留学の渡航先として不動の人気を誇る国、アメリカ。アメリカはほかの国々とは異なり、ビザや入国の手続きが多いことで知られています。
アメリカにはワーホリの制度がないため、留学をするときには基本的に学生ビザ(F-1ビザ)を使うことになります。ただし、短期間の留学であれば電子認証(ESTA – エスタ)での渡航も可能であることをご存知でしょうか??
今回は、短期留学とESTAについて解説します!
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1.ESTAとは
ESTAとは、アメリカに入国する際にトラブルを起こすような人間ではないことを証明する電子認証のことで、簡単に言えば観光ビザの代わりです。アメリカには観光ビザがない代わりに、ESTAを申請するようになっています。
元々日本のパスポートは非常に信用度が高いため、観光などの短期滞在が目的であればアメリカを含む多くの国にビザ申請なく入国することができていました。ただ、近年のテロ防止などの観点から、ビザが免除されている人であっても事前にビザなしで入国できるかどうかのチェックを行うようになり、その証明がESTAというわけです。
就労ビザや学生ビザを申請している人は、別途ESTAを申請する必要はありません。また、一度入国すれば、申請後の二年以内であれば再度の認証をすることなく再入国が可能です。
2.学生ビザ(F-1ビザ)との違い
一番の違いは滞在可能期間です。学生ビザ(F-1ビザ)では就学期間に準じてビザの期間が設定されますが、ESTAの場合は最初から「90日まで」と期間が定められています。
また、1週間あたりの就学時間も「最大で18時間まで」とされています。これはESTAを使っての入国が、基本的に観光と扱われるためです。そのため、ESTAを使って入国する際に「学業が目的です」と言ってしまうと入国を拒否されてしまうケースもあります。注意してください。
3.申請方法
ESTAの申請は非常に簡単です!
準備するものはパスポートとクレジットカード。パスポートは必ず滞在予定期間以上の有効期限が残っていることを事前に確認しておきましょう。
上記2点を準備したら、ESTA申請サイトで情報を入力していきます。現在はページが日本語対応しているので、問題なく申請を進めることができるはずです。
入力を終え、支払いが完了したら、認証の結果がページに表示されます。すぐに出る場合もあれば、認証に数日かかることもあります。結果のページは必ずスクリーンショットか印刷して、いつでも確認できるようにしておいてください。ただ、一度認証が終われば、入国の時に書類などを提示する必要はありません。審査官にパスポートだけでOKです!
最近では、学校の休みなどを使って短期留学する学生が増えています!アメリカにワーホリはありませんが、ワーホリ協会では留学・短期留学のサポートも行っております!憧れのアメリカで留学してみたい方は、是非一度ご相談ください!