ワーホリ中に理想の仕事をつかみ取る「5つの鍵」

「海外で働きたい!」「海外で生きていきたい!」これらはワーホリや留学を志す方からとても多く聞くお声です。しかし、やはり海外で仕事を探すうえでは、厳しい現実に直面することも少なくありません。今回は「自分の理想の仕事」を「海外で」つかみ取るために必要な5つのポイントをお伝えしていきます。一生に一度のワーホリのチャンス、有意義に使いましょう!

 

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<目次>

1:十分な語学力

2:経験とスキル

3:履歴書・カバーレター・面接練習

4:「買い手市場」であることを理解する

5:プライドを捨てる


 

1:十分な語学力(中上級以上のレベル)

仕事をするということは、自分が出来ることに対して対価を得るということになりますので、現地で働く上で求められる英語力も決して低くはありません。たとえば、カフェでの接客シーンを考えてみましょう。

**

あなたが働く先のカフェは、地域でも評判の人気店。メインストリートに面し、多くの常連さんが訪れます。

店内はスタッフやお客さんの話し声など雑音だらけで、人がどんどん出入りするせわしない環境。

そんな中あなたが対応するのは、急いでいる素振りでいらだちながら注文してくる女性。謎の省略語でオーダーしてくる常連の男性。おそらく田舎出身で英語に癖のあるおじいちゃん。英語があまり得意ではない外国人

**

・・・「海外で働く」って、こういうことです

外国人であるあなたに”きれいな英語”を話してくれる人ばかりではありません。お客さんの英語がわからず困っていると「話通じないから別のスタッフに代わって?」と言われることもざらではありません。そもそもお客さんからすればあなたは”お店のスタッフ”であり、”英語が不自由な外国人”であることを前提としていないかもしれません。

お客さんを相手にサービスを提供するわけですから、言語で手間取っていると、仕事に支障が出てしまうことは明らかです。ですから、「英語が出来なくてもつける仕事」でない限り、仕事を探す時点で中上級(英検準1級)以上の英語力を有していることが当然求められてくるわけです。語学学校にしっかりと通って、対策をしていきましょう。

 

2:経験とスキルは必須

 

英語が話せるというのは大前提ですが、英語が話せるだけでは仕事は得られません

なぜなら、海外ではどんな職場でも「実力主義」。日本では、新卒採用制度(ポテンシャル採用)があったり、アルバイトでも「未経験OK!」の求人が数多く存在していますが、ワーホリで仕事を探す際に同じスタンスで行くとかなり痛い目を見ます。

 

現地の雇い主は、出来る限り育成のコストを抑えるために、即戦力となれる人材を探しています。ですので、ワーホリ中に就きたい仕事がある方は、日本にいるうちに少しでも同様の経験を積んでおくと良いでしょう。

 

3:履歴書・カバーレターはきっちり作りこむ

 

海外での職探しで避けては通れない「履歴書・カバーレター」作成。これらは、雇い主にあなたという人物の魅力を伝える大きなカギになります。

ワーホリあるあるとしてよく言われるのが「日本人の履歴書は控えめ(謙虚)すぎて、その人を雇うメリットがわからない」ということ。履歴書作りが甘く、何十件応募しても面接にたどり着けないワーホリ生がとても多いです。これを避けるためには、あなたのできることはとにかくすべて文字に起こし、「自分を雇うとこんなメリットがありますよ!!!!!!」というアピールをすることです。日本では押しが強いという印象をもたれてしまうかもしれませんが、海外ではこれくらいやらないと仕事が得られません。

 

また、日本では仕事を探す際、市販の履歴書を購入したり、採用先が用意しているフォーマットで履歴書を作成したりしますが、海外では0から自分で作成する必要があります。相手の読みやすさが第一ですので、手書きの履歴書などもってのほか。必ずパソコンやタブレットを使い、WordやExcelなどで作成します。作成した後は、語学学校の先生など複数のネイティブに目を通してもらうのも重要です。

 

そして何度もネイティブに添削してもらった履歴書、何十枚送ってやっと面接にありつけた!!!!!となっても、面接でコケてしまうと台無し・・・英語力はついていても、「自分をアピールする力不足」で魅力が伝わらないのは非常にもったいないですよね。

ジョブサポートの一環として面接練習を行っている語学学校も多くあります。採用側がどんな人材を求めているのかをよく考え、これに応える面接対策を行うことが重要です。

 

※カバーレターってなに?海外の履歴書どう作るの?という方はこちらもチェック✔

関連記事:知ってる?履歴書(レジュメ)の書き方

 

4:「買い手市場」であることを理解する

 

 

オーストラリアやカナダなどの人気国では、「ワーホリや留学での渡航者が急増しているから、仕事が見つけづらい」という声もよく聞かれるようになりました。しかしながら、実際に現地では「求人が昔より少ない」のではなく「”高い最低賃金を払うに値する人材”として見てもらえない渡航者が、昔より増えている」というのが実態かもしれません。

 

英語力不足、実力不足、経験不足の人を雇いたいという雇用主はいません。英語力に不安があっても雇ってもらいやすいイメージのある日本食レストランでも、求人を出せば一気に200人の募集が来るような時代ですから、その中でスキルがある人が優先されることは容易に想像できます。

 

日本のように未経験OKの求人は少なく、圧倒的「買い手市場」であることを理解して仕事探しの準備をしていくことが重要です。

 

5:プライドを捨てて応募しまくる

 

海外での就職活動では、みなさんは初めから「ハンデ」を背負って取り組んでいくこととなります。そのハンデとは何かというと、単刀直入にビザの壁(滞在期間の制限)です。

例えば、今あなたが日本で働いている会社で、この2人が面接に来た時、どちらを採用しようと思いますか?

  • Aさん:日本人。当然日本語で電話もメールも会議も可。英語は少しできる
  • Bさん:日本語は中級~中上級程度の外国人。ワーホリで来ているため1年限定の採用

この2名が有する「仕事のスキル」は同等と仮定します。

 

この場合、”外国人”を積極的に雇いたいと考えている企業でない限り、ほとんどがAさんを採用するでしょう。

なぜなら、

  1. 言語から教える必要がないから
  2. 「ワーホリで1年限定の雇用」という制限が無いから

です。

 

ワーホリで仕事を探す際には、あなた自身が【Bさん】の立場となって仕事を探すということ。あなたのライバルになるのは、他の日本人ではなく、他の外国人ワーホリ生でもなく、現地人(ネイティブ)である可能性が高いわけです。

ですから、もちろん職種や業種へのこだわりはあるにしても、掴みうるチャンスはがむしゃらに求めていくのが良いでしょう。「数を打てば当たる」とは限りませんが、その分可能性は広がっていくはずです。

 

「理想の海外生活」をつくるのは「あなた」

ワーホリでの1年間は自由度が高く、あなた次第で如何様にもなり得ます。海外で理想の仕事をつかみとり、海外永住や海外就職・キャリアアップにつなげられるように、しっかりと準備をしておきましょう。

 

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【速報】アイルランド:2024年第2回ワーホリビザ申請受付日程発表

アイルランドワーキングホリデー2024年第2回の申請受付期間が開示されました。

アイルランド

【2024年第2回申請受付期間】

2024 年 7 月 16 日(火)~ 8 月 2 日(金)

※2024 年 10 月 1 日以降 2025 年 3 月 20 日以前の渡航予定の方が対象です。

【アイルランドワーキングホリデー申請資格】

1. 現在日本に居住していること(申請時を含む)

2. 一定期間(最長 1 年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること

3. 申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。

4. 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと。配偶者に申請資格がある場合は、それぞれ申請することが可能です。

5. 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること。

6. アイルランド滞在中、生活に必要な資金として 50 万円以上の預金があること。

7. 以前「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと。

8. 健康かつ、犯罪歴が無いこと。

9. 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること。

【申請の流れ】

①申請受付期間中に申請書をEmailで提出

②申請許可(当選)メールを受領

③申請必要書類を郵送

④申請費用の支払い

⑤審査ののち許可証の受領

【申請費用】

このプログラムの申請費用は16,200 円です。お支払いの手続きについては、申請許可の下りた方 のみご案内が届きます。(申請費用は予告無しに変更される場合があります。)


【参考】Embassy of Ireland, Japan 「Working Holiday Programmeに関して」

https://www.ireland.ie/en/japan/tokyo/services/visas/working-holiday-programme/

【参考】Embassy of Ireland, Japan 「アイルランド-日本 ワーキングホリデー・プログラム 申請のご案内

https://assets.ireland.ie/documents/240614_How_to_make_an_application_in_Japanese.pdf


新型コロナウイルスに関する情報は、下記ページでも詳しくお伝えしています。併せてご確認ください。

外務省:海外安全ホームページ

「たびレジ」を使って海外の安全情報をリアルタイムに把握しよう!

日本ワーキング・ホリデー協会:新型コロナウイルス感染症の関連情報まとめ

 

公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?【キャリアコラム#50】

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「なりたい職業ランキング」で毎年上位に入る公務員。多くの人の憧れの職業である公務員が退職しワーホリに行く場合、一度は周りから言われるのが「公務員を辞めるなんてもったいないよ!」という言葉。

 

実は当協会にも「公務員を退職してワーホリに行きたいが退職の決意ができずに悩んでいる・・・」というご相談を多くいただいています。

 

こちらの記事では、「公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?」をテーマにお届けします。実際に公務員を退職してワーホリ/留学に行った方達の体験談も掲載していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

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<目次>

・公務員を退職してワーホリに行くのは、本当にもったいないのか!?

・公務員(市役所)を退職してカナダに行ったKさんのお話

・公務員(消防士)を退職してオーストラリアに行ったFさんのお話

・自分の人生を決めるのは”自分”


 

■公務員を退職してワーホリに行くのは、本当にもったいないのか

「なりたい職業ランキング」で毎年上位に入る公務員。

人気の理由は、下記のようなものがあげられます。

・雇用や給与面での安定性
・休日や福利厚生が充実している
・社会貢献度が高く、やりがいがある

 

そんな憧れの職業である”公務員”が、「退職をしてワーホリに行きたい!」と思った時に、一度は周りから言われるのが「公務員を辞めるなんてもったいないよ!」という言葉です。

 

・せっかく安定の職に就いたのに公務員を辞めて海外に行くなんてもったいない
・せっかく難しい試験に合格して公務員になったのに辞めるなんてもったいない
・このまま公務員を続けていれば出世コースが待っているのに自ら退職するなんてもったいない

 

でも本当に、公務員を退職してワーホリに行くことは、もったいないことなのでしょうか。

 

当協会から公務員を退職しカナダとオーストラリアに渡航した2名のお客様にインタビューしました。

公務員を退職しワーホリ/留学に行こうか悩んでいる方の参考になれば・・・!と、たくさんお話をしてくださいましたのでぜひ参考にしてみてください!

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■市役所職員を退職してカナダ留学中のKさん

≪渡航前の職業≫

地方公務員(市役所)

 

≪渡航のきっかけ≫

将来、日本で海外からの観光客をターゲットにした会社を起業したいと思うようになったからです。

市役所では観光関連の部署が長く、海外からの観光客や観光関連の企業と接する機会が多くありました。これまでの日本の観光は行政が中心に進めてきましたが、本来であれば民間企業が中心になって進めるべき分野であると感じていました。「なら、自分で会社立ち上げてやるか!」というのが、最初のきっかけでした。

 

一方で、私には仕事を通じて得た観光分野の知識はあるものの、実務経験(たとえば旅行会社で働く、など)や語学力、異文化への理解が不足していると感じていました。

それらは日本にいても学ぶことはできますが、旅行や観光と同じように、現地に行ってみて初めて分かることもこともあるだろうということで海外渡航を決めました。なかでもカナダは、移民が多く文化も多様で英語も聞き取りやすいと言われているため、私の求めている条件に合っていると感じました。

世界 建国記念日

 

≪公務員を退職して留学に行くことについて迷いや不安はなかったか≫

私は『公務員、30代、夫婦』という環境だったため、多少の迷いや不安はありました。また、「せっかく試験を受けて公務員になったのに」や「安定を捨ててまですることなのか?」といった声もありました。

 

ただ私の場合は自分のやりたいことが明確だったため、公務員を退職することへの抵抗はありませんでした。(むしろ、これからずっと公務員として働くことへの迷いや不安の方が大きかったです。)

 

私は人生には『する』か『しない』しかないと思っています。もし、やりたいことがあるのであれば公務員になることを決断した時と同じように、『する』べきです。

ただし、「公務員の仕事が嫌だ」「少し休みたい」といった後ろ向きな理由であれば、公務員(民間企業も同様かと思いますが)を退職してまで留学する必要はないと思います。

そのような姿勢では仮に留学したとしても得られるものは少ないと思うからです。

 

私の周りにも何人か公務員を辞めてカナダに渡航している友人がいます。彼らは全員明確な目標を持ったうえで公務員を退職しチャレンジをしています。

公務員を含めた社会人が退職して留学する場合は、キャリアチェンジなど留学が終わったあとのことを意識することが大切になってくると思います。

大谷翔平 マンダラチャート

 

≪カナダ留学中の過ごし方≫

語学学校6ヶ月、Co-opプログラム12ヶ月(専門学校座学6ヶ月、インターン6ヶ月)の留学をしています。学校は午後3時頃には終わるため平日や週末には結構自由な時間が多いです。語学学校に通っていた時には、友人たちと出かけることが多かったです。

Co-opプログラムが始まると、多くの生徒が仕事を始めるため出かける機会は減ります。しかし、カナダでの仕事など実際の生活に役立つ情報を聞くことができるため、かなり勉強になります。

 

Co-op期間中はアルバイトもできるため、旅行関係や飲食関係での就労を予定しています。合計18ヶ月の滞在予定ですが、語学の習得などにはもう少し長い期間が必要と感じているため、可能であればCo-opプログラム就労後も就労ビザを取るなどしてカナダに滞在したいと考えています。

 

また、カナダへ渡航後も日本にいるワーホリ協会のスタッフさんがオンラインミーティングなどで相談に乗ってくれるため、安心してカナダライフを送ることができています。特にビザを延長したり変更したりする時には心強かったです。

≫Co-opプログラム詳細はこちら

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■消防士を退職してオーストラリア・ワーホリへ行ったFさん

≪渡航前の職業≫

地方公務員(消防士)
高等学校卒業後3年間勤務していました。

 

≪渡航のきっかけ≫

渡航の決め手となったきっかけは消防職員時代に、初めて経験した海外旅行です。
学生時代は部活動一筋で、アルバイトなどの社会経験なく就職したのが消防士でした。
ずっと憧れていた職業でとても崇高な職業ではありましたが、その専門性ゆえとても狭いコミュニティの中での生活に違和感を感じていました。

 

そんな中、初めての海外旅行を経験。そこでのあまりの文化の違いに衝撃を受けました。そこにあった当たり前の生活が日本とはまるでかけ離れていたからです。

私は海外旅行帰国後から、このまま私の短い物差しでこの世界を生きていくのではなく、人種を超えた様々な人々と交流し、様々な経験をしたいと思っていました。そしてオーストラリアへワーホリに行くことを決めました。

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≪公務員を退職して留学に行くことについて迷いや不安はなかったか≫

全くありませんでした。むしろワクワクしかなかったです(笑) 若さゆえだったかもしれませんが、、、

 

≪オーストラリア・ワーホリ中の過ごし方≫

・語学学校:4ヶ月
・ファームジョブ:約4ヶ月。主にブルーベリー/ブラックベリーの収穫。クイーンズランド州からタスマニアまでシーズンにかけて南下
・フィッシュアンドチップス屋:約1ヶ月。ゴールドコースト/ブロードビーチにて。

 

≪帰国後の仕事≫

①ブルーボトルコーヒージャパンに就職 約2年間勤務
オーストラリアのカフェのスタイルに感銘を受け、渡航中から帰国後にはバリスタの経験を積もうと思っていました。

現在は映像会社のディレクターをしております。
たまたま知り合った靴職人の社長と映像事業をやろうと意気投合し、約1年が経ちました。

オーストラリアのワーホリに行ったからこそ新しい業界でのキャリアを形成することができました!

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■まとめ

いかがでしょうか。Kさん、Fさんのインタビューから皆さんはどんなことを感じましたか?

 

公務員のお仕事を続けていくことは確かに素晴らしいことです。でもKさんやFさんのように、変化を恐れず、「自分が本当にやりたいこと」に挑戦し、自らの行動力で視野や選択肢を広げるため公務員を退職しワーホリや留学に行くことは、”もったいないこと”でしょうか。

 

その答えは、もう皆さんの心の中に出ていると思います。

 

いつだって自分の人生を決めるのは”自分”です。ぜひ、周りが言うことに影響されず”自分”はどう思うのか、”自分”はどうしたいのか、”自分軸”で考えてみてくださいね。

ワーホリや留学が皆さまの人生において必ず”良い選択”となると私たちは考えています。

ぜひその1歩を踏み出しましょう!

 


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“ワーホリ・留学後、みなさんはどんなお仕事されてますか?” 私たち留学カウンセラーが、よくお客様からいただく質問です。

多様多種、十人十色なワーホリ・留学がある分、帰国後の就職もさまざま。このコラムでは、出発前のみなさんが気になる“ワーホリ・留学経験者のその後”をご紹介していきます^^

 

今回は、退職してニュージーランドでの留学+ワーホリ、そしてオーストラリアで2か国目のワーホリを経験したミイちゃんさんの“ワーホリ・留学のその後”!

 


<目次>

・渡航のきっかけ~渡航前のお仕事

・やっておいてよかったこと、やっておけばよかったこと

・ワーホリ中の意識の変化~帰国後のお仕事


■ワーホリ・留学を決意した理由やきっかけは何ですか?

中学2年生の時に映画を見ていて、海外の俳優さんの言葉を字幕なしで分かりたいと思ったことがきっかけです。

■渡航前のお仕事は? 

高校教員(英語)

 

世界 建国記念日

 

■現地でやっておいてよかったことはありますか?

なんでも経験すること

もともと人が好きだったのもありますが、バスでの人間観察や、お店の店員さんとちょっとした会話をすることで、何に対しても動じなくなりました

 

■反対に、渡航前にやっておけばよかったと思うことはありますか?

もう少しお金を貯めておけばよかったと思います。お金があればもう少し観光できたなあ…

 

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■ワーホリを経て、ご自身の仕事に対する考えに変化はありましたか?

他人の目を気にして、失敗を恐れていましたが、今では気にならなくなりました。

 

ワーホリ中にお土産屋さんで働いていたのですが、当時はクルーズ船で世界各国のお客さんがお店に来ていました。そこでいろんな国の方と接するうちに、自分は細かいことを気にしすぎていたと思いました。

 

■現在(帰国後)のお仕事は?

貿易事務

 

■これから渡航する方へのメッセージ

人生は一度きりです。海外に出てしまえば自分を知ってる人は誰もいません。変われるチャンスだと思います。

わたしは向こうで彼氏と知り合い、今年結婚しました(笑)!後悔のないようにしてくださいね。

 

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いかがでしたか?

ワーホリは、若い世代であれば誰にでも平等に与えられている、海外生活のチャンス!夢のあるワーホリ制度を上手く利用することができれば、これまでの日本でのお仕事内容に関わらず、海外で夢を叶えられる可能性があります。

 

今後も“ワーホリ・留学経験者のその後”を紹介していければと思いますので、キャリア形成の参考にしてくださいね♩

 


<前回のキャリアコラム>

【留学費用の稼ぎ方】 留学には留学のお金の稼ぎ方がある!~学生編~【キャリアコラム#45】

<おすすめ記事>

自分にとっての「楽しい仕事」を見つけるために【キャリアコラム#15】

海外関連や外資系ではたらくために、ワーホリですべきこと【キャリアコラム#44】

【就活準備の実体験】わたしが留学前・留学中にした6つのこと【キャリアコラム#26】

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ワーホリ後は就職できない?就活で不利になる人の特徴と対策【キャリアコラム#52】

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「ワーホリ後、就職できないってほんと?」

「ワーホリが気になるけど、就職が不安で踏み出せない」

こんなお悩みを持つ方は少なくなく、ワーホリ協会でも日々たくさんのご相談をいただきます。

 

せっかく仕事を辞めてワーホリに行くのに、ワーホリ後に就職できないとなったら、とても不安になりますよね。

 

ですが、ワーホリ後に就職できない人・苦労する人には、実は共通点があります。

今回は、ワーホリ後にその海外経験を活かして就職を成功させるために知っておくと良いポイントを見ていきましょう。


 

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<目次>

・”ワーホリ行った”は就職で有利にならない

・ワーホリ後の就職で不利になる人の特徴

・ワーホリ後の就職でワーホリを活かすポイント


 

”ワーホリ行った”は就職で有利にならない

冒頭から厳しいことを言うようですが、ただ「ワーホリに行きました」というのは、残念ながら就職では有利になりません。なぜならワーホリは年齢制限さえクリアできれば、誰でも手にすることができる権利だからです。

 

’留学’であれば、その国で勉強する(学校へ通う)ことが確約された渡航方法ですので、「留学へ行った=海外で勉強して、何かしらの知識や知見を得た」と言えるでしょう(もちろん人によりますが)。

 

しかしワーホリは、とても自由度の高い、夢のある制度。

就学・就労・旅行など海外でいろんなことにチャレンジできる滞在方法である反面、何もしなくても良い、というのがワーホリです。

 

つまり「ワーホリに行きました」という一文だけでは、その人がどこで何をしてきたのかが全く伝わらないのです。

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今の環境を手放して海外へ行くというのは、とても勇気の要ることだと思います。その勇気ある一歩を踏み出して海外に行くからには、「ワーホリ後に就職できない」という事態は避けたいですよね。

 

ここからは、「ワーホリ後、就職できない…」という事態に陥ってしまう人の特徴、そしてワーホリをきちんと就職の武器にできる人のポイントを見ていきましょう。

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ワーホリ後の就職で不利になる人の特徴

ワーホリ後に就職できない、または苦労する人の特徴には、例えばこんなものが考えられます。

①海外経験をアピールしているのに、英語に自信が無い(語学力の不足)

②ワーホリ中なんとなく生活し、自信をもってアピールできることが無い(目的意識の不足)

③ワーホリに行ったという”事実”をアピールしている(自己アピールの間違い)

 

まず海外経験者を雇いたいと考える採用担当は、「海外行ってたし、英語はできるんだろう」とどこか期待をしています。もちろん海外で得られるものは英語力だけではありませんが、英語力は自然と期待をされてしまうものです。

それに対して『海外にいたけど、特に英語はできるようにならなかった』となれば、厳しいですが「この人は海外で何をしていたのだろうか?文字通りホリデーを楽しんでいただけなのか?」と判断されてしまう可能性が否めません。

 

また海外生活から得た強み・ワーホリ経験者ならではの武器が無い人も、ワーホリ後の就活では苦戦しがちです。

ワーホリは自由度が高い滞在方法のため、なんとなく毎日楽しく生活しているだけでも終えられてしまいます。そんな環境の中で目標もなく、なんとなく海外生活を送っていると、ワーホリ後の就活のタイミングになってはじめて「あれ、自分海外で、特になんのスキルも得られてない…?」と気づくことになってしまうのです。

hair care

 

また前項でも述べたように「ワーホリに行きました!」という事実ばかりをアピールする人も、ワーホリ後の就職で苦労します。なぜなら、採用担当はワーホリに行ったかどうかではなく、ワーホリで/海外で何を経験して、何を得て、今後何を活かせるのかを知りたいからです。

あなたにとっては、ワーホリに行こうと決断したことが、それだけで価値のある一世一代の決心だったかもしれませんが、採用担当者はその部分は重視していません。会社に就職して、その後どんな活躍をしてくれるのか、それが知りたいのです。

 

このほか、安易に”また海外いきたいな~”と言ってしまう人や、海外と比べ日本の劣っていると思う部分ばかりを指摘する人(過剰な海外上げ、日本下げ)は「すぐまた辞めて、海外行ってしまうのでは?」と思わせてしまうので、印象は良くありません。

カナダ 簿記検定3級

 

ワーホリ後の就職でワーホリを活かすポイント

ワーホリ後に就職できない、という最悪の事態を招かないために、出来ることはたくさんあります。例えば、

①英語力はきちんと身に付ける

②目的意識を持ってワーホリを計画する

③ワーホリ中の経験をしっかり洗い出し、強みを自覚する

④面接でアピールするポイントを間違えない

などです。

 

ワーホリ後に就職できないという事態を招いてしまう人には、共通点があります。これを回避するためにみなさんも、もし自分が採用担当者だったらどんな人を採用したいか?という視点で考えてみると、どんなワーホリ準備をすると良いか・帰国後にどんなアピールをすると良いかが見えてくるでしょう。

 

ワーホリはその自由度の高さゆえ、’何にでもチャレンジできる可能性’を生かすも殺すも、あなた次第です。

人生を変える大きな節目となり得るワーホリ。みなさんも悔いの少なくなるように、今からできることに取り組んでいきましょう。

 

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<前回のキャリアコラム>

【体験談】ワーホリ経験者の”その後”⑨ ~ワーホリの人脈で海外就職~【キャリアコラム#51】

<おすすめ記事>

円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ【キャリアコラム#40】

公務員を退職してワーホリに行くのは、もったいない!?【キャリアコラム#50】

 


 

▼ワーホリ協会のキャリアサポート

協会では、ワーホリ・留学の経験を存分に生かせる就職サポートや、ご渡航検討中のみなさま向けのキャリアサポートをご案内中!

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ワーホリだからこそ身につく!『コミュニケーション能力』の特徴とは?

【WHC】キャリアコラムバナー (2)

ワーホリ(ワーキングホリデー)は、海外で一定の期間休暇を楽しみながら異文化交流をしたり、語学を学んだり、働く経験もできる素晴らしい機会です。

 

滞在中には様々な経験や人々とのふれ合いを通して、ワーホリに行ったからこそ得られる能力やスキルを身につけるこが期待できます。その中でも、特に際立つのが「コミュニケーション能力」の向上です。

 

この記事では、コミュニケーション能力とは何かを整理し、ワーホリで海外生活を経験したからこそ身につけることができるコミュニケーション能力の特徴について解説していきます。

 

コミュニケーション能力とは?

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コミュニケーション能力は、人と人との間で情報をやり取りするための力やスキルのことですが、これは、言葉だけでなく、表情やジェスチャー、態度などを通じて相手と効果的にコミュニケーションをとることが含まれます。

 

特に表情やジェスチャー、態度などは「非言語コミュニケーション」と言われており、言葉だけでは伝えきれない情報を補完し、相手との理解を深めるのに役立ちます。具体的には以下のような方法です。

 

【表情】

顔の表情は感情や態度を伝える重要な手段です。微笑むことや驚きの表情など、表情は言葉以上に深い意味を持つこともあります。

 

【ジェスチャー】

手や体の動きによって意思や感情を示すことができます。例えば、手を挙げて意見をする、握手をすることで信頼を示す、などが挙げられます。

 

【姿勢と態度】

体の姿勢や態度もコミュニケーションに影響を与えます。自信に満ちた姿勢や相手に対する注意深い様子は、相手に対する敬意を表します。

 

【視線の使い方】

互いの目を見ることや視線の使い方は、相手とのコミュニケーションにおいて信頼や興味を示す重要な手段です。

 

【声の使い方】

言葉だけでなく、声のトーンやリズムもコミュニケーションに影響を与えます。声の強弱や速さ、抑揚などが意味を持ちます。

 

加えて、コミュニケーションにおいて重要なのは、相手に自分の考えや感情を伝えるだけでなく、相手の言葉や態度を理解し、尊重することです。

 

このようなコミュニケーション能力を向上させるためには、相手をよく聞き、自分の意見や気持ちを適切に表現することが大切です。そして、相手の視点や気持ちに共感することで、円滑で健全な人間関係を築くことができます。

 

ワーホリだからこそ身につけられる『コミュニケーション能力』の特徴とは?

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では、ここからは「ワーホリに行ったからこそ」身につけることができるコミュニケーション能力の特徴をご紹介していきます。

 

【個人に合った効果的な情報伝達】

ワーホリ生活では人種や文化背景、生活習慣など様々な違いを持った人々と多く交流することができます。その中で自分の考えや意見などを明確に伝えるため色々な工夫が生まれます。

 

例えば、文化や宗教などに配慮した適切な言葉の選択、あいまいではなく的確な表現、そして相手の理解度に合わせた説明ができることです。

 

海外で、お互いの「違いを」認め理解することの重要性や大変さを身をもって経験できるワーホリでは、この力を十分に高めることができます。

 

【チームワークと高い協調性】

ワーホリ中はシェアハウスで他人との共同生活を経験する人がほとんどです。生活がお互いの違いや価値観を理解しあいながら、円滑に日常生活を送るために、様々な場面での連携が必要となります。

 

共用スペースの清掃や管理、共用物の使い方、ゴミ出しや洗濯の際のルールなど、そこに住む人たちみんなが同じルールの下でやっていくのは意外と難しいものです。ましてや文化背景が違っているとなおさらです。

 

シェアハウス生活は、お互いが無理せず快適に暮らすために、度重なるコミュニケーションを通じて協力し合う環境です。これは、グローバル社会において仕事をする際にとても重視される力です。

 

【問題解決力】

コミュニケーション能力は、問題が発生した際に効果的な対話を通じて解決策を見つけ出すのに役立ちます。他者と協力して問題を理解し、解決策を共有する能力が求められます。

 

ワーホリ滞在中のお仕事でも、この力が問われる場面が多々あります。お客様からのクレームや要望にどう対応していくのかや、一緒に働くスタッフ、または上司との折り合いのつけ方、自分自身が抱える働き方の問題や待遇や給与に関しての不満解消方法など多岐にわたります。

 

お互いどこまで歩み寄れるか、妥協点や解決策を見出すために、綿密なコミュニケーションは必要になります。きっと日本では経験のないケースもありかもしれませんが、今後その経験は将来の生活や仕事に生きてくるはずです。

 

【感情の管理】

ワーホリでは、初めは頼れる人もおらず、土地勘もない環境下や言語もままならない状況での生活は非常にストレスやプレッシャーがかかるものです。

 

特に、海外生活が始まってから1-2週間目はホームシックにかかりやすい時期と言われており、目的や目標を掲げて臨んだワーホリ生活が、ネガティブな感情でいっぱいになることもあります。

 

しかし、もともと一人で海外生活にチャレンジできた人であれば、挫けることなくそれを乗り越え1カ月もたつ頃には、友達もでき新しい環境のペースもつかめていくものです。

 

この過程では大きなストレスをコントロールするスキルが鍛えられます。ワーホリ生活ではコミュニケーションにおいても、日本と違って、自分の思い通りにいかない事の連続で、辛いことも経験するかもしれません。

 

ですが、一つ一つのやり取りをバネにすることで、ストレスへの耐久力をつけて冷静な判断と効果的なコミュニケーションがとれるようになります。

 

まとめ

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いかがでしたか?

 

この記事では、コミュニケーション能力の中でも、特にワーホリに行ったからこそ身につく特徴をご紹介しました。

 

異文化での生活を経験したからこそ得られる「強み」ですので、自己成長やワーホリ後の生活にきっと役立つスキルになります。

 

これからワーホリする方やワーホリ中の方は、日本でも世界の国でも仕事をする際には重要視されるコミュニケーション能力をぜひしっかり磨いてきてくださいね。

 

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面接に生かそう!知っておきたい英語力アピールのコツ

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現在就活中の方の中には「語学力をアピールしたいけど、どのように伝えたらいいの?」と悩んでいる人も多いと思います。

また、留学やワーキングホリデーなどを通じて、スキルアップの経験がある人でも、効果的なPRにつなげられていないケースも少なくありません。

せっかく努力して伸ばした英語力を、十分に伝えきれないともったいないですよね。そこで今回は、ご自身の語学スキルをアピールする際のコツについて紹介します。


<目次>

・企業が求めているのは「語学力×〇〇」

・語学力を身につける【プロセス】もPRにできる!

・語学力がアップしたことによる【成果】をアピール


1. 企業が求めているのは「語学力×〇〇」

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前提として、グローバル人材を求めている企業では、普段のコミュニケーションツールとして、英語は当たり前ということも多くあります。

 

一定レベルの語学力を求められている場合、「TOEIC 850点」や「6か月間の留学経験がある」といった表現だけでは、自己PRとして少々物足りないかもしれません。

なぜなら、ほかの志望者も同等レベルの英語力をもっている中でいかに自分を印象づけるかがキーになってくるからです。

 

ここで企業が求めているのは、「語学力×〇〇」といえるでしょう。

簡単にいうと、コミュニケーションに困らないだけの英語力に加えて、もう一歩ふみ込んだPR要素が必要になってきます。例えば、「語学力×ホスピタリティ」「語学力×マネジメント」など、多様なパターンがありますね。

 

2. 語学力を身につける【プロセス】もPRにできる!

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 1. 「理由」をベースに「チャレンジ意欲」をアピール

企業の採用方針によっては、語学力そのものよりも、それを獲得するまでのプロセスが評価されるケースもあります。

 

そこから、応募者のポテンシャルやパーソナリティを見たいわけです。考えるポイントとして、語学力をアップさせたいと思った「理由」をベースに、積極性をアピールすることです。

 

「海外にいった時にあまりにも通じなくて悔しかった」でもよいですし、「さまざまなバックグラウンドの人と交流して価値観を広げたかった」でもかまいません。

 

それがきっかけで、資格取得や留学へのチャレンジなどに至った経緯につなげていきます。「成長意欲」の高さがわかれば、人物面の評価もぐっとアップします。

 

2. 「適応力」をアピール

海外の語学学校に通ったことのある人や、現地で長期間の就業経験のある人は、「適応力」もアピールにできます。

 

とくに、日本との文化の違いなどに苦労した経験があれば、それをどのように受け止め、解決しようとしたかを伝えましょう。プッシュポイント次第では、適応力だけでなく「自分をとりまく環境を客観的にみれる」という強みや、課題解決力の評価にもつながります。

 

採用側にとって、グローバルな人間関係で、柔軟にコミュニケーションがとれることは必須や、新しい課題に対する受容性があることは、大変メリットになります。

 

3. セルフマネジメント力

意外と自分では気づいていない成長として、「セルフマネジメント力」もあります。

とくに、長期の海外滞在を経験した方は、自分でスケジュールを立て、仕事や学校生活を管理するスキルが求められたと思います。

 

目標を達成するために、何が必要で、どれだけの時間をあてるか?を見極め実行していく力は、ビジネスでも大いに発揮できます。中長期的なプランニング力ともいえますね。

 

例えば、語学学校に通っていた場合は、授業以外の時間をどう過ごしていたかを、ふりかえってみるのもひとつです。

ワーホリ経験者であれば、何をモチベーションに働いていたのかや、スキルアップのために、いかにステップを計画したのかについて、まとめてみるとよいです。

 

目標に向かって、自分自身をマネジメントしながら前進できることのアピールにつなげてみましょう。

 

・語学力が向上したことによる【成果】を伝える

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留学・ワーホリなどを通じて、英語力をアップさせたことにより、どんなメリットや成長があったかを具体的にアピールします。

 

資格の成果(ケンブリッジ検定FCEレベル、IELTSなら6.5以上など)に加えて、仕事の中でどう役立ったかまで補足すると、採用担当もイメージしやすくなります。

例えば「英語のニュースをリアルタイムで理解できるようになり、リサーチ業務の効率があがった」という感じです。今後も仕事に応用できそうなスキルであれば、さらに効果アップですね。

 

就労経験のある人なら、「ローカルのお客様を対象に、細かいオーダーまで聞き取れるまでの接客スキルが身についた」のように、「だれを対象に」「どんな業務」をマスターしたのか、具体的なシチュエーションをそえるように意識しましょう。

 

まとめ

ここまで、英語力をアピールする際のコツについてお伝えしました。あくまで本記事でふれたのは一例です。自身の性格や前職のキャリアなどもふまえて、プラスアルファのアピールポイントを見つけてみましょう。


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【失敗しないワーホリ】仕事の探し方・選び方のポイントまとめ  

【WHC】キャリアコラムバナー (5)

近年、若い世代が新たなキャリアの可能性を広げる手段として、ワーキングホリデー(ワーホリ)が注目を集めています。ワーホリは現地で休暇を楽しみながら、学校に通って語学習得したり、滞在資金を補うため働くこともできる制度です。

 

ワーホリ中に、グローバルな環境での就労を望む渡航者も多い一方で、現地に行ったものの仕事探しに苦戦するケースも少なくありません。また、自分の理想の滞在スタイルに合った仕事かどうか、不安に思う人も多くいらっしゃいます。

 

仕事探しに想像以上に時間がかかると、限りあるワーホリ滞在期間を無駄にしてしまうことにもなりかねません。少しでも、自分のビジョン・興味がかなうように、日本にいる間に準備できたらいいですよね。

 

そこで今回は、渡航前にできる仕事の探し方や、チェックしたいポイントについて紹介します。


<目次>

・そもそも渡航前に仕事は見つけられる?

・仕事選びでチェックしたいポイント

・ワーキングホリデーの仕事の探し方(おすすめ求人サイト付き)


1. そもそも渡航前に仕事は見つけられる?

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ワーホリは休暇目的で、滞在のための資金を補填するために、現地で働くことが許されています。そのため、仕事は現地で決めることが大前提です。とはいえ、よりスムーズに仕事に就くため、あらかじめ日本で情報収集しておくことは可能です。

 

最近は外国人向けの求人サイトも多数できているので、それらをうまく活用すれば効率よく仕事を見つけることができます。

 

ここで大事なのは、「そのサイト上だけ」で決めようと思わず、候補の一つとしてとらえることです。実際に現地に行ってから周辺環境をチェックしたり、似ている求人にもアプローチするのがよいでしょう。

 

一般的にワーホリは、1年くらい前から渡航の準備を始めますが、「仕事先」については職種にもよりますが、観光業や農業など季節による繁忙シーズンがあるような場合、半年前くらい前からリサーチし始めるのがベストです。

 

2. 仕事選びでチェックしたいポイント

ここではワーキングホリデーの仕事を選ぶ際に、チェックしたいポイントについてお伝えします。ポイントは以下の3つです。

・目的に合った仕事かどうか
・渡航シーズンと希望する求人のトレンド
・安全性と違法性に注意する

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(1) 目的に合った仕事かどうか

1つ目は、「目的に合った仕事か」どうかという点です。

 

シンプルに「滞在資金を補うこと」が目的で働くのであれば、職種やポジションを気にしすぎることはないでしょう。

しかし、「海外での就労経験」を、滞在中に達成したい大きな目的のステップとして考えている人や、帰国後のキャリアに生かしていこうと考える場合は、それにつながる仕事を見つけることが必要です。

 

例えば、ある人にとっては「海外の友人をたくさん作ること」がゴールであるかもしれませんし、ある人にとっては「専門分野で使える英語力」かもしれません。人によって目標はさまざまです。ゴールに近づくステップとして適当な仕事かどうか、をふまえ仕事を選ぶようにしましょう。

 

(2) 渡航シーズンと希望する求人のトレンド

2つ目のポイントは、渡航するシーズンと求人のトレンドです。

 

希望する業界によっては、渡航シーズンをうまく調整する必要がある場合があります。例えば夏場にしか求人のない観光ツアーガイドを検討している場合、その繁忙期を外して渡航してしまうと、募集が乏しく、仕事探しが難航してしまうかもしれません。

 

また、予算が限られており、滞在資金をなるべく早くゲットしたい人にとっても、求人トレンドは重要ポイントになってきます。

 

求人数がある程度見込めるタイミングで、余裕をもって現地で動けるようにしたいですね。

 

(3)  安全性と違法性に注意する

3つ目は、「安全性と違法性」に注意することです。

 

現地の事情をよく知らない、ワーホリ初心者が巻き込まれやすいのが、”仕事の内容面ばかり”に意識が向いてしまうことです。やってみたい仕事が見つかったら、まずその周辺エリアをチェックしましょう。あまり治安の良くないエリアだと、移動も含め安全性が確保できません。

 

また海外の場合、悪質な労働環境が存在していることも事実です。例えば、

・残業代が支払われない
・休みがない  などです。

 

知らないうちに違法就労にあたる働き方をしてしまう可能性もあるので、その点にも注意が必要です。トラブルを避けるためにも、給与についてはもちろん、勤務体系や労働環境などをできる限り確認するように心がけましょう。

 

3. ワーキングホリデーの仕事の探し方

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日本でできるワーホリの仕事の情報収集としては、Web求人がもっともポピュラーな手段です。国それぞれに、ローカル案件を掲載したサイトが数多くあります。

 

ご参考として、ワーホリで人気の上位3カ国「オーストラリア」「カナダ」「ニュージーランド」で使える、おすすめ求人サイトをご紹介します。(もちろん、この他にも沢山あるのでご自身でも調べてみましょう!)

 

【オーストラリア】のおすすめ求人サイト

SEEK

オーストラリアでも、利用者数が大変多いローカル求人サイトです。履歴書やカバーレターを自分のアカウントに保存して応募ができます。

GRABJOBS

未経験でもOKの仕事やパートタイムの仕事など、カテゴリーが細かく分かれていて、探しやすいサイトのひとつです。カジュアルに仕事を始めたい方にはおすすめです。

 

【カナダ】のおすすめ求人サイト

Job Bank

カナダ政府が運営する求人サイトです。求人情報は10万件以上あり、学生や留学生のような一時滞在者向けの求人も数多くあります。

TalentEgg

カナダの学生や新卒の求職者に特化した求人サイトです。インターンシップやエントリーレベルの仕事なども検索できるので、自分のスタイルにあった求人が見つかるかもしれません。

 

【ニュージーランド】のおすすめ求人サイト

Trade Me

ニュージーランドでも、ローカルの利用者が大変多いサイトです。オークランドやウェリントンなどの都市部だけでなく、少しマイナーなエリアの求人情報もあります。

 

まとめ

ここまで、ワーキングホリデーの仕事えらびのポイントについてお伝えしました。

 

渡航前からリサーチをしておくことは、現地で仕事探しをスムーズに運ばせるのに重要なことです。ローカルの求人サイトを小まめにチェックし、自分の興味のある仕事について、つかんでおきましょう

 

渡航先が決まったら、そのエリアに詳しいサイトや、使いやすいサイトを見つけておくのもよいですね。


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海外で働くメリットって何?

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昨今の日本では円安、物価高と言われ、将来の自分の生活に大きな不安を抱えている人も多いでしょう。なかなか日本企業の給与が上がらず「出稼ぎワーホリ」や「海外出稼ぎ」という言葉がメディアなどに取り上げられるなど日本を飛び出して景気がいい海外で仕事を探す人も増えました。実際に海外で働くメリットとは何なのでしょう。今回はこちらの話題を取り上げていきます。

参照リンク:【NHK】https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/488191.html


<目次>

・日本の雇用情勢

・海外で働くメリット

・海外で働く方法

・まとめ


本の雇用情勢

日本は3月に大学や専門学校を卒業し、4月から新社会人として企業に就職するケースが非常に多く、新卒者向けの採用活動は主に大学の卒業に合わせて行われます。ただし、中途採用の場合は大企業や一部の業界では通年で採用活動をする企業も多く、中小企業では欠員などが出た時点で随時行われます。

 

昨今は新型コロナウィルスの流行により、一部の企業は採用プロセスをオンライン化し、リモート面接やオンライン試験を導入しており、また一部の企業ではリモートワークを推進する動きも見られています。

 

特にデジタル技術やIT分野においては、新しい仕事の創出や需要の増加が見られています。テレワークの普及やデジタルトランスフォーメーションにより、柔軟で遠隔地からの仕事が可能な職種が増加しています。また、新型コロナウィルスの流行に伴い、医療や健康関連の業界で需要が増加し、流行の落ち着きに伴い外国人旅行者の増加と共に一時大きく需要が減少した旅行・宿泊・飲食業界などのインバウンド事業の需要が大きく見られています。そのため、外国語のスキルやコミュニケーション能力が高い人材が求められており、外国人人材の需要も大きく増加しています。

 

一方で、物価の上昇に比べて賃金が上がらない状況が続いています。名目賃金は22年1月から連続のプラスとなっていますが、やはり物価高に対しての賃上げが追い付かず、厚生労働省が発表した2023年10月の毎月勤労統計調査では物価を考慮した1人当たりの賃金は実質で前年同月比2.3%減となり、マイナスは19カ月連続となりました。このような状況を踏まえ、このまま日本で働いていて大丈夫か、と考え景気が良く賃金が高い海外での就職に視野を広げている人も増えています。

参照リンク:【日本経済新聞】https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA07EEB0X01C23A2000000/

 

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海外で働くメリット

では実際海外で働くメリットはどのようなことがあるのでしょうか。いくつかピックアップしていきます。

 

①異文化体験
実際に海外で働く場合、異なる文化や習慣に触れることで、自分の視野が広がり、異文化コミュニケーションスキルが向上します。これは国際的なビジネス環境での適応力を高め、多様性を尊重する姿勢を育む助けになります。

 

②言語スキルの向上
海外で働く多くの場合は英語などの日本語以外のスキルが求められます。そのため、言語スキルを向上させる良い機会となります。実際の仕事や日常生活で新しい言語を使用することで、言語力が向上し、国際的なビジネス環境での競争力が強化されます。ただし、海外を拠点にしている日系企業で働く場合、外部とのやり取りがなければ社内で働いているのは日本人の方が多いのであまり外国語を話す機会ないケースもあるので注意しましょう。

 

③キャリアの発展
外国での仕事は、キャリアに新しい展望をもたらすことがあります。異なる市場や産業での経験は、スキルセットを豊かにし、将来のリーダーシップのポジションに向けて成長する機会を提供します。

 

④国際的なネットワーキング
外国で働くことで、国際的なネットワークを構築する機会が増えます。異なるバックグラウンドや専門知識を持つ人々とのコネクションは、将来の仕事やビジネスの機会を拡大する可能性があります。

 

⑤経済的なメリット
一部の地域では、外国で働くことにより高い給与や手当を得ることができます。人気国としてはオーストラリア、スイス、シンガポールなどが挙げられます。また、一部の国では日本での生活に比べ物価が安く生活費が抑えられるため、貯金や投資の機会が増えることがあります。

 

⑥個人成長と自己発展
新しい環境での生活や仕事は、個人的な挑戦が必要になります。この経験により、自己克服や問題解決のスキルが向上し、より強固で柔軟な個人として成長することが期待されます。

 

⑦国際的な仕事の機会
一度海外での経験を積むことで、将来的に国際的なプロジェクトや仕事の機会が広がる可能性があります。企業は異文化経験を積んだ人材を重視し、国際的な展望を持つ人材を求めることが増えています。

日本で働くだけでは得られない大きなメリットが海外で働くことによって得られます。

海外で働く方法

では実際海外で働くにはどのようにしたらいいのでしょうか。海外で働く方法はもちろん1つではないので、複数のやり方を試してみることをおススメします。

 

方法1 働くことができるビザを取得する

働くことができるビザはいくつかあり、代表的なものにワーキングホリデービザ、就労ビザ、学生ビザなどがあります。それぞれ条件は行きたい国によって異なり、また就労できる時間や期間の制限も変わります。必ず事前にしっかりとビザの条件を確認して準備していきましょう。

 

方法2 海外転勤や派遣のある仕事を探す

多国籍企業に勤務している場合、その企業内での異動や派遣があります。企業が異なる国に支店や拠点を持っている場合、転勤の機会が生じることがあります。

 

方法3 国際機関やNGOでの仕事を探す

国際機関や非営利団体(NGO)での仕事も海外で働く手段の一つです。こうした組織は国際協力や人道支援、環境保護など様々な分野で活動しています。

 

方法4 自己雇用やフリーランスで働く

自己雇用者やフリーランサーとして独立し、仕事を受注する方法もあります。ただし、ビザや労働許可が必要な場合があります。その場合、起業家向けのビザやフリーランスのビザなどが候補に挙がります。

 

方法5 専門職として働く

特定の専門職やスキルを持つ者は、その専門性が認められる場合、他国で働く機会があります。一部の国では、特定の専門職に対する需要が高いため、優遇措置が取られることがあります。

 

上記以外にも海外で働く方法はあるかと思いますが、自分に合った働き方ができる方法で探してみてください。

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まとめ

海外で働くということは、新しい経験や出会いがあり、ビジネスリテラシーを身に着けるためにも大変有効です。その一方で日本と海外の働き方のギャップに苦しんだり、コミュニケーション不足から外国人の同僚や上司とぶつかってしまったり、思うように仕事が見つからなかったりと大変な経験も必ずと言っていいほどあります。理想と現実の差を少しでもなくすために日本にいる間からしっかりと準備を進め海外で働くことを目指していきましょう。

 


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【ワーホリで後悔する二大要因】回避するためのポイントを徹底解説!

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ワーキングホリデー(ワーホリ)は国によって1年~2年など長期間その国に滞在できるため、憧れの海外生活を満喫したり、実践的な英語を学んだり、多様な人々と異文化交流をじっくり楽しむことが可能です。

 

他にも、グルメ・観光・趣味・仕事など自分のプランや目的に従って海外生活が思いきり楽しめる自由度の高い制度です。

 

ワーキングホリデー(ワーホリ)制度について

 

最近では、低迷を続ける日本経済への懸念や、賃金が上がりにくい雇用に見切りをつけて「出稼ぎ」を目当てにワーホリに行く人も増加し、ますますワーホリの注目度が高まっています。

 

しかし、その裏では安易な気持ちや準備不足でワーホリに臨んだ結果、その国についてすぐ「こんなはずじゃなかった!」と出鼻を挫かれ後悔する人が増えていることもまた事実です。

 

最悪の場合、やりたかったことや目的が達成できず、お金が尽きてやむなく日本に帰国するケースも…

 

そこで今回は、ワーホリが始まってまずどんなことで後悔がおきやすいのか整理ていきます。ワーホリ計画や出発前の準備に役立てられるよう、その回避方法もご紹介していきます!

 

ワーホリは、その国で一生に一回しか使うことができない貴重な制度です。せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

 


<目次>

●ワーホリ開始直後に後悔しやすい要因
●①現地での友達作りに失敗する
●友達作りに最適な場所とは?
●②仕事がなかなか見つからない
●どうすれば仕事が見つかりすくなる?
●ワーホリを始めてすぐ後悔しやすい人の共通点
●まとめ


ワーホリ開始直後に後悔しやすい要因

 

①現地での友達作りに失敗する

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現地で友達作りがうまくいかず、孤立してしまう人もいます。これは、英語力不足やコミュニケーションが苦手なことが原因となる場合もありますが、一番は友達作りの場を確保できていないことです。

 

家族や親せき、頼れる友人がいる場所へワーホリに行く場合は、その方々を起点に人脈を広げていくことはできるかもしれません。しかし、ほとんどの場合その国に行くのは初めてだったり、土地勘もなく知り合いもいないことが多いです。

 

道行く人に手あたり次第に声をかけ「友達になりませんか?」と切り出していくのはあまり現実的な友達作りの方法とは思えませんよね…(日本で実践したらどうなるかを考えると想像しやすいです)

 

ある程度自然な形で出会い、ある程度時間をかけてお互いを知り仲良くなっていくのが「友達になる」過程ではないでしょうか。

 

それを考慮せず、「行けば何とかなる、きっと友達もすぐにできるはず」と安易に考え何も対策を打たないまま渡航してしまうと、結果的に思い通りにいかず友達が一人もできない事態に陥ってしまう危険性があります。

 

友達作りに最適な場所とは?

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ワーホリする国で友達を作ることは、その後のワーホリ生活の土台を固めたり、有益な情報をゲットしたり、心の安定や平穏をキープするためにもとても重要です。

 

日本でも人とのつながりが自分にそういった利益をもたらしてくれることは言うまでもありませんね。

 

ワーホリする人がごく自然な形でたくさんの人といっぺんに出会い、しかも仲良くなれる場所はズバリ「語学学校」です。

 

語学学校とは、世界中のワーホリ渡航者や留学生が英語を学びに集まってくるところです。そして生徒たちの年齢や目的も英語の習得や友達作り、情報収集と似ていることが多いです。

 

そのため、打ち解けるのにもさほど時間がかからず、短時間で多くの友達(人脈)作りが可能なのです。言わば一番手っ取り早い方法なのです。

 

もちろん語学学校に行くためにはそれなりの費用が発生します。しかし、友達作りに悪戦苦闘し貴重なワーホリ滞在期間やお金を友達のいない日々に費やすよりも、到着後すぐ多数の人と知り合うことができ、英語力も高めらる環境に入ることにお金をかけたほうが「コスパがいい」と思いませんか?

 

今後のワーホリ生活をより充実させたり、現地での仕事をゲットするためには英語力は必須ですから、英語力向上と友達作りがいっぺんにできる語学学校は利用するに越したことはありませんね。

 

多くの語学学校は最短1週間から就学が可能です。予算や到達したい英語力、友達作りにかけるべき期間など、様々な観点から語学学校に通うべきか検討してみるといいでしょう。

 

②仕事がなかなか見つからない

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ワーホリでは、その国で滞在するための資金をアルバイトしてまかなうことが許されています。

 

1~2年のワーホリ中、全く仕事をせずに暮らせる予算を日本から準備していければいいのですが、なかなか難しいですよね。

 

せっかく現地で働くことができるのであれば、現地での生活費は現地で稼いで工面した方が、貯金を使い切らずに済みますし、余剰資金ができればワーホリ中にできることの選択肢も増やせます。

 

また、帰国後の就職やその後のキャリアを考慮し、海外で働く経験を得るために英語を使って働くことに挑戦する人も多いです。

 

ここで皆さんに質問です。海外で仕事を見つけることは簡単だと思いますか?難しいと思いますか?

 

実は、この点をしっかりと現実的に掘り下げて考え、対策を打てるかどうかが理想のワーホリ生活を送れるかどうかにかかってきます。

 

仮に、日本で仕事(アルバイト)を見つけようとした場合、今日希望の求人が見つかって、3日後に面接を受けることができ、その場で採用が決まって、次の日からさっそく仕事開始!「1週間ほどで仕事がゲットできた!」といった具合にとんとん拍子でことが運ぶのは普通でしょうか?

 

きっとそれはとても稀でラッキーなケースですよね。日本でも、求人探しから実際に働きだすまでに最低でも1-2か月はかかるのではないでしょうか。

 

それでは、ワーホリする海外の国で同じことを行う場合でも、1-2か月で仕事をゲットし働きだすことはできるのでしょうか…?

 

ここまでくればお気づきの方も多いかもしれませんが、海外では日本語は通じませんので、英語やその国の言語ですべて行うことになります。したがって、多くの人はきっと「難しい」と答えると思います。

 

ネットやフリーペーパーなどを見て仕事を探し、履歴書を作り、どのように自分をアピールするか事前に考え準備します。運よく採用側に履歴書を気に入ってもらえればようやく面接にこぎつけることができるのです。しつこいようですが、この過程すべてを英語やその国の言語で行うのです。

 

改めてもう一度質問します。あなたならどれくらいの期間あれば実際に働きだすことができるでしょうか?

 

求人探し段階でさっそく求められるのは語学力です。そして人脈を駆使した情報収集力コネといった、その国で生きていくための力です。日本ではそれらがすでに確保できている状態からの仕事探しなので、よっぽど理想が高くない限り見つかるでしょう。

 

海外で仕事をゲットし働くという事はそう簡単ではない事を理解できれば、きっとあなたは後悔する確率をグッと下げることができます。

 

どうすれば仕事が見つかりすくなる?

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海外では日本と違い、新人を時間をかけて大切に育てていくというスタイルは主流ではありません。今すぐに現場で活躍し売り上げをあげることができる即戦力が求められています。

 

特に永住者と違って、滞在期間や就労期間に限りがあるワーホリは、企業側もワーホリ滞在者側も人材育成やトレーニングに割ける時間はお互いないのです。ほかの従業員とすぐに肩を並べて働ける人材かどうかが重視されるのです。

 

また、仕事探しのライバルとなるのは同じワーホリ滞在者、英語力の高い他の留学生、スキルや経験もある現地人など強敵も多いです。

 

そんな中で自分が仕事を勝ち取るには、まずは少しでも「仕事を勝ち取りやすい環境や状態」を整えることが重要です。

 

例えば、

●求人数の多い都会や都市部に拠点を置く

●英語で求人を探す

●仕事を探していることを周囲にアピールしチャンスを拡大する

●ビジネスレベルの英語力を身につける

●日本での経験やスキルが生かせる業種で探す

●日本で英語での就労経験を作っておく

 

日本でも同様ですが、人口が少ない田舎の地域より、都会の方が圧倒的に求人数が多いのは海外でも同じです。その代わり物価や家賃も高いことがネックですが、時給も高いため生活水準はさほど変わらないでしょう。

 

そして、周りに仕事を探している事を言いまわっておくと、案外人づてにネットや掲示板などに載っていない求人情報を得られたり、友達のバイト先で空きができ紹介してもらえた、など運よく仕事が見つかるケースもあります。

 

ライバルが少しでも少ない状況にするには、日本語の求人だけを見るのではなく、現地の人も利用するような英語の求人サイトや掲示板、フリーペーパーも積極的に活用しましょう。その方が見る求人数も多くなり、より時給の高い仕事も見つかりやすくなります。

 

英語については、海外で働くことを希望しているのであればワーホリに行く前から少しでも勉強しておくことをおすすめします。せめて中学英語は総復習し、日常生活で使う単語や文法は押さえておくのが理想です。

 

もちろん、そのレベルでは現地で働くには足りないので、語学学校でさらなるレベルアップや実践力を磨くと、英語力に加えて英語を話す自分にも自信がつきます。ビジネス英語や接客英語など、仕事に役立つ英語が学べるコースを開講している語学学校もありますので、一度調べてみるといいでしょう。

 

もし、ワーホリ先でも特定のお店や企業で働きたい場合は、日本でその企業での就労経験を積んでおくこともアリです。

 

例えばスターバックスやマクドナルド、ユニクロや無印良品などは世界にも多数店舗がありますので、日本での就労経験はワーホリする国の店舗で働く際に大きな強みになります。

 

そこまで対策するのは難しいかもしれませんが、全くの異業種に応募するよりも、日本で経験のある業種や既存のスキルが生かせる仕事からあたっていくと見つけやすくなりますよ。

 

また、現在は円安の影響もあり日本を訪れる外国人観光客の数がかなり多い状況です。観光地やリゾートチ地では人材不足でもあります。英語力が低い状態でも、日本で英語を使って働く経験がしやすいいい今、このチャンスを活用に英語での就労経験を積んでおくのもおすすめです。

 

ワーホリ協会ではそういったリゾートバイト(リゾバ)の仕事をご紹介することが可能ですので、ご興味のある方はワーホリ計画と合わせてぜひご相談ください。

 

 ワーホリを始めてすぐ後悔しやすい人の共通点

以下のような特徴がある人は、「ワーホリを始めてすぐ後悔しやすい人」に合てはまる可能性が高いため要注意!

●根拠のない自信があり「なんとかなる」と思っている

●自発的に情報収集せず、いつも誰かをあてにしている

●周りの意見に惑わされ、自分の軸がブレている

●理想ばかりに目を向け現実的に考えることができない

 

まずは、何のためにワーホリするのか、ワーホリ中にどんなことを達成したいのか、それを達成するにはどんな準備が必要か、しっかりと現実的に考えてみましょう。

 

欲を言えば、せっかくのワーホリ経験を帰国後どう活用ができるか、そのために滞在中に何をすべきか…などワーホリ後の人生まで思いを巡らせることができるとバッチリです!

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は、ワーホリ開始後すぐ後悔しやすい二大要因とその原因、また、後悔しないために知っておきたいポイントをご紹介してきました。

 

せっかくのワーホリを充実したものにするためにも、ぜひ一度みなさん自身を振り返って、情報収集やプラン立て、渡航の目的や目標、帰国後のキャリアについて幅広く考えてみてください。

 

もちろん、私たち日本ワーキング・ホリデー協会はそのお手伝いをするために存在しています。ぜひ一度お気軽にセミナーご参加やお問い合わせなどいただけますと幸いです。

 

日本ワーキング・ホリデー協会

 

ワーホリはその国で一生に一回の貴重な経験です。どうすれば後悔せずにフル活用できるか、一緒に考えて理想のワーホリを実現させましょう!

 

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