Lispは全てのプログラミング言語に通じる。
レジュメは全てのビジネスに通じる–
ものかどうかは分かりません(どっちも)
ビジネス、特に入社前面接において履歴書は企業とあなたの最初の接点になるのは日本も外国も同じです。
では、あなたがオーストラリアシドニーにワーキングホリデービザでまず4ヶ月語学学校に通ってさあ就職活動をしようとしたとします。
履歴書はどこで手に入るのでしょうか?
文房具店? (Typoとか色んな国に展開してますよね)
シドニーにも事業展開している日系の百均雑貨店?
いいえ、海外においては日本の様に履歴書に定まった形式は存在しません。
企業への提出も電子データが基本です(就活生にとってはとてもありがたいですね)
そのため見やすく、必要な情報がすぐ目について、簡潔にかかれているものであればなんでもいいのです。
とはいえそこは小さい頃から定型フォーマットになれた日本人にフリーフォーマットと言われてもどう書いていいか分からないことも多いでしょう。
前置きが長くなりましたが今回のテーマは外国での履歴書の書き方(フォーマットサンプルの紹介) です。
フォーマットのサンプルを用意しましたのでまずはこちらをご覧ください。
1. 自分の連絡先情報
何はなくとも自分の連絡先は必須も必須です。
キャリアを見てこの人いいな、話してみたいなと思ってもコンタクトをとる手段がなかったら問答無用で切り捨てされます。
2. 社会人としての自分の要約情報
何故自分がその企業に応募したのかについて、自分が企業の募集要項と必要なスキルを満たせる人物であることを冒頭で簡潔に記載します。
3. 職務経歴
日本だと履歴書と一緒に具体的にその会社でどういう業務を行っていたかを書いた職務経歴書を合わせて送りますが、
前の記事で述べたとおり、面接官はレジュメを一日に何百通と読むのでできるだけ簡潔なものが望ましいです。
そのため、自分がどういった業務に、どのようなスキルをもってその職務をこなしたかを一言で書く必要があります。
もし何か表彰されたとかの事情があれば惜しみなく記載しましょう。
4. 最終学歴
ここは日本と同じですね。
アメリカでは職業のキャリアプランと大学との専攻が上手くマッチしていないと評価されないとの声も聞きます。
シドニーでは社会人でもキャリアアップのために働きながら大学に通うこともよくある話です。
そのため大学で学んだことをその後どう生かしているかをアピールできるように3.の項目を書きましょう。
5. その他社会活動
日本では就職(転職) 活動でボランティアが評価される話はあまり聞きませんが
欧米圏では自分が持っている技術や知識、経験を生かして他人のために貢献しようとする積極的な意志を持つ者という評価を得られるため、渡航まで期間のある人、渡航して学校に通っているなど就職か藤堂までに時間がある人は是非ボランティアに参加してみてはどうでしょう。
ひょっとするとレジュメを埋める以外の貴重な出会いが訪れるかもしれません。
6. (業務を遂行する上で) 保持しているスキル
何度も書いていますが、レジュメは簡潔に、できれば1ページで収まるように記入するべきです。
そうであるならばここには自分が持っているスキル全てを記載する必要はありません。
(たとえば書道五段持っているなど、すごいですけどそれがPCでドキュメントを書く仕事にどんなメリットがあるのか説明できますか?)
7. 趣味
人はパンのみに生くるにあらずではありませんが自分の社交性をアピールできるところです。
ボランティアほどには重要な項目ではありませんが(下の方に記載している理由です)
趣味で得た経験も巡り巡って仕事に必要なスキルに転じることもあるかもしれません。
8. 推薦人
日本ではあまりなじみがありませんが、外国では求職者の情報の裏取りや他の人から求職者の人となりを知りたい時があります。
一般的には2名挙げることが多いようです。
一人は前職の上司(この辺りは転職が当たり前な外国企業らしいところですね)
もし語学学校に通っている間にジャパニーズレストランで働いていたら是非推薦人になってもらいましょう。
もう一人は学校の先生(ワーキングホリデーで学校に通う方は担当してくれた先生に相談するといいでしょう) が無難かと思われます。
今回は以上となります。
次回はリクルーターからコンタクトがあった場合や、Web以外での仕事の探し方も紹介できたらなと考えています。
それでは皆様、良き就活ライフをお楽しみください:P