フィンランド ワーホリの生活費と手取り【2026年11月】協約の賃金・税・社会保険・家賃・交通費を公式の頁でまとめ

フィンランド ワーホリの生活費と手取り【2026年11月】協約の賃金・税・社会保険・家賃・交通費を公式の頁でまとめ

フィンランドには、最低賃金を定める法律がありません。賃金は、産業ごとの労働協約で決まります。協約の賃金表で働くと、税と保険料を引いたあとに、いくら手元に残るのか。家賃、交通費、医療はいくらかかるのか。フィンランド移民局、経済雇用省、税務署(vero.fi)、年金センター(ETK)、Kela(社会保険庁)、統計局、Finlex(法令データベース)、PAM(サービス産業の労働組合)、ヘルシンキ広域交通局(HSL)などの公式の情報をもとに、実額でまとめます。先に結論を書くと、次のとおりです。

  • 日本人の申請は、18歳以上30歳以下で、許可は最長1年です。2026年の必要資金は、最初の3か月分として銀行口座に2,450 EUR(参考 約433,900円)、申請料は電子申請で530 EUR(参考 約93,900円)です(移民局)。
  • 最低賃金を定める法律はなく、産業の協約が決めます。清掃・施設管理の2026年8月1日からの賃金表は、研修生が月1,824 EUR(参考 約323,000円)(時給11.33 EUR(参考 約2,000円))、グループ2が月2,027 EUR(参考 約359,000円)(時給12.59 EUR(参考 約2,200円))です。ホテル・飲食の2026年6月1日からの賃金表は、PR1が月1,903 EUR(参考 約337,000円)、PR2が月1,942 EUR(参考 約343,900円)で、この産業に初めて入る人は、半年の研修期間の賃金が80%です。
  • 滞在が半年以内なら、給与に一律35%の源泉税がかかります。6か月を超えると居住者になり、累進課税です(vero.fi)。
  • 居住者の手取りは、筆者の計算で、清掃のグループ1(月1,824 EUR(参考 約323,000円))が月の平均1,646.09 EUR(参考 約291,500円)、ホテル・飲食のPR2(月1,942 EUR(参考 約343,900円))が月の平均1,735.51 EUR(参考 約307,400円)です。この賃金の範囲では、国税は勤労所得税額控除で消えます。
  • 給与から引かれる年金と失業保険の保険料は、合計8.19%です(年金 TyEL 7.30%・失業保険0.89%)。
  • 医療は、ワーホリの許可の条件が、滞在の全期間に有効な民間の保険です。公的医療の料金は自治体の住民向けで、住民でない人は原則として緊急の医療だけで、費用は実費です。
  • 家賃は、統計局の2026年第3四半期で、ヘルシンキの民間のワンルームの中央値が月730 EUR(参考 約129,300円)です。
  • ヘルシンキの交通は、大人の単券(市内AB)が3.30 EUR(参考 約580円)です。食費の月額は、公式の統計で確認できなかったため、金額を書いていません。

金額はユーロ(EUR)を基準に書き、カッコで参考円を添えています。1 EUR=177.1円(2026年11月2日の欧州中央銀行・ECB参考レートの1ユーロ=177.1円から計算)で計算した目安で、実際の両替レートとは異なります。

ほかの国と費用を比べたいときは、「ワーホリの費用を国別に比較」に、ビザの申請料・必要資金・保険・最低賃金を国ごとに並べています。

早見表(2026年11月時点)

項目 金額・条件 根拠
日本人の申請 18〜30歳・許可は最長1年・受けられるのは1回 協会の国別ビザ情報(移民局)
必要資金 最初の3か月分として銀行口座に2,450 EUR(参考 約433,900円) 移民局
申請料 電子申請530 EUR(参考 約93,900円)・紙の用紙630 EUR(参考 約111,600円) 移民局
最低賃金 法律はなく、産業の協約が決める 経済雇用省
清掃・施設管理の賃金(2026年8月1日から・月額) 研修生1,824 EUR(参考 約323,000円)・グループ2 2,027 EUR(参考 約359,000円)・グループ3 2,128 EUR(参考 約376,900円) 協約(PAM・Finlex)
ホテル・飲食の賃金(2026年6月1日から・月額・経験0〜2年) PR1 1,903 EUR(参考 約337,000円)・PR2 1,942 EUR(参考 約343,900円)(初めて入る人は半年間80%) 協約(PAM・Finlex)
夕方・深夜の割増(1時間) 清掃0.73 EUR(参考 約130円)・1.36 EUR(参考 約240円)/ホテル・飲食1.40 EUR(参考 約250円)・2.37 EUR(参考 約420円) 協約
税(半年以内の滞在) 給与の35%(源泉税・最終の税) vero.fi
税(6か月を超える滞在) 累進課税(国税12.64〜37.50%・ヘルシンキの地方税5.30%)と控除 vero.fi
給与から引かれる保険料 年金7.30%+失業保険0.89%=8.19%(居住者の健康保険料1.98%は源泉徴収率の中) ETK・Kela・vero.fi
手取り(居住者・月の平均・筆者の計算) 月給1,824 EUR(参考 約323,000円)なら1,646.09 EUR(参考 約291,500円)・月給1,942 EUR(参考 約343,900円)なら1,735.51 EUR(参考 約307,400円) 筆者の計算
公的医療の自己負担の上限(1暦年・住民向け) 815 EUR(参考 約144,300円) Kela・HUS
家賃(ヘルシンキの民間・中央値・月) ワンルーム730 EUR(参考 約129,300円)・2部屋950 EUR(参考 約168,200円) 統計局
ヘルシンキの単券(大人) AB 3.30 EUR(参考 約580円)・ABC 4.50 EUR(参考 約800円) HSL
ヘルシンキの30日券(大人) 住民向け AB 73.90 EUR(参考 約13,100円)・誰でも買える券 AB 172.10 EUR(参考 約30,500円) HSL
食料品・外食の付加価値税 13.5%(2026年1月1日から) vero.fi

1. 日本人の申請と必要なお金

フィンランドのワーキングホリデーは、日本とフィンランドの協定にもとづく滞在許可(residence permit)で、フィンランド移民局(Migri)が審査します。移民局の頁は、この記事の確認の時点で直接読めなかった(アクセス制限)ため、同じ頁の本文を検索結果で複数回確かめ、協会の国別ビザ情報(移民局2026年9月27日・在日フィンランド大使館2026年10月13日の確認)と突き合わせています。

  • 年齢は、日本国籍の人で18歳以上30歳以下です。許可は最長1年で、受けられるのは1回です(協会の国別ビザ情報)。
  • 必要なお金は、2026年は最初の3か月分として、銀行口座に2,450 EUR(参考 約433,900円)です(2024年11月1日に2,000 EUR(参考 約354,200円)から引き上げられました)。帰りの航空券か、それを買えるお金も要ります(移民局)。
  • 保険は、「病気と入院をカバーし、フィンランドに滞在する全期間に有効な保険」が条件です(移民局)。補償額の下限は、ワーホリの頁に書かれていません。
  • 申請料は、電子申請が530 EUR(参考 約93,900円)、紙の用紙が630 EUR(参考 約111,600円)で、許可が下りなくても返金されません(移民局の手数料表)。申請書は Enter Finland で書き、東京・築地の VFS Global の申請センターで本人確認を受けます。サービス料は20ユーロ相当です(協会の国別ビザ情報)。2025年3月27日から、日本での受付は、大使館ではなく、この申請センターです。

申請の流れと書類は、協会の「フィンランドのワーキングホリデービザ」の頁にまとめています。

2. 収入:法定の最低賃金は無い。産業ごとの協約の賃金表

フィンランドには、最低賃金を定める法律がありません。最低賃金などの最低限の労働条件は、産業ごとの労働協約(työehtosopimus・TES)が決めます(経済雇用省 tem.fi)。労働協約が「一般的拘束力あり(yleissitova)」と認められた産業では、使用者が使用者団体に入っていなくても、その協約の最低賃金が適用されます。協約のない産業では、ふつうで妥当な賃金を払うことになっています(労働安全衛生庁 tyosuojelu.fi)。

この記事では、清掃・施設管理と、ホテル・飲食・レジャーの2つの産業について、協約の原文(PDF)と Finlex(法令データベース)の登録で賃金表を確かめました。どちらも、Finlex の登録で一般的拘束力があり、期間は2025年4月1日から2028年3月31日です。ただし、どちらの協約も、当事者が2027年3月31日で終わらせるよう解約できます。表の賃金は最低賃金(総支給・フルタイム)で、手取りではありません。

清掃・施設管理(Kiinteistöpalvelualan työntekijöitä koskeva työehtosopimus)

2026年8月1日からの賃金表です(PAM の協約の全文・Finlex の全文)。月額と時給は、時給=月額÷161で結びついています。

グループ 月額 時給
1(研修生) 1,824 EUR(参考 約323,000円) 11.33 EUR(参考 約2,000円)
2 2,027 EUR(参考 約359,000円) 12.59 EUR(参考 約2,200円)
3 2,128 EUR(参考 約376,900円) 13.22 EUR(参考 約2,300円)
4 2,235 EUR(参考 約395,800円) 13.88 EUR(参考 約2,500円)
5 2,347 EUR(参考 約415,700円) 14.58 EUR(参考 約2,600円)
6 2,463 EUR(参考 約436,200円) 15.30 EUR(参考 約2,700円)
10 2,882 EUR(参考 約510,400円) 17.90 EUR(参考 約3,200円)
  • 賃金表は、2025年8月1日に+2.7%、2026年8月1日に+2.7%引き上げられました。次は2027年7月1日に+2.4%の予定です(協約が解約されない場合)。
  • グループは、仕事の難しさの点数で決まります(グループ2は17〜20点、グループ3は21〜24点)。研修生(グループ1)の賃金は「支払うことができる」という書き方で、グループ2の賃金の90%です。PAM の英語の案内は、清掃・施設管理の仕事の多くがグループ2〜6に入ると書いています。ワーホリの人が、自動でグループ1や3になるわけではありません。
  • 通常の労働時間は、1日7.5時間・週37.5時間、または1日8時間・週40時間です。
  • 夕方(18:00〜23:00)は1時間あたり0.73 EUR(参考 約130円)、深夜(23:00〜06:00)は1.36 EUR(参考 約240円)の割増が付きます(定額で、賃金表の引き上げでは増えません)。
  • 日曜日・教会の祝日の労働は、賃金が100%増し(2倍)です。メーデーと独立記念日も100%増しです。

ホテル・飲食・レジャー(Matkailu-, ravintola- ja vapaa-ajan palveluita koskeva työehtosopimus・労働者)

2026年6月1日からの賃金表です(PAM の賃金表・Finlex の協約の全文)。経験0〜2年の列を示します。月額と時給は、時給=月額÷159で結びついています。

等級 月額 時給 例(協約14条)
PR1 1,903 EUR(参考 約337,000円) 11.97 EUR(参考 約2,100円) 補助員・ベルボーイ・キッチンヘルパー
PR2 1,942 EUR(参考 約343,900円) 12.21 EUR(参考 約2,200円) 清掃員・カフェやファストフードなどの給仕と調理
PR3 2,063 EUR(参考 約365,400円) 12.97 EUR(参考 約2,300円) ホテルの客室係・社員食堂の調理・パン職人
PR4 2,179 EUR(参考 約385,900円) 13.70 EUR(参考 約2,400円) 5.5度を超える酒を出す店の給仕と調理・フロント補助
PR5 2,275 EUR(参考 約402,900円) 14.31 EUR(参考 約2,500円) フロント係・コンシェルジュ・ポーター
  • 経験が2年を超えると、PR1は時給12.28 EUR(参考 約2,200円)、PR2は12.51 EUR(参考 約2,200円)に、5年を超えると、PR1は12.58 EUR(参考 約2,200円)、PR2は12.97 EUR(参考 約2,300円)になります。「経験」は、同じような仕事の経験で数えます。
  • この産業に初めて入る人には、研修期間があります。期間は6か月(必要な職業教育があれば2か月・認められた経験で短くなる)で、研修期間の賃金は、その仕事の0〜2年の表の80%です(協約14条)。筆者の計算では、PR1が月1,522.40 EUR(参考 約269,600円)、PR2が月1,553.60 EUR(参考 約275,100円)です。研修期間のあとは、表のとおりになります。経験を認めてもらうには、雇用契約のとき、遅くとも最初の賃金の支払いの前に示します。外国での経験が認められるかは、協約に書かれていません。
  • 酒を出す店の給仕と調理は、5.5度を超える酒を出す店ならPR4、カフェやファストフード、アルコールを出さない店と5.5度以下の酒だけの店ならPR2です。上司は別の協約です。
  • 通常の労働時間は、3週間で112.5時間です。
  • 夕方(18:00〜24:00)は1時間あたり1.40 EUR(参考 約250円)、深夜(24:00〜06:00)は2.37 EUR(参考 約420円)の割増が付きます(2027年7月1日に1.43 EUR(参考 約250円)と2.43 EUR(参考 約430円)になります)。
  • 日曜日・教会の祝日・5月1日・独立記念日の労働は、基本賃金と夕方・深夜の割増が、それぞれ100%増し(2倍)です。
  • 賃金表は、2026年6月1日に+2.9%引き上げられました。次は2027年7月1日に+2.4%の予定です。

小売業・建設業などの賃金表は、この記事では確かめていないため、書いていません。

3. 税金:滞在が半年を超えるかで、方式が変わる

フィンランドの税は、滞在が「6か月を超えて継続する」かどうかで分かれます(vero.fi)。ちょうど6か月では足りません。

  • 半年以内の滞在(非居住者):給与に一律35%の源泉税がかかります。この税で終わりで、フィンランドの確定申告はありません。「源泉税カード」(フォーム5057e)を雇用主に出すと、35%をかける前に、月510 EUR(参考 約90,300円)(日割りなら1日17 EUR(参考 約3,000円))を引けます。たとえば給与2,000 EUR(参考 約354,200円)なら、カードなしで700 EUR(参考 約124,000円)、カードありで521.50 EUR(参考 約92,400円)です。
  • 半年を超える滞在(居住者):到着の日にさかのぼって居住者になり、給与は累進課税です。個人識別番号(フォーム6150e)と税カード(フォーム5042e)が要り、雇用主は税カードに書かれた源泉徴収率で税を引きます。確定申告が必要です。1年のワーホリの許可で、半年を超えて働く人は、こちらです。
  • 税カードがないと、雇用主は給与の60%を引きます(非居住者の源泉税は35%)。

2026年の国税(valtion tulovero)の累進表は、次のとおりです(課税所得・vero.fi)。

課税所得 下限の税額 超えた分の税率
0 EUR(参考 約0円)〜22,000 EUR(参考 約3,896,200円) 0 EUR(参考 約0円) 12.64%
22,000 EUR(参考 約3,896,200円)〜32,600 EUR(参考 約5,773,500円) 2,780.80 EUR(参考 約492,500円) 19.00%
32,600 EUR(参考 約5,773,500円)〜40,100 EUR(参考 約7,101,700円) 4,794.80 EUR(参考 約849,200円) 30.25%
40,100 EUR(参考 約7,101,700円)〜52,100 EUR(参考 約9,226,900円) 7,063.55 EUR(参考 約1,251,000円) 33.25%
52,100 EUR(参考 約9,226,900円)以上 11,053.55 EUR(参考 約1,957,600円) 37.50%

表の最初の「0」は、下限での税額で、税率0%の帯ではありません。実際には、次の控除と税額控除で、収入の少ない人の税は小さくなります(居住者・2026年)。

  • 勤労所得の必要経費控除:750 EUR(参考 約132,800円)。
  • 基礎控除:4,265 EUR(参考 約755,300円)(国税と地方税の両方で使います。控除をしたあとの純所得が4,265 EUR(参考 約755,300円)を超えると、超えた分の18%ずつ減ります)。
  • 勤労所得税額控除:給与の18%・上限3,430 EUR(参考 約607,500円)(純所得が35,000 EUR(参考 約6,198,500円)を超えると、超えた分の2%ずつ減ります)。国税から先に引きます。

国税のほかに、地方税(kunnallisvero)がかかります。2026年のヘルシンキは5.30%、全国の平均は7.60%で、本土の自治体は4.70%から10.90%の範囲です(エスポー5.30%・ヴァンター6.40%・タンペレ7.60%・トゥルク7.10%・オウル8.10%)。教会税は、教会の会員だけが払います(ルーテル教会はヘルシンキで1.00%)。公共放送税(Yle 税)は、純所得のうち15,150 EUR(参考 約2,683,100円)を超える分の2.5%で、年160 EUR(参考 約28,300円)が上限です。

vero.fi が公開している例(ヘルシンキに住み、ルーテル教会の会員で、1月からの税カードを持つ17〜64歳)では、給与にかかる1年の税額と、税カードに書く源泉徴収率(0.5%刻みに切り上げ)は、次のとおりです。

年収 1年の税額 税カードの率
10,000 EUR(参考 約1,771,000円) 0.00 EUR(参考 約0円) 0.0%
16,000 EUR(参考 約2,833,600円) 2.50 EUR(参考 約440円) 0.5%
20,000 EUR(参考 約3,542,000円) 278.50 EUR(参考 約49,300円) 1.5%
30,000 EUR(参考 約5,313,000円) 2,530.49 EUR(参考 約448,100円) 8.5%
40,000 EUR(参考 約7,084,000円) 5,511.99 EUR(参考 約976,200円) 14.0%
50,000 EUR(参考 約8,855,000円) 9,361.96 EUR(参考 約1,658,000円) 19.0%

この税額には、国税・地方税・教会税・Yle 税・健康保険料(1.10%と0.88%)が含まれます。年金と失業保険の保険料(次の節)は、別に引かれます。

4. 社会保険料:給与から引かれる分

2026年の被用者の保険料は、次のとおりです(ETK・Kela・vero.fi)。

保険料 率 条件
雇用年金(TyEL) 給与の7.30% 全年齢一律。月の給与が71.72 EUR(参考 約12,700円)以上
失業保険 給与の0.89% 18歳以上65歳未満
健康保険料(医療給付) 給与の1.10% 全員
健康保険料(日当) 給与の0.88% 年の給与が17,255 EUR(参考 約3,055,900円)以上のとき(未満は0%)

4つの合計は10.17%です。ただし、居住者では、健康保険料の1.98%は源泉徴収率の中に含まれ、給与明細の別の行ではありません。給与明細で別の行になるのは、TyEL 7.30%と失業保険0.89%の合計8.19%です。源泉税(35%)を払う非居住者では、健康保険料が、税とは別にさらに引かれます。

フィンランドの健康保険の対象になる条件は、働く人の場合、月の給与が800.02 EUR(参考 約141,700円)以上であることです(2025年と2026年・働く期間の長さは問いません)。

TyEL の保険料は、フィンランドを出ても返金されません。積み立てた年金は、将来、どこに住んでいても受け取れます(ETK)。日本とフィンランドの社会保障協定は、2022年2月1日に発効しました(公的年金と雇用保険が対象)。協定は、主に派遣の人の二重加入を防ぐもので、現地で雇われたワーホリの人は、フィンランドの TyEL と失業保険の保険料を払います。

5. 手取り:協約の賃金表の月給で計算する

居住者として、ヘルシンキに1年間住み、1年間フルタイムで働いた場合の手取りを計算しました。税の計算の手順は、vero.fi が公開している年収1万〜7万ユーロの例のすべてに、1セント単位で一致するもので、筆者が計算しています。

  1. 給与(年)から、年金(TyEL 7.30%)、失業保険(0.89%)、健康保険料の日当の拠出(0.88%・年の給与が17,255 EUR(参考 約3,055,900円)以上のとき)、勤労所得の必要経費控除750 EUR(参考 約132,800円)を引いて、純所得を出します。
  2. 基礎控除を引いた課税所得に、国税の累進表と、地方税(ヘルシンキ5.30%)、健康保険料の医療給付の拠出(1.10%)をかけます。国税は、勤労所得税額控除(給与の18%・上限3,430 EUR(参考 約607,500円))を引きます。公共放送税(Yle 税)を足します。
  3. 手取りは、給与から、この税と、年金・失業保険の保険料(8.19%)を引いた額です。

教会の会員でない人の結果は、次のとおりです。

月給(総支給) 年収 1年の税 年金・失業保険(8.19%) 手取り(年) 手取り(月の平均)
1,553.60 EUR(参考 約275,100円) 18,643.20 EUR(参考 約3,301,700円) 232.64 EUR(参考 約41,200円) 1,526.88 EUR(参考 約270,400円) 16,883.68 EUR(参考 約2,990,100円) 1,406.97 EUR(参考 約249,200円)
1,824 EUR(参考 約323,000円) 21,888.00 EUR(参考 約3,876,400円) 342.31 EUR(参考 約60,600円) 1,792.63 EUR(参考 約317,500円) 19,753.06 EUR(参考 約3,498,300円) 1,646.09 EUR(参考 約291,500円)
1,903 EUR(参考 約337,000円) 22,836.00 EUR(参考 約4,044,300円) 469.49 EUR(参考 約83,100円) 1,870.27 EUR(参考 約331,200円) 20,496.24 EUR(参考 約3,629,900円) 1,708.02 EUR(参考 約302,500円)
1,942 EUR(参考 約343,900円) 23,304.00 EUR(参考 約4,127,100円) 569.23 EUR(参考 約100,800円) 1,908.60 EUR(参考 約338,000円) 20,826.17 EUR(参考 約3,688,300円) 1,735.51 EUR(参考 約307,400円)
2,027 EUR(参考 約359,000円) 24,324.00 EUR(参考 約4,307,800円) 786.57 EUR(参考 約139,300円) 1,992.14 EUR(参考 約352,800円) 21,545.29 EUR(参考 約3,815,700円) 1,795.44 EUR(参考 約318,000円)
2,128 EUR(参考 約376,900円) 25,536.00 EUR(参考 約4,522,400円) 1,044.85 EUR(参考 約185,000円) 2,091.40 EUR(参考 約370,400円) 22,399.75 EUR(参考 約3,967,000円) 1,866.65 EUR(参考 約330,600円)
  • 月給の行は、上から順に、ホテル・飲食のPR2の研修期間(PR2の80%)、清掃のグループ1、ホテル・飲食のPR1、ホテル・飲食のPR2、清掃のグループ2、清掃のグループ3の賃金表の月給です。
  • この賃金の範囲では、国税は、勤労所得税額控除ですべて消えます。年収が低い間は、払う税は、健康保険料の日当の拠出と Yle 税が中心で、年収が上がると、地方税と健康保険料の医療給付の拠出が少し出ます(表の1年の税が、上の行ほど小さいのはこのためです)。
  • ルーテル教会の会員(ヘルシンキで1.00%)は、清掃グループ1で年90.53 EUR(参考 約16,000円)、グループ2で年201.82 EUR(参考 約35,700円)、税が多くなります(手取りは月に約7.5 EUR(参考 約1,300円)と16.8 EUR(参考 約3,000円)減ります)。
  • 表の税は、1年を通してフィンランドの居住者だった場合の、最終の年の税額です。毎月の源泉徴収の額ではありません(税カードの率は0.5%刻みに切り上げられ、差は確定申告で精算されます)。
  • 表の各行は、1年間その月給が続くとした計算です。ホテル・飲食の研修期間(半年まで)の行は、研修期間の手取りの目安として見てください。
  • 月給は、協約の賃金表の最低賃金(総支給)です。ホテル・飲食の研修期間は、PR2の80%です。夕方・深夜・日曜の割増を含めていません。
  • 健康保険料(1.10%と0.88%)は、フィンランドの健康保険に入っている人にかかる前提で計算しています。1年のワーホリの許可の人が、実際に引かれるかは、確かめていません。
  • 滞在が半年以内(非居住者)の場合は、給与に35%の源泉税がかかり、この表とは違います。
6. 医療と保険

6. 医療と保険

ワーホリの在留許可の条件は、「病気と入院をカバーし、フィンランドに滞在する全期間に有効な保険」に入っていることです(移民局)。ワーホリの頁に、補償額や自己負担の上限の指定は見つかりません。

フィンランドの公的医療の患者負担は、2026年は次のとおりです(Kela・ヘルシンキ市・HUS)。

項目 上限
保健センターの医師の受診(1回・年3回まで) 最大30.20 EUR(参考 約5,300円)(2025年は28.20 EUR(参考 約5,000円))
保健センターの年間の上限料金(受診1回ごとの代わり) 最大60.30 EUR(参考 約10,700円)(2025年は56.40 EUR(参考 約10,000円))
病院の外来の専門診療(1回) 最大71.30 EUR(参考 約12,600円)(2025年は66.70 EUR(参考 約11,800円))
1暦年の自己負担の上限 815 EUR(参考 約144,300円)(2025年は762 EUR(参考 約135,000円))

自治体はこれより安くしてよく、ヘルシンキ市は、保健センターの医師と看護師の受診を無料にしています(ヘルシンキ市の料金表)。

ただし、この料金は、フィンランドの自治体の住民(kotikunta がある人)の料金です。住民でない人は、原則として緊急の医療だけを受けられ、費用は実費になります(HUS)。住民向けの料金を使えるのは、EHIC や協定がある人か、Kela の「フィンランドでの医療の受給資格の証明書」を持つ人です(働く人が Kela に申請します)。住民でない人に請求した料金は、年815 EUR(参考 約144,300円)の上限の計算に入りません。Kela は、EU・EEA 以外の一時的な滞在者は「緊急医療だけ」が対象と書いています。ワーホリの人がどちらに当たるかを書いた公式の頁は、確かめられませんでした。ワーホリの許可の条件になっている民間の保険を前提にしてください。

Kela のカードは、民間の医師・専門医の受診1回に、一律8 EUR(参考 約1,400円)を払い戻します(2026年1月1日から・以前は30 EUR(参考 約5,300円))。公的な保健センターの費用は払い戻されません。Kela の給付を受けられるのは、フィンランドの健康保険に入っている人です。働く人は月の給与が800.02 EUR(参考 約141,700円)以上、居住に基づく場合は Kela が「永住」と判断した人で、Kela は、一時的な移住は通常、給付の権利がないと書いています。1年のワーホリの許可の人が対象になるかは、公式の頁で確かめられませんでした。

7. 交通費

ヘルシンキ広域交通局(HSL)の料金表(2026年6月2日から有効・付加価値税込み)では、大人の単券は、ゾーンAB(市内)で3.30 EUR(参考 約580円)、ABCで4.50 EUR(参考 約800円)、ABCDで5.00 EUR(参考 約890円)です。券売機と非接触の読み取り機では、3.50 EUR(参考 約620円)・4.80 EUR(参考 約850円)・5.30 EUR(参考 約940円)です。有効時間は、ABが80分、ABCが90分、ABCDが110分です。1日券(大人)は、ABで10.60 EUR(参考 約1,900円)、ABCで12.80 EUR(参考 約2,300円)です。

期間券は2種類あります。「HSL の自治体の住民向け」の大人の30日券は、ABで73.90 EUR(参考 約13,100円)、ABCで110.40 EUR(参考 約19,600円)、ABCDで121.80 EUR(参考 約21,600円)です。これとは別に、「居住の自治体を問わず誰でも」買える Yleiskausilippu の大人の30日券は、ABで172.10 EUR(参考 約30,500円)、ABCで188.10 EUR(参考 約33,300円)、ABCDで207.50 EUR(参考 約36,700円)です。住民向けの学生と70歳以上の割引(40%引き)の30日券は、ABで44.30 EUR(参考 約7,800円)で、学生は「HSL の地域に永住し、フィンランドの教育機関で8か月以上の全日制で学ぶ人」で、一時的な居住者は対象外です。ワーホリの人が住民向けの料金で買えるかは、HSL の頁の条件の文が読めず、確かめていません。

ヘルシンキ空港はゾーンC、ヘルシンキ中央駅はゾーンAで、中央駅から空港へは、ABCの券が要ります(単券4.50 EUR(参考 約800円)〜4.80 EUR(参考 約850円))。空港へは I と P の電車が使えます。

タンペレの Nysse(付加価値税13.5%込み)では、大人(25歳以上)の90分の単券は、トラベルカードでAB(市内)が2.50 EUR(参考 約440円)、ABC(全域)が4.00 EUR(参考 約710円)、モバイルと非接触の支払いで2.80 EUR(参考 約500円)・4.70 EUR(参考 約830円)です。大人の30日券は、ABで65.00 EUR(参考 約11,500円)、ABCで84.00 EUR(参考 約14,900円)です。タンペレ市は2026年10月28日に、単券を2027年1月4日から値上げすると発表しています(大人のトラベルカードはABで2.70 EUR(参考 約480円)、ABCで4.20 EUR(参考 約740円)・期間券は据え置き)。

トゥルクの Föli(2026年1月1日から)では、大人(20歳超)の単券は3.15 EUR(参考 約560円)(2時間の乗り換え・23:00〜04:00は+1.00 EUR(参考 約180円))、バス車内の現金は4.50 EUR(参考 約800円)、30日券は57.00 EUR(参考 約10,100円)です。

国内の列車(VR)は、ヘルシンキ〜タンペレが、最安で5.90 EUR(参考 約1,000円)からです(早く買うほど安く、価格は日々変わります。この記事の確認時点の表示です)。

8. 家賃と食費

家賃

統計局(Tilastokeskus)の2026年第3四半期(7〜9月・2026年10月15日公表)では、1か月あたり・1平方メートルあたりの平均家賃は、ヘルシンキの民間(補助なし)で21.37 EUR(参考 約3,800円)、補助住宅(ARA)で15.31 EUR(参考 約2,700円)です。大ヘルシンキ圏は20.12 EUR(参考 約3,600円)と15.21 EUR(参考 約2,700円)、全国は15.99 EUR(参考 約2,800円)と13.51 EUR(参考 約2,400円)です。家賃指数の年間の変化は、全国の民間が+0.1%、ヘルシンキの民間が−0.2%です。この平均は、既存の契約すべての値で、新しい契約はもっと高く、ヘルシンキの民間の新規契約は21.97 EUR(参考 約3,900円)です。

戸あたりの月額は、統計局の「総家賃の分布」が出しています。ヘルシンキの民間(補助なし)の2026年第3四半期は、次のとおりです。

部屋数 下位4分の1 中央値 上位4分の1 戸数
ワンルーム 680 EUR(参考 約120,400円) 730 EUR(参考 約129,300円) 813 EUR(参考 約144,000円) 19,310戸
2部屋 849 EUR(参考 約150,400円) 950 EUR(参考 約168,200円) 1,100 EUR(参考 約194,800円) 16,450戸
3部屋以上 1,120 EUR(参考 約198,400円) 1,292 EUR(参考 約228,800円) 1,509 EUR(参考 約267,200円) 7,605戸

統計局の「ワンルーム」は、台所を部屋数に数えないため、スタジオ・1K・1DK を分けられません。エスポーとカウニアイネンのワンルームの中央値は715 EUR(参考 約126,600円)、ヴァンターは690 EUR(参考 約122,200円)です。民間会社の相場は、公式の統計ではないため、書いていません。

敷金(保証金)は、住宅賃貸法(481/1995)で、3か月分の家賃を超える定めは無効です(Finlex)。InfoFinland は、通常は家賃2か月分で、多くても3か月分と書いています。賃貸の終了から14日以内に返すか、書面で止める通知を出すことになっています(Finlex)。

食費

食料品と飲料、レストランとケータリングの食事の付加価値税は、2026年1月1日から13.5%です(それまでは14%・vero.fi)。標準税率は25.5%で、酒・たばこと酒類の提供は25.5%です。統計局とユーロスタットの物価水準(EU27=100)では、フィンランドの食料品・非アルコール飲料は、2024年が108.6、2025年が107.5で、2025年はEU平均より約7.5%高い水準です。食費の月額や食料品の品目別の価格は、公式の統計で確認できなかったため、この記事には金額を書いていません。

9. 協約の賃金で暮らせるか(筆者の計算)

9. 協約の賃金で暮らせるか(筆者の計算)

ヘルシンキで、民間のワンルーム(2026年第3四半期の中央値730 EUR(参考 約129,300円)・下位4分の1は680 EUR(参考 約120,400円)・上位4分の1は813 EUR(参考 約144,000円))を借り、HSL の大人の30日券(ゾーンAB)で通うと、手取りから残る額は、次のとおりです。住民向けの30日券(73.90 EUR(参考 約13,100円))をワーホリの人が買えるかは確かめていないため、誰でも買える券(172.10 EUR(参考 約30,500円))の場合も並べます。

月給(総支給) 手取り(月の平均) 家賃 30日券 残り(住民向けの券) 残り(誰でも買える券)
1,553.60 EUR(参考 約275,100円) 1,406.97 EUR(参考 約249,200円) 730 EUR(参考 約129,300円) 73.90 EUR(参考 約13,100円)/172.10 EUR(参考 約30,500円) 603.07 EUR(参考 約106,800円) 504.87 EUR(参考 約89,400円)
1,824 EUR(参考 約323,000円) 1,646.09 EUR(参考 約291,500円) 730 EUR(参考 約129,300円) 73.90 EUR(参考 約13,100円)/172.10 EUR(参考 約30,500円) 842.19 EUR(参考 約149,200円) 743.99 EUR(参考 約131,800円)
1,942 EUR(参考 約343,900円) 1,735.51 EUR(参考 約307,400円) 730 EUR(参考 約129,300円) 73.90 EUR(参考 約13,100円)/172.10 EUR(参考 約30,500円) 931.61 EUR(参考 約165,000円) 833.41 EUR(参考 約147,600円)
2,027 EUR(参考 約359,000円) 1,795.44 EUR(参考 約318,000円) 730 EUR(参考 約129,300円) 73.90 EUR(参考 約13,100円)/172.10 EUR(参考 約30,500円) 991.54 EUR(参考 約175,600円) 893.34 EUR(参考 約158,200円)

表の月給の行は、上から順に、ホテル・飲食のPR2の研修期間、清掃のグループ1、ホテル・飲食のPR2、清掃のグループ2の賃金表の月給です。この残りで、食費、光熱費、通信費、ワーホリの許可の条件になっている民間の保険、外出の費用をまかないます。これらの金額は、公式の統計で確認できなかったため、この記事には書いていません。家賃は、既存の契約を含む中央値で、新しく借りる契約はもっと高いことがあります。ホテル・飲食の研修期間は半年までで、そのあとは、PR2の月給が1,942 EUR(参考 約343,900円)になります(手取りは、前の節の表のPR2の行です)。協約の賃金表は最低賃金で、実際の賃金は、等級・経験・勤め先で変わります。

よくある質問

Q. フィンランドの最低賃金はいくらですか?

A. 最低賃金を定める法律はありません。産業ごとの労働協約が最低賃金を決めます(経済雇用省)。2026年の清掃・施設管理の賃金表は、研修生が月1,824 EUR(参考 約323,000円)(時給11.33 EUR(参考 約2,000円))、グループ2が月2,027 EUR(参考 約359,000円)(時給12.59 EUR(参考 約2,200円))です。ホテル・飲食の賃金表は、経験0〜2年のPR1が月1,903 EUR(参考 約337,000円)(時給11.97 EUR(参考 約2,100円))、PR2が月1,942 EUR(参考 約343,900円)(時給12.21 EUR(参考 約2,200円))です。

Q. ホテルや飲食で働くと、最初から表の賃金ですか?

A. この産業に初めて入る人は、6か月の研修期間があり、賃金はその仕事の0〜2年の表の80%です(協約14条)。必要な職業教育があれば2か月、認められた経験があれば短くなります。外国での経験が認められるかは、協約に書かれていません。

Q. 手取りはいくらですか?

A. 居住者として1年間フルタイムで働くと、清掃のグループ1(月1,824 EUR(参考 約323,000円))で月の平均1,646.09 EUR(参考 約291,500円)、ホテル・飲食のPR2(月1,942 EUR(参考 約343,900円))で月の平均1,735.51 EUR(参考 約307,400円)です(筆者の計算・教会の会員でない場合)。年金7.30%と失業保険0.89%が引かれ、この賃金の範囲では、国税は勤労所得税額控除で消えます。

Q. 税金はいくらかかりますか?

A. 滞在が半年以内なら、給与に一律35%の源泉税です。6か月を超えて滞在すると、到着の日にさかのぼって居住者になり、累進課税です(国税12.64%から37.50%・ヘルシンキの地方税5.30%)。税カードが無いと、雇用主は給与の60%を引きます(vero.fi)。

Q. 健康保険は必要ですか?

A. ワーホリの許可の条件が、病気と入院をカバーし、滞在の全期間に有効な保険に入ることです(移民局)。公的医療の料金(保健センターの医師の受診は1回最大30.20 EUR(参考 約5,300円))は、自治体の住民向けで、住民でない人は原則として緊急の医療だけで、費用は実費です(HUS)。

Q. ヘルシンキの家賃はいくらですか?

A. 統計局の2026年第3四半期で、ヘルシンキの民間(補助なし)のワンルームの中央値は月730 EUR(参考 約129,300円)、2部屋は950 EUR(参考 約168,200円)、3部屋以上は1,292 EUR(参考 約228,800円)です。1平方メートルあたりの平均は21.37 EUR(参考 約3,800円)です。敷金は、3か月分の家賃までで、通常は2か月分です。

Q. ヘルシンキの交通費はいくらですか?

A. HSL の大人の単券は、市内(AB)で3.30 EUR(参考 約580円)、ABCで4.50 EUR(参考 約800円)です。30日券は、HSL の自治体の住民向けがABで73.90 EUR(参考 約13,100円)、誰でも買える券がABで172.10 EUR(参考 約30,500円)です。

金額・税率・運賃は2026年11月時点の公的な情報です。賃金表・税率・保険料・運賃は改定されることがあり(たとえば Nysse の単券は2027年1月4日から値上げ)、為替も日々変わります。申請や契約の前に、各機関の最新の案内で確認してください。

出典(公的な一次情報)

  • 移民局(Migri)「Residence permit application for Working Holiday」:https://migri.fi/en/working-holiday/en
  • 移民局(Migri)「Increases in income required of residence permit applicants as of 1 November 2024」:https://migri.fi/en/-/increases-in-income-required-of-residence-permit-applicants-as-of-1-november-2024
  • 移民局(Migri)「Processing fees and payment methods」:https://migri.fi/en/processing-fees-and-payment-methods
  • 経済雇用省(tem.fi)「No legislative amendments necessary in Finland to implement EU Minimum Wage Directive」:https://tem.fi/en/-/no-legislative-amendments-necessary-in-finland-to-implement-eu-minimum-wage-directive
  • 労働安全衛生庁(tyosuojelu.fi)「Pay」:https://tyosuojelu.fi/en/employment-relationship/pay
  • InfoFinland「Wages and working hours」:https://infofinland.fi/work-and-enterprise/during-employment/wages-and-working-hours
  • 清掃・施設管理の労働協約(KipaTES 2025〜2028)全文(PAM):https://www.pam.fi/wp-content/uploads/2023/05/KipaTES_2025_PAM.pdf
  • Finlex「清掃・施設管理の協約の登録(一般的拘束力・3/2014)」:https://www.finlex.fi/fi/viranomaiset/tyoehtosopimukset/2014/3
  • ホテル・飲食・レジャーの賃金表(2026年6月1日・PAM):https://www.pam.fi/wp-content/uploads/2025/04/marava_palkat_tyontekijat_01062026.pdf
  • Finlex「ホテル・飲食・レジャーの協約の登録(一般的拘束力・13/2010)」:https://www.finlex.fi/fi/viranomaiset/tyoehtosopimukset/2010/13
  • PAM「Collective agreement: hotel, restaurant, leisure」:https://www.pam.fi/en/tes/collective-agreement-hotel-restaurant-leisure/
  • 税務署(vero.fi)「Foreign worker staying no longer than 6 months」:https://www.vero.fi/en/individuals/tax-cards-and-tax-returns/arriving_in_finland/work_in_finland/foreign-worker-staying-no-longer-than-6-months–you-have-the-option-to-claim-progressive-tax-treatment/
  • 税務署(vero.fi)「Finnish employer」:https://www.vero.fi/en/individuals/tax-cards-and-tax-returns/arriving_in_finland/work_in_finland/finnish-employer/
  • 税務署(vero.fi)「国税の累進表(Ansiotulot)」:https://www.vero.fi/henkiloasiakkaat/verokortti-ja-veroilmoitus/tulot/ansiotulot/
  • 税務署(vero.fi)「Kuntien ja seurakuntien tuloveroprosentit vuonna 2026」:https://www.vero.fi/syventavat-vero-ohjeet/paatokset/47465/kuntien-ja-seurakuntien-tuloveroprosentit-vuonna-2026/
  • 税務署(vero.fi)「Public broadcasting tax」:https://www.vero.fi/en/About-us/newsroom/visual_aids_for_presentations_and_for_t/public_broadcasting_tax/
  • 税務署(vero.fi)「Tax rates on pay, pensions and benefits」:https://www.vero.fi/en/individuals/tax-cards-and-tax-returns/income/earned-income/tax-rates-on-pay-pensions-and-benefits/
  • 税務署(vero.fi)「Health insurance contributions collected from workers who arrive in Finland」:https://www.vero.fi/en/individuals/tax-cards-and-tax-returns/arriving_in_finland/work_in_finland/health-insurance-contributions-collected-from-workers-who-arrive-in-finland/
  • 年金センター(ETK)「Työeläkemaksut vuonna 2026」:https://www.etk.fi/ajankohtaista/tyoelakemaksut-vuonna-2026/
  • 年金センター(ETK)「Lakisääteiset sosiaalivakuutusmaksut Suomessa 2026」:https://www.etk.fi/wp-content/uploads/2026/01/lakisaateiset-sosiaalivakuutusmaksut-suomessa-2026-suomi-1.pdf
  • 年金センター(ETK)「Social security agreement between Finland and Japan came into force on 1 February 2022」:https://www.etk.fi/en/topical-issues/social-security-agreement-between-finland-and-japan-came-into-force-on-1-february-2022/
  • Kela「Moving to Finland」:https://www.kela.fi/moving-to-finland
  • Kela「Can you get benefits when you move to Finland」:https://www.kela.fi/can-you-get-benefits-when-you-move-to-finland
  • Kela「Medical care entitlement in Finland」:https://www.kela.fi/medical-care-entitlement-finland
  • Kela「Reimbursements for private medical care」:https://www.kela.fi/reimbursements-for-private-medical-care
  • Kela「Sosiaaliturvamuutokset potilastyössä」:https://www.kela.fi/ajankohtaista/sosiaaliturvamuutokset-potilastyossa
  • ヘルシンキ市「Asiakasmaksuhinnasto(2026年5月28日更新)」:https://www.hel.fi/static/sotepe/asiakasmaksut/asiakasmaksuhinnasto.pdf
  • HUS「Client fees and price list」:https://www.hus.fi/en/patient/client-fees-and-price-list
  • InfoFinland「Health services in Finland」:https://infofinland.fi/en/health/health-services-in-finland
  • ヘルシンキ広域交通局(HSL)「Lippujen hinnat 2026(2026年6月2日から)」:https://staticfiles.hsl.fi/globalassets/liput-ja-hinnat/lippujen-hinnat/lippujen-hinnat_a4_02062026_v2.pdf
  • Nysse(タンペレ)「Fares」:https://www.nysse.fi/en/tickets-and-fares/fares.html
  • タンペレ市「Nysse single ticket prices to rise」:https://www.tampere.fi/en/current/2026/10/28/nysse-single-ticket-prices-rise
  • Föli(トゥルク)「料金表(2026年1月1日から)」:https://cms.foli.fi/sites/default/files/documents-2026-01/foli_hinnasto_fi_sv_12.25_netti-1.pdf
  • VR「Helsinki–Tampere」:https://www.vr.fi/en/helsinki-tampere
  • 統計局(Tilastokeskus)「Rents of dwellings」:https://stat.fi/en/statistics/asvu
  • 統計局(Tilastokeskus)家賃の表(15fa・15fc):https://pxdata.stat.fi/PxWeb/api/v1/en/StatFin/asvu/15fa.px
  • Finlex「住宅賃貸法(481/1995)」:https://www.finlex.fi/fi/lainsaadanto/1995/481
  • InfoFinland「Tenancy agreement」:https://infofinland.fi/housing/rental-home/tenancy-agreement
  • 税務署(vero.fi)「Rates of VAT」:https://www.vero.fi/en/businesses-and-corporations/about-corporate-taxes/vat/rates-of-vat/
  • 統計局(Tilastokeskus)「Food and non-alcoholic beverages price comparison」:https://stat.fi/en/publication/cm1j7y3q42x3807uqrr2153d8
  • 欧州中央銀行(ECB)「Euro foreign exchange reference rates」:https://www.ecb.europa.eu/stats/policy_and_exchange_rates/euro_reference_exchange_rates/html/index.en.html
  • 日本ワーキング・ホリデー協会「フィンランドのワーキングホリデービザ」:https://www.jawhm.or.jp/visa/v-fin.html

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一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)です。 ワーキングホリデーと留学の相談を受けていて、2026年9月時点で、のべ15万人以上のご相談にお答えし、6万回以上のセミナーを開いてきました。 カウンセラーが一人ひとりに無料で対応しています。 このブログでは、相談でよく聞かれることや、出発前に決めておきたいお金・手続きの話を書いています。

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