こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
13カ国目になります。今回ご紹介する国はポーランドです。
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中央ヨーロッパに位置する共和制国家であり、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)に加盟している国になります。首都はワルシャワ、通貨はズウォティになります。
実は過去4度にわたり、国土が隣国によって分割され消滅している国になります。そして、経済協力開発機構(OECD)加盟国の治安ランキング(2013)によると、ポーランドの治安は36カ国中2番目に安全な国となっています。ちなみに日本は1番目です、日本は今日も平和です。
個人的にポーランドといえば、近年サッカーが強くなってきた印象を受ける国です。現バイエルン・ミュンヘンに所属しているロベルト・レヴァンドフスキ選手はポーランドの爆撃機と言われるほど、得点能力に優れた選手になります。後半に出場してから9分間で5ゴールを決めた試合は鳥肌モノでした。他には、リヴァプールでゴールキーパーとして活躍したイェジー・デュデク選手です。2005年のチャンピオンズリーグ決勝、前半3-0で負けていたにもかかわらず、後半に追いつき、最後のPK戦でクネクネと体を揺らしながらPKを止め、逆転優勝に貢献したのは今でも覚えています。
それでは、オススメ観光地の紹介に移ろうと思います。
まずはじめにご紹介する場所は、ワルシャワの歴史地区です。
第二次世界大戦後に再建された地区になります。ワルシャワ市内で最も古い地区になり、最も旅行者が訪れる観光地の一つとなっています。エリアの中心地は旧市街マーケットプレイスとなっており、レストラン、カフェ、商店が連なっています。建物は中世の建造物を再現しており、城壁や城楼、そして聖ヨハネ大聖堂などがあります。第二次世界大戦後、廃墟と化していた旧市街でしたが、「意図と目的を持って破壊された街並みは意図と目的を持ってふっこうさせなければならない」という信念と「失われたものの復興は未来への責任である」という理念の下、ポーランド人のみで復興しました。また、1980年には世界遺産として登録されています。
ポーランドの歴史を色々と感じさせてくれる場所だと思います。
続いてご紹介させて頂くのは、クラクフにあるヴァヴェル大聖堂です。
現在の首都はワルシャワになりますが、首都が移る以前はクラクフが首都となっていました。日本でいうなれば、京都になりますね。
1020年に着工されたヴァヴェル大聖堂、歴代の国王の戴冠式が行われた場所となります。地下にはポーランドの歴代の国王や、ポーランド共和国の建国の父として知られるユゼフ・ピウスツキなどの歴史的英雄も眠っている事でも有名です。また、16世紀に設けられたジグムント塔には、ポーランド最大の鐘が吊るされており、実際に登る事もでき、クラクフを一望する事ができます。
大聖堂ではホール、ジグムント塔、地下の王族墓所および、博物館の4か所を1枚のチケットで拝観する事ができます。歴史的英雄に会いに行ってみませんか?
最後にご紹介する場所は、マウォポルスカ県にあるヴィエリチカ岩塩抗です。
国営企業として1250年に始まったヴィエリチカ岩塩抗、廃坑になっていない岩塩抗としては世界最古となり、同時に世界最古の岩塩企業になります。また、世界遺産に最初に登録された12件のうちの1つになります。
現在は、商業として岩塩を採掘していませんが、観光地として有名な場所になっております。岩塩抗内には約3.5kmの坑道に歴史上や、神話上の様々なモチーフを象った彫像が並んでおり、また、屈曲した部屋や、礼拝堂などが岩塩で形成されたおり、まるで地下大聖堂の様な形になっております。そもそも岩塩抗という所に行った事が無い身としては是非訪れたい場所ですね。
いかがだったでしょうか。少しでもポーランドに興味を持って頂ければ幸いです。
次回もよろしくお願い致します。