日本ワーキングホリデー協会で勤務しております、なほさんこと松村 奈保子です。
本日は、ニュージーランドに1年と9ヵ月ご留学にいかれ、帰国後訪日外国人向けのアクティビティガイドをされているMARINOさんのニュージーランド留学と現在のお仕事体験談を特集させて頂きますね♪
初めてオフィスお越し頂いたのは、2014年9月。
当時は大学卒業後の自分が進むべき道について大学で動物関係を学んでいたので、そこに関連することで日本で就職したほうがよいのか、それともかねてから興味のあった外国に思い切って留学してしまっていいのか悩まれておりました。
就職イベントに参加してみても何か違う…と、海外留学についても情報を探し、集めている最中にワーホリ協会に出会われました。
留学に行くプランを見た中、お金の問題からすぐには行けない…でも行って帰国後英語を活かしてどんな仕事があるのか・・・
行くと決めてからは箱根の旅館でお仕事をされ、渡航されたのは約3年半後の2017年6月から9ヵ月学生ビザ、2018年4月にワーキングホリデービザに切り替え1年間滞在し、2019年4月中旬に日本へ帰国されました。
その後、私が担当している就活ワークショップにお越しいただけました~!
当時は都心でオフィスワーク?これまで経験ある接客業?!で悩まれていましたが・・・
実際の内容を項目に分けてご紹介させて頂きま~す!
●MARINOさんからのご連絡/ご報告メールより抜粋♪
現在私は岐阜県飛騨市にいます。
ご縁があり、飛騨高山と飛騨古川を拠点にした訪日外国人向けのアクティビティツアーを行っている会社のガイドを担当させていただいています。
ゲストの9割が外国人であり、国の割合としては欧米豪からのゲストがその大半を占めています。
ですので、日本にいながら毎日のように海外の方とNZで培った英語力を十分に発揮してFace to Faceでのコミュニケーションができることを楽しんでいます。
今の私がいるのも、日本ワーキングホリデーの皆様のサポートがあってこそのものです。
新宿オフィスの皆々様には大変お世話になりました。
また、帰国後もキャリアカウンセラーの松村奈保子様にも大変親身になって相談にのっていただきました。
本当にありがとうございました!!
①渡航するまでどんな事をされていましたか。
自分の人生この先何がやりたいのかを悩みぬいて留学を決意。
その後は資金集めと英語の事前学習も兼ねて外国人観光客の多い箱根で旅館のフロントスタッフとして勤務しました。
「この前はこのフレーズが言えなかったから次は言えるようにしよう!」
を、繰り返してゲストが喜んで感謝の言葉をもらううちに、海外から日本を選んで遠路はるばるやって来てくれる人々をおもてなしして、日本を好きになって最高の思い出をつくって帰ってもらうお手伝いができることはとてもやりがいがあるなという思いが自分の中に芽生えました。
②ニュージーランド留学で学んだ事や衝撃だったこと、自分が成長できたと感じる事はありますか。
↑語学学校時代(NZLCのFCEコース。お互いがライバルであり試験を共に挑む一蓮托生の同士でした。)
日本から出る前は、大学卒業後は日本社会の中できちんと就職しなければ周囲や親がどう思うかということが常に頭から離れませんでした。
けれど「自分は自分、自分がやりたいからやる。でも全てが自己責任」が当たり前の海外。
一言で言ってしまうと、″開き直り“ました。
今回の留学経験を経て世界の広さを知ったので、今の″自分“と向き合いながらこの先の自分の在り方を考えることができるようになりました。
③現在の仕事に決めた理由やきっかけ
帰国後はやっぱり仕事の数やお給料のことを考えると都心の方がいいのかなと仕事を探し始めました。
けれどNZ生活の後の日本での人とモノが溢れた都会生活は便利だけど心穏やかにはなれないし、国外に比べたら国内なんてもう近いじゃんという考えから地方へ目線をシフト。
そしてご縁あって日本ではまだあまり知られていないインバウンドでのアクティビティガイドという今の仕事に出会いました。
④これから海外渡航を迷っている方へのメッセージ
あなたの一度きりの人生をどう過ごすのか、それを決めるのはあなたです。
今ある環境を手放してどう転ぶかわからない博打のような道を選ぶことはとても不安です。
まず最初に行くか行かないかで悩まないで下さい。
なんで行きたいのか、行くことがゴールじゃない、行ったその未来で何がしたい・できるのかを悩んで話を聞いて相談していけば自ずと最後に行く、行かないの答えに辿り着けます。
そして出た答えはどんなものでも自分の決意として自分の中に生き続け、今後前に進むための糧となるはずです。
日本に帰ってきてからの仕事を心配しているそこのあなた、訪日外国人の数が増加してきている今が実はチャンスだと思います。
都心はハードルが高いなと感じたら地方にも目を向けてみてください。ガイドも特別な資格がなくてもできるようになりました。
NZ留学について話が聞きたい、日本ではまだ新しいタイプのガイドの仕事(ガイドのみならず英語を使って地方の観光地で働いてみたいでも問題ナシ!)に興味がある、やってみたいという人は気軽に私までコンタクトしてきてください!お話しましょう♪
⑤飛騨高山・飛騨古川の魅力や、ニュージーランド留学経験が今どう生きている、活かせていると感じる事はありますか。
飛騨高山は小京都と呼ばれるほど歴史のある場所です。
昔ながらの古い町並みが今まだ残り、飛騨にしかない伝統工芸なども数多く残っています。
飛騨古川も高山から電車で20分ほどに位置し、数年前には「君の名は」の舞台となった地としても有名になりました。
高山は観光地としての色が少し強くなってはきましたが、古川は少し歩くとすぐに田園風景が広がる昔ながらの日本らしい懐かしい田舎を見ることができます。
そんな場所なので、観光シーズンは気が付けば日本にいるはずなのにすれ違うのは外国人ばかり(あれ?)だったりしますwww
今の生活の中でNZ留学経験が活かせていると感じることは「日常生活の中で英語を使って多国籍な人々とコミュニケーションができることが楽しいと思えること」です!!
仕事柄もありますが、 4つの英語スキルをフルで日常的に使います。また、その英語を使うシチュエーションもビジネスライクな部分とそうでない部分の両方が鍛えられてます!
もっと言ってしまえばお金をもらいながら楽しく自分の英語力を磨いていけるこの環境はとてもオイシイのではないかと思っています♪♪♪