夜ニュース番組を見ていると、番組の最後に為替レートや円の変動を紹介するチャートがぶわーって流れてくるの、見たことあるのではないでしょうか。また、ニュースでも「円高傾向」や「為替の変動に注意」といったキーワードが出てきます。特に最近ではイギリスのEU離脱に関連して、よく取り上げられていますよね。
為替レートがいい時に学校の申し込みをするとお得、といったこともよく聞きますが…そもそも、「円安」「円高」ってなんでしょうか??
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■ 基本的には、「日本円の価値」のことです
円高・円安とは基本的に、世界的に見た日本円の価値が高いか低いか、を表す言葉です。円の価値が高ければ円高に、逆に低ければ円安となります。
例えば、$1=100円だったとします。日本円の価値が変わってレートが$1=90円になると、今まで100円で買っていた$1の商品が、90円で買えることになります。この状態が「円高」と呼ばれる状態です。
逆に、レートが$1=120になると、今まで100円で買えていた$1の商品が120円出さないと買えなくなってしまうことを意味します。これが、「円安」と呼ばれる状態です。
■ 円高だとどうなる?
円高になることで大きく変わるのは、ワーホリ予算、特に語学学校の費用です。同じ学費でも、円高傾向にあるときは日本円での支払金額が大幅に安くなります。
例えば、とある語学学校の授業料が$5,000だったとします。$1=100円なら授業料は50万円ですが、$1=90円なら45万円で済むんです!5万円も節約できることになります。
より多くの資金を海外に持って行けるので、生活費の面でも得をすることができます。円高傾向にあったとしてもその国の物価が急激に変わったりはしないので、生活品はもちろん、家賃や移動費もお得になります。
また、現地への仕送りもお得になるので、より安くワーホリをするなら円高の時期がチャンスと言えます。出発がまだ先でも、円高の時にあらかじめ日本円を外貨に変えて持っておく人もいるみたいです。
■ 円安だとどうなる?
逆に、円安傾向にあるときは、同じ学費でも実際の支払金額が高くなります。
上記と同じ例を使って解説します。授業料が$5,000、レートが$1=100円から$1=120円になったとすると、実際に支払う金額は日本円で60万円。同じ授業料なのに、10万円も多く支払っている状態になります。
また、同じように日本円を海外の通貨に変換するときも不利益が発生していまうので、留学/ワーホリに行くなら円高のタイミングを狙う方がおすすめです。
しかし!ワーホリ中に稼いだ海外の通貨を日本円にするときは円安のタイミングを狙いましょう。$1=120円なら、海外で稼いだ$5,000を60万円にすることができます。($1=100円なら50万円)
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このように、円高と円安の両方にメリット・デメリットがありますが、もしワーホリ/留学の申し込みをする段階であれあ円高傾向の時にすべてのお金がかかる申し込みを済ませるのが絶対おすすめです!
最近は円高傾向にあるので、申し込むなら今がチャンスです!