こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
日本ではどこにいっても見かける事が多い自動販売機、海外では駅の構内や周辺でしか正直見かめません。またお札が使えず、コインしか使えなかったり、押した番号の商品がでてこなかったりなどあまり良い印象がありません。日本の自動販売機がいかに優れているかものすごく感じます。
そんな中でも楽しみなのはその国にしかない自動販売機を見つけた時です。私が経験した事ががあるのはオーストラリアに設置されているサンダル自動販売機、日本にある納豆自動販売機です。見つけた時は必要でもないのに思わず買っていました笑
オーストラリアのサンダル自動販売機や日本にある納豆自動販売機のように変わった自動販売機がフランスにもあります。
今回はフランスにしかない、ちょっと変わったおもしろい&すてきな自動販売機3選を紹介します。
■牡蠣自動販売機
フランス西海岸のリゾート地として有名なレ島にあります。
牡蠣自動販売機は地元の漁師さんが運営しています。毎日牡蠣を入れ替えているので新鮮であり、大小様々な生牡蠣をガラス越しに見て選べるので必要な分だけ買うことができます。
また現金だけでなく、クレジットカードでも購入でき、24時間営業しているので地元の住民や観光客に大人気だそうです。思う存分牡蠣を食べることができますね。日本の牡蠣とは味も大きさも違うのでしょうか。一度食べてみたいですね。
■バゲット自動販売機
フランス国内にて約600台ほど設置されています。多くはパン屋さんと提携を結んでおります。バゲット自動販売機の導入の背景には地方にあるパン屋さんが潰れたり、休みになってしまった時にパンが買えるようにということで作られたそうです。
バゲット自動販売機には2通りあり、パン屋さんが自分で補充するタイプと会社が補充するタイプがあります。基本的にお好みの焼き加減を選択して、ボタンを押すと3分〜10分ほど加熱をしてバゲットが出てくる仕組みです。取り出す時にできたてのように出てくるのでとてもいいですね。また値段も1.1ユーロで購入することができ、24時間営業しています。
いつでも本場のバゲットを食べられるのでパン好きな人には最高の自動販売機ですね。ちなみにパンを包む紙や袋などは自動販売機についていないので、持っていく必要があるので注意してください。
■物語自動販売機
個人的に一番気になっている・試してみたい自動販売機です。フランスの駅構内に設置されています。物語自動販売機には名前があり、「short edition」と名付けられています。この物語自動販売機設置の背景には、電車の待ち時間に楽しんでもらいたいという事から始まったそうです。
物語自動販売機の使い方は簡単です。物語自動販売機には「1分・3分・5分」と3つのボタンが付いています。ボタンを選択して押すと、選択した分数で読むことができるショートストーリーがレシート状で発行されます。登録されているのは物語や詩、中には俳句なども書かれており、その数は5万作以上あるとか・・・。
物語の作者は「星の王子さま」のサン=テグジュペリや「八十日間世界一周」のジュール・ヴェルヌのような有名なものではなく、アマチュアの方がてがけており、ウェブ上で人気投票なども行っているそうです。
物語自動販売機の特徴として、普通の自動販売機とは違い、無料で利用することが出来ます。現地でフランス語の勉強をする時に役に立つのではないでしょうか。また、フランスにしかありませんので、フランスのお土産や思い出になる事間違いないです。
ぜひ日本でも駅構内に未来の有名作家になるかもしれない若手の作品を読めるような物語自動販売機を設置してもらいたいですね。日本の新しいおみやげになるかもしれません。
いかがだったでしょうか。
ぜひフランスに渡航した際は探してみてください!
それでは!
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