”留学”と聞くと、『学生』が短期留学や語学留学をしたり、海外の大学へ進学する事のイメージが強いかもしれません。しかしワーホリや留学で渡航する方というのは、『社会人』の方もかなり多いんです!(ワーホリの場合は、むしろその多くが社会人!)
今まで積んできたキャリアを手放して海外で1から英語を学ぶというのは、とても勇気が必要で帰国後の就職活動も不安になりますよね。
今回は、そんな社会人におすすめの海外渡航・留学の形を紹介します。後悔しない海外生活を送るためにも、是非最後までご覧ください。
<目次>
・社会人のための留学プラン作成
・様々な留学の形
・社会人におすすめ専門・スキルアップ留学
・社会人のための留学プラン作成
まず最初に必ず考えていただきたいのが『留学の目標』と『帰国後のプラン』です。なぜなら十分に考えないまま海外に渡航してしまうと、帰国後の就職活動で『渡航した目的』を自信を持って話す事が出来ず、現地での行動も目的に沿っていないので理論立てて話す事が難しくなってしまうからです。
例えば『特に目標は決まっていないけど最低限、英語力は上げたいから半年間学生ビザで留学してその後にワーホリをしよう』というプランの場合、ある程度の英語力が身につき現地でお仕事に就くことも出来ると思います。
しかし、帰国後にやりたい事が見つかったとしても企業が必須条件として設定している英語力が足りなかったり、面接で経験をアピールすることが出来ず海外でアルバイトしていただけの人、として見られる可能性は十分にあります。
逆に渡航前から『留学の目標』と『帰国後のプラン』を考えて、それに沿った渡航計画さえ立てる事が出来れば、帰国後の就職活動でも堂々とアピールする事が出来ます。
皆さんはどんな目標を持って留学をしますか?また、帰国後はどんなプランを考えていますか?
・様々な留学の形
ご自身の『留学の目標』と『帰国後のプラン』を考える事が出来たら留学プランを考えます。
語学留学・スキルアップ留学<滞在期間目安:半年~1年>
<こんな方にオススメ!>
・確実に英語力を伸ばしたい
・英語の資格を取ってスキルアップしたい
・異文化交流したい
現地の語学学校に通い、しっかりとした英語力を身につける留学です。語学学校は、英語力に自信が無い方でも入学する事が出来るので、帰国後は英語力を活かしたいという方におすすめ。
また、人気の英語圏では留学でもアルバイトをする事が出来る国がほとんどなので現地の生活を稼ぎながら英語力の向上・異文化交流・就労を経験する事が出来ます。
ワーキングホリデー<滞在期間目安:1年>
<こんな方にオススメ!>
・長い休暇を楽しみたい
・異文化交流したい
1年間の間に観光・就学・就労など何でも出来るオールマイティな留学です。
一般的なプランでは前半の3ヶ月~6ヶ月間は語学学校に通い、残りの期間はフルタイムで働きます。留学と比べると自由に使える時間が長く、予算が抑えられる事が魅力的ですよね。
しかし、ワーホリはあくまで『ホリデー(休暇)』なので学校に通える期間に制限があり、英語力が伸び切らないケースがほとんどです。
専門留学<滞在期間目安:半年~2年>
<こんな方にオススメ!>
・「英語が話せるようになった」で終わりたくない
・帰国後に繋がる実践的なスキルを身に着けたい
・留学をきっかけにキャリアチェンジしたい
英語を使って専門分野(ビジネス、観光、ITなど)を勉強する留学です。
語学留学とは違い、入学するためには英語力が必要ですが、今までのキャリアと全く違うことを勉強することが出来るのでキャリアチェンジが狙えます。
また、海外での働き方やビジネス英語、マナーを学ぶことも出来るので将来的に英語をキャリアに活かしたい!グローバルな会社で働きたい!と考えている方に1番おすすめの留学です。
・社会人におすすめ専門・スキルアップ留学
もうお気づきかと思いますが、帰国後の仕事を意識する社会人には、専門・スキルアップ留学がオススメです!
海外経験を将来に役立てたい!と考えているなら、帰国後の就職活動で有利になる『武器』が必要。”とりあえず”海外へ渡航して毎日アルバイトや観光するだけの生活では、遊んできただけと思われてしまう可能性が高いです。また、海外経験をアピールする上で英語力はあって当然と企業は考えているので『英語資格』は特に重要です。帰国する前に必ず『IELTS』や『ケンブリッジ英語検定』は取っておきましょう。
専門留学なら仕事に繋がる実践的なスキルと高い英語力を同時に習得が可能です。英語で勉強する事になるので授業についていくのは大変ですが、入学する前に語学学校に通って途中から編入ということも出来るので、現時点で英語力が足りないという方でもチャレンジする事が出来ます。
単に海外で生活していただけではなく『裏付けとなる証明』を取得して、遊びじゃない本気の海外生活にしましょう。
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