみる事ができます。
このサン=ガティアン大聖堂は無料で入場することができるので、勉強の息抜きに訪れてみてもいいのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。
少しでもトゥールに興味を持っていただけたら幸いです。
それでは!
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