皆さんこんにちは
ワーキングホリデー協会のヤンです。
社会人になってしばらく経ちました。大学時代を思い出すと懐かしい感じがあふれてきます。
皆さんもそうでしょうか?
ところで、日本とドイツの大学の制度がかなり違うということを知っていましたか?
ドイツと日本の大学の入学から卒業までの制度の違いを紹介します。
入学について
日本の大学は皆さんが知ってのとおり、入学試験を受けて、合格に必要な点数をもらったら入学許可を得ます。
ドイツの大学ではちょっと違いますね。
まずドイツのどの大学でどんな学部で勉強したいかによって状況が変わります。
ドイツの場合は大学に入るために高校卒業の成績が重要でした。
成績によってどの学部でを勉強できるかが決まります。
私は数学を勉強したかったので、別に成績はあまりよくなくても大丈夫でしたが、
医学に関係ある学部の勉強をしたければとっても優秀な成績が必要です。
また、ヨーロッパ以外の国お人に対してはまずドイツ語ができることを証明しなければなりません。そして成績に関係なく、日本の大学を受験するときと同じように入学試験をうけることができるので、ドイツの大学では誰でも勉強できます。
金額について
日本と比べてドイツの学費はとんでもなく安いです。
日本で1年間勉強するために必要な学費は国立大学であっても60万円を超えることが多いでしょう。
ドイツの大学での学費は高くても一学期に300€(34000円くらい)を超えないことが多いです。
ようするに一年間で7万円程度で、日本の10%しかかからないです。
授業について
日本の大学は授業の前に席について、先生の話を聞いてノートをとって、授業が終わったら次の授業へ向かうか、宿題をするか、帰るかをするでしょう。
授業に関しては、ドイツのどの大学も同じかと考えられます。
授業自体は国によることではなくて先生によるかと思います。
いい先生なら面白くて学びやすい授業となるでしょう。
私は実際日本の大学の授業を受けたことはないんですけど、話を聞いたらドイツとほとんど同じパターンでした。
しかし私が通っていた大学だけではなくて、ドイツの他の大学でもあることが、日本ではされていなかった。それは授業が終わった時点にほぼ全生徒が自分の机に「コンコン」とノックします。
何のことかと思うけど、それはただの先生への「ありがとう」と「お疲れ様」を表している気持ちです。私はよく従業やゼミの後にそうやって机にコンコンしていました。懐かしく感じます。
国で違うことは授業のマナーかもしれませんね。
卒業について
日本の大学を卒業する事は難しくないと聞きましたが、
ドイツの大学を卒業したければとても大変です。
テストや授業が難しく、自主的に勉強をしないとついていけなくなります。
私が入っていた数学部の1学期目には250人くらいが授業を受けていたが、5学期目には30人まで減りました。
簡単に言うと、
・日本では入学しにくいが卒業しやすい
・ドイツは入学はしやすいが卒業しにくい
です。
感想
日本とドイツの大学の比較はどう思いましたか?
不思議と思ったこととか、「そうなんだ!」と思いましたか?
ドイツの大学に行ってみたい方には私からもお勧めしたいと思います。
自分の成長のためでもありますが、世界で色々な体験をして自分の世界の画像を作ることがとっても大事かと思います。
では
Bis zum Nächsten Mal
Yan
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