みなさんは『フラッグポール』という言葉を聞いたことはありますか?
フラッグポールは“旗揚げ”などの意味でつかわれますが、今回紹介するフラッグポールは、ビザ切り替えを目的として一度国外へ出国し、すぐに新しいビザで再入国することを意味します。
ワーホリ協会のセミナーやカウンセリングでカナダのビザ切り替えについて説明を受けたけれど、もっと具体的に知りたい!という方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
《目次》
・フラッグポールとは
・フラッグポールの場所
・フラッグポールの必要書類
・ワーホリビザ申請時の注意点
フラッグポールとは
フラッグポールとは、ビザ切替だけを目的として国境で手続きを行うこと。
基本ルールとして、カナダ国内で学生ビザからワーキングホリデービザに切り替える場合には、一度カナダ国外(アメリカ)に出国して再度カナダに入国し、ビザの切替を行う必要があります。
例えば日本に一時帰国する予定があれば、日本からカナダに戻ってきた際に空港で手続きをしてワーホリビザに切り替える手段もありますが、時間や航空券等お金がかかってしまいますよね。
フラッグポールをすればわざわざ飛行機に乗って出国・再入国をする必要がありません。
特にバンクーバーはアメリカとの国境にとても近いので、ブラックポールは金銭的にも時間的にもメリットが多い方法です。カナダの学生ビザからワーホリビザへ切替予定の方は是非覚えておいてくださいね!
フラッグポールの場所
カナダとアメリカは陸続きなので、カナダとアメリカを結ぶ道路には国境事務所が設けられています。基本的にはどこの国境事務所に行ってもお手続きは同じですが、比較的アクセスの良い場所を2つご紹介します。
🍁Peace Arch (バンクーバー)
🍁Rainbow Bridge (トロント)
フラッグポールの必要書類
1|パスポート
2|ワーキングホリデービザの発給許可書
3|学生ビザ
4|現在の滞在先住所
5|海外留学保険
※オフィサーによってはビザ発行の際に資産証明の有無を問われる場合があります。心配な方は念の為残高証明書を準備していきましょう。
※アメリカへ入国される際にESTAの提示が求められる場合があります。
ビザ(パスポート)を受け取ったら、その場で必ず情報に誤りがないかを確認しましょう!よくある間違いとしては、①ビザの期限が間違っている ②氏名や生年月日、性別が異なっている等があります。誤りがあるにも関わらずその場で訂正依頼をしなかった場合には、後日訂正することはとても難しくなりますのでご注意下さい。
ワーホリビザ申請時の注意点
前述の内容でフラッグポールの内容についてはご理解頂けましたでしょうか?☺
最後にご紹介をするのは、日本から学生ビザの申請をして入国し、カナダ国内でワーキングホリデービザを申請する時の注意点です。
ご存知の方も多いかと思いますが、カナダのワーキングホリデービザ日本人の定員は毎年6500人と決まっており、人数が達成次第募集が終了します。近年、秋口にはワーキングホリデーの定員が終了する傾向があるため、渡航時期によってはカナダ到着後すぐに申請が必要になるケースもあります。
ですのでご自身の渡航予定日とワーホリビザの切替タイミングについては、予めしっかりとスケジュールをしていきましょう。
語学学校の入学時期や具体的なプラン作成については、随時開催中の渡航計画相談会や、個別カウンセリングにてご質問下さいね。
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