【留学費用の稼ぎ方】留学には留学のお金の稼ぎ方がある~社会人編~【キャリアコラム#58】

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『社会人が留学するのに必要な留学費用ってどのくらい?』

『学生時の留学と比べて何が変わるの?』

『みんな帰国後の就職ってどうしてるの・・・?』

『効率よく留学費用を稼ぐおススメの方法ってある?』

留学をするにあたって最初に行方を阻む大きな壁、『予算』。今回は『留学費用の貯め方・稼ぎ方』社会人編をお届けします!

 

▼学生編はこちらから:

【留学費用の稼ぎ方】 留学には留学のお金の稼ぎ方がある!~学生編~【キャリアコラム#45】

 


<目次>

・社会人が留学するのに必要な留学費用ってどのくらい?

・学生時の留学と比べて予算に違いがでてくるの?

・帰国後の就職ってどうしてる?

・留学費用を効率良く稼ぐ方法って?

-留学費用の準備にはなるべく時間を掛けない

-登録型派遣を活用しよう


 

◆社会人が留学するのに必要な留学費用ってどのくらい?

社会人を辞めて留学したいけど、費用が心配・・・そんな風に漠然と不安を抱えていませんか?

必要な費用はもちろんプランによって異なりますが、社会人留学をしたいなら、ずばり200万円を目標に貯めましょう。

 

この金額は、ワーホリ協会が算出した、2021年1月以降、ワーキングホリデービザあるいは学生ビザを利用して、オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アイルランドへ渡航もしくはお申し込みをされた社会人の方の平均予算となります。

 

2021年1月からのこの1年半の社会人留学者は、当協会平均で24.5週間(6ヶ月程度)語学学校に通われており、これを留学費用の全体予算に換算すると凡そ200万円程度となります。

 

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◆学生時の留学と比べて、留学予算に違いがでてくるの?

「留学費用は120万程度~」というような話も巷ではよく聞きます。

ですが、これはあくまでも『とりあえず、行ける。』という程度の留学費用。それ意味以上のものではなく、実際に120万円の留学プランで出来ることは、そう多くはありません。

 

確かに、大学生の休学制度を利用した留学であれば、卒業後には〝新卒〟を利用して就職活動が出来る為、留学予算をもう少し抑えることが可能です。

これは、新卒採用=可能性(将来性)を重視した採用となるからです。※勿論留学に行った理由や必要性は問われます。

 

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ですが、社会人留学では多くの場合、帰国後の就職は、中途採用=即戦力採用 という、より実力に重きを置いたルールが当てはまり、留学期間に得た成果や、採用時点での能力がそのまま評価につながることとなります。

 

その為、留学中には、それらの裏付けとして、英語力検定(TOEIC/IELTS/ケンブリッジ英検など)の高スコアや、ビジネス関係に役立つ資格取得などに代表される明確な成果の取得が求められます。

 

また、就労経験においても、飲食などのパートタイム経験ではなく、ローカル企業でのフルタイム就労経験などの実務経験値や、そこでの稼ぎについて問われることもあります。

学生時代の留学に比べ、帰国後の就職対策としてより確実な成果提示が求められるということもあり、平均週数24.5週間という就学期間となっているのですね。

 

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◆帰国後の就職ってどうしてるの?

「留学は、就職準備期間でもある。」ということを覚えておきましょう。帰国後どのような分野でどのような得意を活かし、活躍されるのかは人によります。

ですが、一つ言える確実なことは、『英語力を活かした仕事をしたい』のであれば、それを裏付ける十分な英語力が必要という事です。その為に必要な努力を怠らない様、準備段階からしっかりと考えていきましょう。

 

また、留学で身につく能力や素質は英語力だけではありません。

[留学で伸ばせる能力]

・ストレス耐性
・コミュニケーション能力
・問題解決能力
・主体性 / 行動力
・計画性

などのビジネスリテラシーと言われる、仕事をするうえで必要不可欠な能力を磨き、
同時に、苦手を克服するチャンスにもなります。

 

これらを自分なりの留学経験の中でシッカリと伸ばしてくれば、明確な渡航理由になるだけでなく、英語力以外の大きな自己PRのポイントとなりますので、帰国後の就職活動には十分活かしていきましょう。

 

ワーホリ協会では、帰国後のキャリアサポートも行っておりますので、併せてご利用くださいね。

 

◆留学費用を効率良く稼ぐ方法って?

200万円という額を留学費用として準備するには、数年前より計画的な預金プランを立てる必要がありますね。

 

とは言え、200万円というのはあくまでも目安です。

先ずは、自身のやりたい事を整理し、それを叶えるためにはどんな留学計画を立てる必要があるのかしっかりと調べ、不明点があれば留学のプロに相談しましょう。そこで初めて、自身が自身の夢を叶えるために必要な、本当の留学費用(予算)を知ることが出来ます。

 

本当の必要予算が分からないまま、がむしゃらにお金を稼いでも、結果的に予算が足りず、やりたいことが出来ないというのでは本末転倒になってしまいますよね。

 

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また、必要な留学費用が早めに分かれば、目標額を稼ぐまでに何ヶ月かかるのか、月に何万円ずつ貯めて行けるのか、より精度の高い預金計画を立てることが出来ます。

 

当然、始めるのが早ければ早いほど確実です。渡航まで時間があれば、月額の預金額はその分低く設定が出来ますし、時間がなければ、それだけ無理をしなくてはいけません。

自分だけの目標の為の、預金計画を立てること。先ずはここがスタート地点です。預金計画を立てたら、いよいよ実際に必要な留学費用の用意進めます。

 

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◆留学費用の稼ぎ方 ~稼ぎ方のコツ!これだけは抑えておこう!~

ではここからは、実際にお金を稼ぐコツを何点か紹介していきます。

 

①必ず定期預金を開設

先ず前提として「余ったお金を貯金に回す」というお金の貯め方は絶対にNGです。

必ず、定期預金口座を開設し、給料日当日に、指定額を定期預金に自動で送金するように設定を行い、残ったお金で生活する。というクセ付けをしてください。この時、ATMで定期預金のお金を引き落としできないよう制限を掛けることをオススメします。

 

ひと月当たりの目標預金額は、留学費用の総額と、渡航までの日数によりますが、可能な限り最速で貯めることを意識してください。勿論、現時点での預金額にもよりますが、目安は最長で1年以内程度。留学費用の準備期間は短いに越したことはありません。

特に社会人の場合、帰国後の就職のことを考える必要があるという事は、お話しした通りです。

 

再就職時の年齢は、若ければ若いほど選択肢は豊富となります。帰国後の再就職のことを考えるのであれば、不用意に長時間かけて予算を貯めるというのは、百害あって一利なしと考えましょう。

自身の稼ぎに合わせ、1月あたり最低5万円~15万円を定額で貯め、尚且つ生活していける稼ぎ方を模索してください。

 

期間内で目標額まで稼ぐのが難しい場合には、家族に相談して、一時的に資金提供を受ける。
とう選択肢もご検討くださいね。お金は返せばいいですが、失った時間(チャンス)は戻っては来ないのです。

 

大谷翔平 マンダラチャート

 

②実家を有効活用しよう

社会人になってまで実家暮らしというのは気が引けるかもしれませんが、こちらも背に腹は変えられません。出来る限り短期で目標とする留学費用を稼ぐには出費を減らすことも非常に重要です。特に『家賃』と『食費』が一番簡単に減らすことが出来る出費です。

金銭的なサポートの有無に関わらず、親御さんの協力を得て、目標額が貯まるように可能な環境支援をお願いしてみましょう。

 

③住み込みのお仕事 (リゾートバイト) を活用する

これは渡航後も言えることなのですが、短期間でまとまったお金を稼ぐなら住み込みの仕事を活用する。というのは、非常に有効な手段です。

上記でもお伝えしている家賃・食費という2大出費を抑えつつ、決まった期間フルタイムで安定して働けるというのは、留学費用準備と非常に相性が良く、お勧めです!

 

働く地域や、シーズンによっては、外国人が多く来店するリゾート地で働くことも可能な為、外国人と接する機会を増やしたり、語学力の向上に繋げられることも大きな魅力です!

 

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リゾートバイトは、比較的高給のお仕事を短期~長期で、ご自身の都合に合わせて提供をしてくれます。

要するに、システムは登録型派遣になるわけです。

シーズンや場所にもよりますが、1100~1500円と平均時給が高いだけでなく、留学渡航時期に合わせて退社日程の調整がしやすい(辞めやすい)という特徴もあり、留学費用を稼ぐには非常に相性が良いです。

更に登録型派遣での経験であれば、アルバイト経験と違い履歴書にも記載できる、という特徴(メリット)もあります。

 

弊協会ではそんなお悩みをお持ちの皆さまを支援すべく、『リゾートバイトの紹介』サポートを行っております。留学に最速で行く!と決めたら、是非ご活用くださいね。

 

 

高給派遣のご紹介

 

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≪職務内容≫

◇全国のレジャー施設・ホテル

◇雇用形態:派遣社員

◇時給:1000-1500円程度

◇勤務条件:住み込み勤務 ※交通費の支給もあり

◇勤務日数:週4以上の安定シフト

≪オススメポイント♪≫

■ワーホリ協会のサポートで安心!留学・ワーホリ利用者が多数利用♪

■未経験OK

■応募後最短7日で就労開始可能♪

■高時給

■渡航プランに合わせて期間を決めて働ける!

■Online英会話無料キャンペーン実施中♪

《応募条件》

★2ヵ月以上継続確約

★週4以上のフルタイム勤務が可能な方

★勤務地:各リゾート地  ※住み込み・一時転居が可能な方

★2ヵ月以内に勤務開始が可能な方

※以上、全ての応募条件を満たせる方が対象となります。

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応募画面へ進む

 

◆まとめ

今回は、留学費用の稼ぎ方~社会人編~についてお話しました。まとめとしては、

・2021年度以降の社会人の平均的な留学費用は200万円程度
・留学は、就職準備期間でもある
・家族の協力を積極的に得る
・帰国後の就職のことを考えるなら、留学費用の準備には時間をかけ過ぎない
・留学費用を効率的に稼ぐには、リゾートバイト【= 登録型派遣】が効果的

・協会サービス:【ワーホリ/留学の為の、高給リゾート派遣のお仕事紹介】サポートを利用しよう! 

 

いかがでしたか?

将来の土台となる留学経験をするためには、留学費用を含め、準備をどれだけ計画的に行えたかが大切です。

無理せず計画的に預金計画を早くからスタート出来れば、明るい将来に繋がるはず。

 


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【急募】シドニーのリラクゼーションスパで就業可能な方を探しています

こんにちは!日本ワーキングホリデー協会です。

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求人の詳細については、こちらのリンク
👉 シドニーのリラクゼーションスパ求人詳細
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求人のポイント:

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  • 職種: スパセラピスト
  • 応募条件: ワーキングホリデービザ保持者
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サロンでの業務内容:

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オーストラリアでの就業は、英語力の向上や新しいスキルを身に着ける絶好のチャンス!
現地の文化に触れながら、スパセラピストとしてのキャリアをスタートさせませんか?

応募方法:

詳細やご質問については、上記リンクの求人情報をチェックしてください。応募はお早めに!

皆さまのご応募をお待ちしております!

【注意喚起】日本人渡航者による「タバコ密輸」国外退去処分/ビザ取消

日本人渡航者によるオーストラリアへの「タバコ密輸」が相次ぎ、入国拒否やビザ取消、高額罰金などの処分が行われています。

 

ワーホリ・留学での渡航時「運び屋」としてトラブルに巻き込まれないよう十分に注意するとともに、各国政府・税関が定める規定に則って荷物の準備を行うようにしましょう。

 


 

(参照)オーストラリア国境警備隊

https://www.abf.gov.au/newsroom-subsite/Pages/ABF-officers-prove-a-real-drag-to-ciggie-smugglers;-visas-gone-in-a-puff-of-smoke.aspx

 

(一部抜粋)

Australian Border Force (ABF) officers have cancelled the tourist visas of two male Japanese nationals for attempting to bring into Australia a combined total of more than 70,600 undeclared cigarettes.

ABF officers stopped the men for a baggage examination after they arrived at Melbourne International Airport on the same flight from Tokyo, Japan, last Saturday (24 August 2024). 

An x-ray of their bags indicated anomalies consistent with cigarette concealment.

A subsequent search of their luggage found 34,400 cigarettes in the first traveller’s suitcases, and 35,900 cigarettes in the second traveller’s bags. The estimated duty evaded was $89,854.

ABF officers seized the cigarettes and cancelled the men’s visas under Section 116 of the Migration Act 1958.

Both men have since been removed from the country at their own expense.

The seizure comes after ABF officers at Sydney International Airport refused nine Japanese nationals entry into Australia after discovering 330,000 cigarettes in their baggage in July 2024 (No ifs or butts for passengers stopped at Sydney Airport).

Less than a month later, ABF officers at Perth International Airport also fined and refused another Japanese national entry into the country after they found more than 34,000 cigarettes in his luggage. The man admitted he expected to be paid to smuggle the undeclared cigarettes into Australia. (Ciggie smuggling scheme stymied by ABF officers)

(AI訳)

オーストラリア国境警備隊(ABF)職員は、オーストラリアに合計70,600本以上の未申告のたばこを持ち込もうとしたとして、日本人男性2名の観光ビザを取り消した

ABF職員は、先週土曜日(2024年8月24日)に日本・東京から同じ便でメルボルン国際空港に到着した後、荷物検査のために2人を止めた。

彼らの荷物のX線検査の結果、たばこが隠されていると考えられる異常が示された。

その後の荷物検査で、最初の旅行者のスーツケースから34,400本のたばこが、2人目の旅行者の荷物から35,900本のたばこが見つかった。回避されたと推定される関税は89,854ドルだった。

ABF職員はたばこを押収し、1958年移民法の第116条に基づき、2人の男性のビザを取り消した。

この押収は、2024年7月にシドニー国際空港で、9人の日本人旅行者が彼らの荷物から330,000本のたばこが発見された後、入国を拒否された事件に続くものである(シドニー空港で停止された乗客に「タバコなしの例外なし」)。

その後1か月もしないうちに、パース国際空港でABF職員が別の日本人旅行者を罰金を科し、入国を拒否した。彼の荷物から34,000本以上のたばこが見つかったためだ。この男性は、未申告のたばこをオーストラリアに密輸することで報酬を得ることを期待していたと認めた(「タバコ密輸計画、ABF職員により阻止される」)。

ABFのケリー=アン・パリッシュ監督は、違法な物品をオーストラリアに持ち込もうとするのはリスクに見合わないと述べている。違法な物品を失うだけでなく、ビザを取り消され、最大3年間の再入国禁止期間に直面する可能性がある。

 


 

 

(関連)

■在日オーストラリア大使館:検疫について

https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/faq_quarantine.html

 

 

ワーホリ中に理想の仕事をつかみ取る「5つの鍵」

「海外で働きたい!」「海外で生きていきたい!」これらはワーホリや留学を志す方からとても多く聞くお声です。しかし、やはり海外で仕事を探すうえでは、厳しい現実に直面することも少なくありません。今回は「自分の理想の仕事」を「海外で」つかみ取るために必要な5つのポイントをお伝えしていきます。一生に一度のワーホリのチャンス、有意義に使いましょう!

 

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<目次>

1:十分な語学力

2:経験とスキル

3:履歴書・カバーレター・面接練習

4:「買い手市場」であることを理解する

5:プライドを捨てる


 

1:十分な語学力(中上級以上のレベル)

仕事をするということは、自分が出来ることに対して対価を得るということになりますので、現地で働く上で求められる英語力も決して低くはありません。たとえば、カフェでの接客シーンを考えてみましょう。

**

あなたが働く先のカフェは、地域でも評判の人気店。メインストリートに面し、多くの常連さんが訪れます。

店内はスタッフやお客さんの話し声など雑音だらけで、人がどんどん出入りするせわしない環境。

そんな中あなたが対応するのは、急いでいる素振りでいらだちながら注文してくる女性。謎の省略語でオーダーしてくる常連の男性。おそらく田舎出身で英語に癖のあるおじいちゃん。英語があまり得意ではない外国人

**

・・・「海外で働く」って、こういうことです

外国人であるあなたに”きれいな英語”を話してくれる人ばかりではありません。お客さんの英語がわからず困っていると「話通じないから別のスタッフに代わって?」と言われることもざらではありません。そもそもお客さんからすればあなたは”お店のスタッフ”であり、”英語が不自由な外国人”であることを前提としていないかもしれません。

お客さんを相手にサービスを提供するわけですから、言語で手間取っていると、仕事に支障が出てしまうことは明らかです。ですから、「英語が出来なくてもつける仕事」でない限り、仕事を探す時点で中上級(英検準1級)以上の英語力を有していることが当然求められてくるわけです。語学学校にしっかりと通って、対策をしていきましょう。

 

2:経験とスキルは必須

 

英語が話せるというのは大前提ですが、英語が話せるだけでは仕事は得られません

なぜなら、海外ではどんな職場でも「実力主義」。日本では、新卒採用制度(ポテンシャル採用)があったり、アルバイトでも「未経験OK!」の求人が数多く存在していますが、ワーホリで仕事を探す際に同じスタンスで行くとかなり痛い目を見ます。

 

現地の雇い主は、出来る限り育成のコストを抑えるために、即戦力となれる人材を探しています。ですので、ワーホリ中に就きたい仕事がある方は、日本にいるうちに少しでも同様の経験を積んでおくと良いでしょう。

 

3:履歴書・カバーレターはきっちり作りこむ

 

海外での職探しで避けては通れない「履歴書・カバーレター」作成。これらは、雇い主にあなたという人物の魅力を伝える大きなカギになります。

ワーホリあるあるとしてよく言われるのが「日本人の履歴書は控えめ(謙虚)すぎて、その人を雇うメリットがわからない」ということ。履歴書作りが甘く、何十件応募しても面接にたどり着けないワーホリ生がとても多いです。これを避けるためには、あなたのできることはとにかくすべて文字に起こし、「自分を雇うとこんなメリットがありますよ!!!!!!」というアピールをすることです。日本では押しが強いという印象をもたれてしまうかもしれませんが、海外ではこれくらいやらないと仕事が得られません。

 

また、日本では仕事を探す際、市販の履歴書を購入したり、採用先が用意しているフォーマットで履歴書を作成したりしますが、海外では0から自分で作成する必要があります。相手の読みやすさが第一ですので、手書きの履歴書などもってのほか。必ずパソコンやタブレットを使い、WordやExcelなどで作成します。作成した後は、語学学校の先生など複数のネイティブに目を通してもらうのも重要です。

 

そして何度もネイティブに添削してもらった履歴書、何十枚送ってやっと面接にありつけた!!!!!となっても、面接でコケてしまうと台無し・・・英語力はついていても、「自分をアピールする力不足」で魅力が伝わらないのは非常にもったいないですよね。

ジョブサポートの一環として面接練習を行っている語学学校も多くあります。採用側がどんな人材を求めているのかをよく考え、これに応える面接対策を行うことが重要です。

 

※カバーレターってなに?海外の履歴書どう作るの?という方はこちらもチェック✔

関連記事:知ってる?履歴書(レジュメ)の書き方

 

4:「買い手市場」であることを理解する

 

 

オーストラリアやカナダなどの人気国では、「ワーホリや留学での渡航者が急増しているから、仕事が見つけづらい」という声もよく聞かれるようになりました。しかしながら、実際に現地では「求人が昔より少ない」のではなく「”高い最低賃金を払うに値する人材”として見てもらえない渡航者が、昔より増えている」というのが実態かもしれません。

 

英語力不足、実力不足、経験不足の人を雇いたいという雇用主はいません。英語力に不安があっても雇ってもらいやすいイメージのある日本食レストランでも、求人を出せば一気に200人の募集が来るような時代ですから、その中でスキルがある人が優先されることは容易に想像できます。

 

日本のように未経験OKの求人は少なく、圧倒的「買い手市場」であることを理解して仕事探しの準備をしていくことが重要です。

 

5:プライドを捨てて応募しまくる

 

海外での就職活動では、みなさんは初めから「ハンデ」を背負って取り組んでいくこととなります。そのハンデとは何かというと、単刀直入にビザの壁(滞在期間の制限)です。

例えば、今あなたが日本で働いている会社で、この2人が面接に来た時、どちらを採用しようと思いますか?

  • Aさん:日本人。当然日本語で電話もメールも会議も可。英語は少しできる
  • Bさん:日本語は中級~中上級程度の外国人。ワーホリで来ているため1年限定の採用

この2名が有する「仕事のスキル」は同等と仮定します。

 

この場合、”外国人”を積極的に雇いたいと考えている企業でない限り、ほとんどがAさんを採用するでしょう。

なぜなら、

  1. 言語から教える必要がないから
  2. 「ワーホリで1年限定の雇用」という制限が無いから

です。

 

ワーホリで仕事を探す際には、あなた自身が【Bさん】の立場となって仕事を探すということ。あなたのライバルになるのは、他の日本人ではなく、他の外国人ワーホリ生でもなく、現地人(ネイティブ)である可能性が高いわけです。

ですから、もちろん職種や業種へのこだわりはあるにしても、掴みうるチャンスはがむしゃらに求めていくのが良いでしょう。「数を打てば当たる」とは限りませんが、その分可能性は広がっていくはずです。

 

「理想の海外生活」をつくるのは「あなた」

ワーホリでの1年間は自由度が高く、あなた次第で如何様にもなり得ます。海外で理想の仕事をつかみとり、海外永住や海外就職・キャリアアップにつなげられるように、しっかりと準備をしておきましょう。

 

<おすすめ記事>

ワーホリ前に知りたかった…仕事のリアルTOP3!

「ワーホリを無駄にする人」のあるある勘違い3選

 


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【速報】アイルランド:2024年第2回ワーホリビザ申請受付日程発表

アイルランドワーキングホリデー2024年第2回の申請受付期間が開示されました。

アイルランド

【2024年第2回申請受付期間】

2024 年 7 月 16 日(火)~ 8 月 2 日(金)

※2024 年 10 月 1 日以降 2025 年 3 月 20 日以前の渡航予定の方が対象です。

【アイルランドワーキングホリデー申請資格】

1. 現在日本に居住していること(申請時を含む)

2. 一定期間(最長 1 年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること

3. 申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。

4. 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと。配偶者に申請資格がある場合は、それぞれ申請することが可能です。

5. 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること。

6. アイルランド滞在中、生活に必要な資金として 50 万円以上の預金があること。

7. 以前「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと。

8. 健康かつ、犯罪歴が無いこと。

9. 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること。

【申請の流れ】

①申請受付期間中に申請書をEmailで提出

②申請許可(当選)メールを受領

③申請必要書類を郵送

④申請費用の支払い

⑤審査ののち許可証の受領

【申請費用】

このプログラムの申請費用は16,200 円です。お支払いの手続きについては、申請許可の下りた方 のみご案内が届きます。(申請費用は予告無しに変更される場合があります。)


【参考】Embassy of Ireland, Japan 「Working Holiday Programmeに関して」

https://www.ireland.ie/en/japan/tokyo/services/visas/working-holiday-programme/

【参考】Embassy of Ireland, Japan 「アイルランド-日本 ワーキングホリデー・プログラム 申請のご案内

https://assets.ireland.ie/documents/240614_How_to_make_an_application_in_Japanese.pdf


新型コロナウイルスに関する情報は、下記ページでも詳しくお伝えしています。併せてご確認ください。

外務省:海外安全ホームページ

「たびレジ」を使って海外の安全情報をリアルタイムに把握しよう!

日本ワーキング・ホリデー協会:新型コロナウイルス感染症の関連情報まとめ

 

公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?【キャリアコラム#50】

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「なりたい職業ランキング」で毎年上位に入る公務員。多くの人の憧れの職業である公務員が退職しワーホリに行く場合、一度は周りから言われるのが「公務員を辞めるなんてもったいないよ!」という言葉。

 

実は当協会にも「公務員を退職してワーホリに行きたいが退職の決意ができずに悩んでいる・・・」というご相談を多くいただいています。

 

こちらの記事では、「公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?」をテーマにお届けします。実際に公務員を退職してワーホリ/留学に行った方達の体験談も掲載していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

【WHC】セミナー誘導バナー (1)

 


<目次>

・公務員を退職してワーホリに行くのは、本当にもったいないのか!?

・公務員(市役所)を退職してカナダに行ったKさんのお話

・公務員(消防士)を退職してオーストラリアに行ったFさんのお話

・自分の人生を決めるのは”自分”


 

■公務員を退職してワーホリに行くのは、本当にもったいないのか

「なりたい職業ランキング」で毎年上位に入る公務員。

人気の理由は、下記のようなものがあげられます。

・雇用や給与面での安定性
・休日や福利厚生が充実している
・社会貢献度が高く、やりがいがある

 

そんな憧れの職業である”公務員”が、「退職をしてワーホリに行きたい!」と思った時に、一度は周りから言われるのが「公務員を辞めるなんてもったいないよ!」という言葉です。

 

・せっかく安定の職に就いたのに公務員を辞めて海外に行くなんてもったいない
・せっかく難しい試験に合格して公務員になったのに辞めるなんてもったいない
・このまま公務員を続けていれば出世コースが待っているのに自ら退職するなんてもったいない

 

でも本当に、公務員を退職してワーホリに行くことは、もったいないことなのでしょうか。

 

当協会から公務員を退職しカナダとオーストラリアに渡航した2名のお客様にインタビューしました。

公務員を退職しワーホリ/留学に行こうか悩んでいる方の参考になれば・・・!と、たくさんお話をしてくださいましたのでぜひ参考にしてみてください!

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■市役所職員を退職してカナダ留学中のKさん

≪渡航前の職業≫

地方公務員(市役所)

 

≪渡航のきっかけ≫

将来、日本で海外からの観光客をターゲットにした会社を起業したいと思うようになったからです。

市役所では観光関連の部署が長く、海外からの観光客や観光関連の企業と接する機会が多くありました。これまでの日本の観光は行政が中心に進めてきましたが、本来であれば民間企業が中心になって進めるべき分野であると感じていました。「なら、自分で会社立ち上げてやるか!」というのが、最初のきっかけでした。

 

一方で、私には仕事を通じて得た観光分野の知識はあるものの、実務経験(たとえば旅行会社で働く、など)や語学力、異文化への理解が不足していると感じていました。

それらは日本にいても学ぶことはできますが、旅行や観光と同じように、現地に行ってみて初めて分かることもこともあるだろうということで海外渡航を決めました。なかでもカナダは、移民が多く文化も多様で英語も聞き取りやすいと言われているため、私の求めている条件に合っていると感じました。

世界 建国記念日

 

≪公務員を退職して留学に行くことについて迷いや不安はなかったか≫

私は『公務員、30代、夫婦』という環境だったため、多少の迷いや不安はありました。また、「せっかく試験を受けて公務員になったのに」や「安定を捨ててまですることなのか?」といった声もありました。

 

ただ私の場合は自分のやりたいことが明確だったため、公務員を退職することへの抵抗はありませんでした。(むしろ、これからずっと公務員として働くことへの迷いや不安の方が大きかったです。)

 

私は人生には『する』か『しない』しかないと思っています。もし、やりたいことがあるのであれば公務員になることを決断した時と同じように、『する』べきです。

ただし、「公務員の仕事が嫌だ」「少し休みたい」といった後ろ向きな理由であれば、公務員(民間企業も同様かと思いますが)を退職してまで留学する必要はないと思います。

そのような姿勢では仮に留学したとしても得られるものは少ないと思うからです。

 

私の周りにも何人か公務員を辞めてカナダに渡航している友人がいます。彼らは全員明確な目標を持ったうえで公務員を退職しチャレンジをしています。

公務員を含めた社会人が退職して留学する場合は、キャリアチェンジなど留学が終わったあとのことを意識することが大切になってくると思います。

大谷翔平 マンダラチャート

 

≪カナダ留学中の過ごし方≫

語学学校6ヶ月、Co-opプログラム12ヶ月(専門学校座学6ヶ月、インターン6ヶ月)の留学をしています。学校は午後3時頃には終わるため平日や週末には結構自由な時間が多いです。語学学校に通っていた時には、友人たちと出かけることが多かったです。

Co-opプログラムが始まると、多くの生徒が仕事を始めるため出かける機会は減ります。しかし、カナダでの仕事など実際の生活に役立つ情報を聞くことができるため、かなり勉強になります。

 

Co-op期間中はアルバイトもできるため、旅行関係や飲食関係での就労を予定しています。合計18ヶ月の滞在予定ですが、語学の習得などにはもう少し長い期間が必要と感じているため、可能であればCo-opプログラム就労後も就労ビザを取るなどしてカナダに滞在したいと考えています。

 

また、カナダへ渡航後も日本にいるワーホリ協会のスタッフさんがオンラインミーティングなどで相談に乗ってくれるため、安心してカナダライフを送ることができています。特にビザを延長したり変更したりする時には心強かったです。

≫Co-opプログラム詳細はこちら

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■消防士を退職してオーストラリア・ワーホリへ行ったFさん

≪渡航前の職業≫

地方公務員(消防士)
高等学校卒業後3年間勤務していました。

 

≪渡航のきっかけ≫

渡航の決め手となったきっかけは消防職員時代に、初めて経験した海外旅行です。
学生時代は部活動一筋で、アルバイトなどの社会経験なく就職したのが消防士でした。
ずっと憧れていた職業でとても崇高な職業ではありましたが、その専門性ゆえとても狭いコミュニティの中での生活に違和感を感じていました。

 

そんな中、初めての海外旅行を経験。そこでのあまりの文化の違いに衝撃を受けました。そこにあった当たり前の生活が日本とはまるでかけ離れていたからです。

私は海外旅行帰国後から、このまま私の短い物差しでこの世界を生きていくのではなく、人種を超えた様々な人々と交流し、様々な経験をしたいと思っていました。そしてオーストラリアへワーホリに行くことを決めました。

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≪公務員を退職して留学に行くことについて迷いや不安はなかったか≫

全くありませんでした。むしろワクワクしかなかったです(笑) 若さゆえだったかもしれませんが、、、

 

≪オーストラリア・ワーホリ中の過ごし方≫

・語学学校:4ヶ月
・ファームジョブ:約4ヶ月。主にブルーベリー/ブラックベリーの収穫。クイーンズランド州からタスマニアまでシーズンにかけて南下
・フィッシュアンドチップス屋:約1ヶ月。ゴールドコースト/ブロードビーチにて。

 

≪帰国後の仕事≫

①ブルーボトルコーヒージャパンに就職 約2年間勤務
オーストラリアのカフェのスタイルに感銘を受け、渡航中から帰国後にはバリスタの経験を積もうと思っていました。

現在は映像会社のディレクターをしております。
たまたま知り合った靴職人の社長と映像事業をやろうと意気投合し、約1年が経ちました。

オーストラリアのワーホリに行ったからこそ新しい業界でのキャリアを形成することができました!

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■まとめ

いかがでしょうか。Kさん、Fさんのインタビューから皆さんはどんなことを感じましたか?

 

公務員のお仕事を続けていくことは確かに素晴らしいことです。でもKさんやFさんのように、変化を恐れず、「自分が本当にやりたいこと」に挑戦し、自らの行動力で視野や選択肢を広げるため公務員を退職しワーホリや留学に行くことは、”もったいないこと”でしょうか。

 

その答えは、もう皆さんの心の中に出ていると思います。

 

いつだって自分の人生を決めるのは”自分”です。ぜひ、周りが言うことに影響されず”自分”はどう思うのか、”自分”はどうしたいのか、”自分軸”で考えてみてくださいね。

ワーホリや留学が皆さまの人生において必ず”良い選択”となると私たちは考えています。

ぜひその1歩を踏み出しましょう!

 


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“ワーホリ・留学後、みなさんはどんなお仕事されてますか?” 私たち留学カウンセラーが、よくお客様からいただく質問です。

多様多種、十人十色なワーホリ・留学がある分、帰国後の就職もさまざま。このコラムでは、出発前のみなさんが気になる“ワーホリ・留学経験者のその後”をご紹介していきます^^

 

今回は、退職してニュージーランドでの留学+ワーホリ、そしてオーストラリアで2か国目のワーホリを経験したミイちゃんさんの“ワーホリ・留学のその後”!

 


<目次>

・渡航のきっかけ~渡航前のお仕事

・やっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと

・ワーホリ中の意識の変化~帰国後のお仕事


■ワーホリ・留学を決意した理由やきっかけは何ですか?

中学2年生の時に映画を見ていて、海外の俳優さんの言葉を字幕なしで分かりたいと思ったことがきっかけです。

■渡航前のお仕事は? 

高校教員(英語)

 

世界 建国記念日

 

■現地でやっておいてよかったことはありますか?

なんでも経験すること

もともと人が好きだったのもありますが、バスでの人間観察や、お店の店員さんとちょっとした会話をすることで、何に対しても動じなくなりました

 

■反対に、渡航前にやっておけばよかったと思うことはありますか?

もう少しお金を貯めておけばよかったと思います。お金があればもう少し観光できたなあ…

 

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■ワーホリを経て、ご自身の仕事に対する考えに変化はありましたか?

他人の目を気にして、失敗を恐れていましたが、今では気にならなくなりました。

 

ワーホリ中にお土産屋さんで働いていたのですが、当時はクルーズ船で世界各国のお客さんがお店に来ていました。そこでいろんな国の方と接するうちに、自分は細かいことを気にしすぎていたと思いました。

 

■現在(帰国後)のお仕事は?

貿易事務

 

■これから渡航する方へのメッセージ

人生は一度きりです。海外に出てしまえば自分を知ってる人は誰もいません。変われるチャンスだと思います。

わたしは向こうで彼氏と知り合い、今年結婚しました(笑)!後悔のないようにしてくださいね。

 

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いかがでしたか?

ワーホリは、若い世代であれば誰にでも平等に与えられている、海外生活のチャンス!夢のあるワーホリ制度を上手く利用することができれば、これまでの日本でのお仕事内容に関わらず、海外で夢を叶えられる可能性があります。

 

今後も“ワーホリ・留学経験者のその後”を紹介していければと思いますので、キャリア形成の参考にしてくださいね♩

 


<前回のキャリアコラム>

【留学費用の稼ぎ方】 留学には留学のお金の稼ぎ方がある!~学生編~【キャリアコラム#45】

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ワーホリ後は就職できない?就活で不利になる人の特徴と対策【キャリアコラム#52】

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「ワーホリ後、就職できないってほんと?」

「ワーホリが気になるけど、就職が不安で踏み出せない」

こんなお悩みを持つ方は少なくなく、ワーホリ協会でも日々たくさんのご相談をいただきます。

 

せっかく仕事を辞めてワーホリに行くのに、ワーホリ後に就職できないとなったら、とても不安になりますよね。

 

ですが、ワーホリ後に就職できない人・苦労する人には、実は共通点があります。

今回は、ワーホリ後にその海外経験を活かして就職を成功させるために知っておくと良いポイントを見ていきましょう。


 

\ワーホリ後にも役立つ情報を発信中/ (3)


<目次>

・”ワーホリ行った”は就職で有利にならない

・ワーホリ後の就職で不利になる人の特徴

・ワーホリ後の就職でワーホリを活かすポイント


 

”ワーホリ行った”は就職で有利にならない

冒頭から厳しいことを言うようですが、ただ「ワーホリに行きました」というのは、残念ながら就職では有利になりません。なぜならワーホリは年齢制限さえクリアできれば、誰でも手にすることができる権利だからです。

 

’留学’であれば、その国で勉強する(学校へ通う)ことが確約された渡航方法ですので、「留学へ行った=海外で勉強して、何かしらの知識や知見を得た」と言えるでしょう(もちろん人によりますが)。

 

しかしワーホリは、とても自由度の高い、夢のある制度。

就学・就労・旅行など海外でいろんなことにチャレンジできる滞在方法である反面、何もしなくても良い、というのがワーホリです。

 

つまり「ワーホリに行きました」という一文だけでは、その人がどこで何をしてきたのかが全く伝わらないのです。

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今の環境を手放して海外へ行くというのは、とても勇気の要ることだと思います。その勇気ある一歩を踏み出して海外に行くからには、「ワーホリ後に就職できない」という事態は避けたいですよね。

 

ここからは、「ワーホリ後、就職できない…」という事態に陥ってしまう人の特徴、そしてワーホリをきちんと就職の武器にできる人のポイントを見ていきましょう。

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ワーホリ後の就職で不利になる人の特徴

ワーホリ後に就職できない、または苦労する人の特徴には、例えばこんなものが考えられます。

①海外経験をアピールしているのに、英語に自信が無い(語学力の不足)

②ワーホリ中なんとなく生活し、自信をもってアピールできることが無い(目的意識の不足)

③ワーホリに行ったという”事実”をアピールしている(自己アピールの間違い)

 

まず海外経験者を雇いたいと考える採用担当は、「海外行ってたし、英語はできるんだろう」とどこか期待をしています。もちろん海外で得られるものは英語力だけではありませんが、英語力は自然と期待をされてしまうものです。

それに対して『海外にいたけど、特に英語はできるようにならなかった』となれば、厳しいですが「この人は海外で何をしていたのだろうか?文字通りホリデーを楽しんでいただけなのか?」と判断されてしまう可能性が否めません。

 

また海外生活から得た強み・ワーホリ経験者ならではの武器が無い人も、ワーホリ後の就活では苦戦しがちです。

ワーホリは自由度が高い滞在方法のため、なんとなく毎日楽しく生活しているだけでも終えられてしまいます。そんな環境の中で目標もなく、なんとなく海外生活を送っていると、ワーホリ後の就活のタイミングになってはじめて「あれ、自分海外で、特になんのスキルも得られてない…?」と気づくことになってしまうのです。

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また前項でも述べたように「ワーホリに行きました!」という事実ばかりをアピールする人も、ワーホリ後の就職で苦労します。なぜなら、採用担当はワーホリに行ったかどうかではなく、ワーホリで/海外で何を経験して、何を得て、今後何を活かせるのかを知りたいからです。

あなたにとっては、ワーホリに行こうと決断したことが、それだけで価値のある一世一代の決心だったかもしれませんが、採用担当者はその部分は重視していません。会社に就職して、その後どんな活躍をしてくれるのか、それが知りたいのです。

 

このほか、安易に”また海外いきたいな~”と言ってしまう人や、海外と比べ日本の劣っていると思う部分ばかりを指摘する人(過剰な海外上げ、日本下げ)は「すぐまた辞めて、海外行ってしまうのでは?」と思わせてしまうので、印象は良くありません。

カナダ 簿記検定3級

 

ワーホリ後の就職でワーホリを活かすポイント

ワーホリ後に就職できない、という最悪の事態を招かないために、出来ることはたくさんあります。例えば、

①英語力はきちんと身に付ける

②目的意識を持ってワーホリを計画する

③ワーホリ中の経験をしっかり洗い出し、強みを自覚する

④面接でアピールするポイントを間違えない

などです。

 

ワーホリ後に就職できないという事態を招いてしまう人には、共通点があります。これを回避するためにみなさんも、もし自分が採用担当者だったらどんな人を採用したいか?という視点で考えてみると、どんなワーホリ準備をすると良いか・帰国後にどんなアピールをすると良いかが見えてくるでしょう。

 

ワーホリはその自由度の高さゆえ、’何にでもチャレンジできる可能性’を生かすも殺すも、あなた次第です。

人生を変える大きな節目となり得るワーホリ。みなさんも悔いの少なくなるように、今からできることに取り組んでいきましょう。

 

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<前回のキャリアコラム>

【体験談】ワーホリ経験者の”その後”⑨ ~ワーホリの人脈で海外就職~【キャリアコラム#51】

<おすすめ記事>

円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ【キャリアコラム#40】

公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?【キャリアコラム#50】

 


 

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ワーホリだからこそ身につく!『コミュニケーション能力』の特徴とは?

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ワーホリ(ワーキングホリデー)は、海外で一定の期間休暇を楽しみながら異文化交流をしたり、語学を学んだり、働く経験もできる素晴らしい機会です。

 

滞在中には様々な経験や人々とのふれ合いを通して、ワーホリに行ったからこそ得られる能力やスキルを身につけるこが期待できます。その中でも、特に際立つのが「コミュニケーション能力」の向上です。

 

この記事では、コミュニケーション能力とは何かを整理し、ワーホリで海外生活を経験したからこそ身につけることができるコミュニケーション能力の特徴について解説していきます。

 

コミュニケーション能力とは?

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コミュニケーション能力は、人と人との間で情報をやり取りするための力やスキルのことですが、これは、言葉だけでなく、表情やジェスチャー、態度などを通じて相手と効果的にコミュニケーションをとることが含まれます。

 

特に表情やジェスチャー、態度などは「非言語コミュニケーション」と言われており、言葉だけでは伝えきれない情報を補完し、相手との理解を深めるのに役立ちます。具体的には以下のような方法です。

 

【表情】

顔の表情は感情や態度を伝える重要な手段です。微笑むことや驚きの表情など、表情は言葉以上に深い意味を持つこともあります。

 

【ジェスチャー】

手や体の動きによって意思や感情を示すことができます。例えば、手を挙げて意見をする、握手をすることで信頼を示す、などが挙げられます。

 

【姿勢と態度】

体の姿勢や態度もコミュニケーションに影響を与えます。自信に満ちた姿勢や相手に対する注意深い様子は、相手に対する敬意を表します。

 

【視線の使い方】

互いの目を見ることや視線の使い方は、相手とのコミュニケーションにおいて信頼や興味を示す重要な手段です。

 

【声の使い方】

言葉だけでなく、声のトーンやリズムもコミュニケーションに影響を与えます。声の強弱や速さ、抑揚などが意味を持ちます。

 

加えて、コミュニケーションにおいて重要なのは、相手に自分の考えや感情を伝えるだけでなく、相手の言葉や態度を理解し、尊重することです。

 

このようなコミュニケーション能力を向上させるためには、相手をよく聞き、自分の意見や気持ちを適切に表現することが大切です。そして、相手の視点や気持ちに共感することで、円滑で健全な人間関係を築くことができます。

 

ワーホリだからこそ身につけられる『コミュニケーション能力』の特徴とは?

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では、ここからは「ワーホリに行ったからこそ」身につけることができるコミュニケーション能力の特徴をご紹介していきます。

 

【個人に合った効果的な情報伝達】

ワーホリ生活では人種や文化背景、生活習慣など様々な違いを持った人々と多く交流することができます。その中で自分の考えや意見などを明確に伝えるため色々な工夫が生まれます。

 

例えば、文化や宗教などに配慮した適切な言葉の選択、あいまいではなく的確な表現、そして相手の理解度に合わせた説明ができることです。

 

海外で、お互いの「違いを」認め理解することの重要性や大変さを身をもって経験できるワーホリでは、この力を十分に高めることができます。

 

【チームワークと高い協調性】

ワーホリ中はシェアハウスで他人との共同生活を経験する人がほとんどです。生活がお互いの違いや価値観を理解しあいながら、円滑に日常生活を送るために、様々な場面での連携が必要となります。

 

共用スペースの清掃や管理、共用物の使い方、ゴミ出しや洗濯の際のルールなど、そこに住む人たちみんなが同じルールの下でやっていくのは意外と難しいものです。ましてや文化背景が違っているとなおさらです。

 

シェアハウス生活は、お互いが無理せず快適に暮らすために、度重なるコミュニケーションを通じて協力し合う環境です。これは、グローバル社会において仕事をする際にとても重視される力です。

 

【問題解決力】

コミュニケーション能力は、問題が発生した際に効果的な対話を通じて解決策を見つけ出すのに役立ちます。他者と協力して問題を理解し、解決策を共有する能力が求められます。

 

ワーホリ滞在中のお仕事でも、この力が問われる場面が多々あります。お客様からのクレームや要望にどう対応していくのかや、一緒に働くスタッフ、または上司との折り合いのつけ方、自分自身が抱える働き方の問題や待遇や給与に関しての不満解消方法など多岐にわたります。

 

お互いどこまで歩み寄れるか、妥協点や解決策を見出すために、綿密なコミュニケーションは必要になります。きっと日本では経験のないケースもありかもしれませんが、今後その経験は将来の生活や仕事に生きてくるはずです。

 

【感情の管理】

ワーホリでは、初めは頼れる人もおらず、土地勘もない環境下や言語もままならない状況での生活は非常にストレスやプレッシャーがかかるものです。

 

特に、海外生活が始まってから1-2週間目はホームシックにかかりやすい時期と言われており、目的や目標を掲げて臨んだワーホリ生活が、ネガティブな感情でいっぱいになることもあります。

 

しかし、もともと一人で海外生活にチャレンジできた人であれば、挫けることなくそれを乗り越え1カ月もたつ頃には、友達もでき新しい環境のペースもつかめていくものです。

 

この過程では大きなストレスをコントロールするスキルが鍛えられます。ワーホリ生活ではコミュニケーションにおいても、日本と違って、自分の思い通りにいかない事の連続で、辛いことも経験するかもしれません。

 

ですが、一つ一つのやり取りをバネにすることで、ストレスへの耐久力をつけて冷静な判断と効果的なコミュニケーションがとれるようになります。

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

この記事では、コミュニケーション能力の中でも、特にワーホリに行ったからこそ身につく特徴をご紹介しました。

 

異文化での生活を経験したからこそ得られる「強み」ですので、自己成長やワーホリ後の生活にきっと役立つスキルになります。

 

これからワーホリする方やワーホリ中の方は、日本でも世界の国でも仕事をする際には重要視されるコミュニケーション能力をぜひしっかり磨いてきてくださいね。

 

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面接に生かそう!知っておきたい英語力アピールのコツ

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現在就活中の方の中には「語学力をアピールしたいけど、どのように伝えたらいいの?」と悩んでいる人も多いと思います。

また、留学やワーキングホリデーなどを通じて、スキルアップの経験がある人でも、効果的なPRにつなげられていないケースも少なくありません。

せっかく努力して伸ばした英語力を、十分に伝えきれないともったいないですよね。そこで今回は、ご自身の語学スキルをアピールする際のコツについて紹介します。


<目次>

・企業が求めているのは「語学力×〇〇」

・語学力を身につける【プロセス】もPRにできる!

・語学力がアップしたことによる【成果】をアピール


1. 企業が求めているのは「語学力×〇〇」

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前提として、グローバル人材を求めている企業では、普段のコミュニケーションツールとして、英語は当たり前ということも多くあります。

 

一定レベルの語学力を求められている場合、「TOEIC 850点」や「6か月間の留学経験がある」といった表現だけでは、自己PRとして少々物足りないかもしれません。

なぜなら、ほかの志望者も同等レベルの英語力をもっている中でいかに自分を印象づけるかがキーになってくるからです。

 

ここで企業が求めているのは、「語学力×〇〇」といえるでしょう。

簡単にいうと、コミュニケーションに困らないだけの英語力に加えて、もう一歩ふみ込んだPR要素が必要になってきます。例えば、「語学力×ホスピタリティ」「語学力×マネジメント」など、多様なパターンがありますね。

 

2. 語学力を身につける【プロセス】もPRにできる!

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 1. 「理由」をベースに「チャレンジ意欲」をアピール

企業の採用方針によっては、語学力そのものよりも、それを獲得するまでのプロセスが評価されるケースもあります。

 

そこから、応募者のポテンシャルやパーソナリティを見たいわけです。考えるポイントとして、語学力をアップさせたいと思った「理由」をベースに、積極性をアピールすることです。

 

「海外にいった時にあまりにも通じなくて悔しかった」でもよいですし、「さまざまなバックグラウンドの人と交流して価値観を広げたかった」でもかまいません。

 

それがきっかけで、資格取得や留学へのチャレンジなどに至った経緯につなげていきます。「成長意欲」の高さがわかれば、人物面の評価もぐっとアップします。

 

2. 「適応力」をアピール

海外の語学学校に通ったことのある人や、現地で長期間の就業経験のある人は、「適応力」もアピールにできます。

 

とくに、日本との文化の違いなどに苦労した経験があれば、それをどのように受け止め、解決しようとしたかを伝えましょう。プッシュポイント次第では、適応力だけでなく「自分をとりまく環境を客観的にみれる」という強みや、課題解決力の評価にもつながります。

 

採用側にとって、グローバルな人間関係で、柔軟にコミュニケーションがとれることは必須や、新しい課題に対する受容性があることは、大変メリットになります。

 

3. セルフマネジメント力

意外と自分では気づいていない成長として、「セルフマネジメント力」もあります。

とくに、長期の海外滞在を経験した方は、自分でスケジュールを立て、仕事や学校生活を管理するスキルが求められたと思います。

 

目標を達成するために、何が必要で、どれだけの時間をあてるか?を見極め実行していく力は、ビジネスでも大いに発揮できます。中長期的なプランニング力ともいえますね。

 

例えば、語学学校に通っていた場合は、授業以外の時間をどう過ごしていたかを、ふりかえってみるのもひとつです。

ワーホリ経験者であれば、何をモチベーションに働いていたのかや、スキルアップのために、いかにステップを計画したのかについて、まとめてみるとよいです。

 

目標に向かって、自分自身をマネジメントしながら前進できることのアピールにつなげてみましょう。

 

・語学力が向上したことによる【成果】を伝える

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留学・ワーホリなどを通じて、英語力をアップさせたことにより、どんなメリットや成長があったかを具体的にアピールします。

 

資格の成果(ケンブリッジ検定FCEレベル、IELTSなら6.5以上など)に加えて、仕事の中でどう役立ったかまで補足すると、採用担当もイメージしやすくなります。

例えば「英語のニュースをリアルタイムで理解できるようになり、リサーチ業務の効率があがった」という感じです。今後も仕事に応用できそうなスキルであれば、さらに効果アップですね。

 

就労経験のある人なら、「ローカルのお客様を対象に、細かいオーダーまで聞き取れるまでの接客スキルが身についた」のように、「だれを対象に」「どんな業務」をマスターしたのか、具体的なシチュエーションをそえるように意識しましょう。

 

まとめ

ここまで、英語力をアピールする際のコツについてお伝えしました。あくまで本記事でふれたのは一例です。自身の性格や前職のキャリアなどもふまえて、プラスアルファのアピールポイントを見つけてみましょう。


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【2024年版】企業が「今」ワーホリ経験者に求めるもの

 


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