こんにちは。
ホワイトデーですね。
わたくしは日本古来の考え方、『八百万の神様』が好きです。
その土地やもの、自然に神様が宿っていると考えます。
ニュージーランドでのこと。
ちょっと気持ち悪いお話ですので、悪しからず…♪
わたくしのお友達が、中古車を購入しました。
ワーホリ中、ワーホリメーカー内での中古車の売買がポピュラーです。
帰国する人、ラウンド(オーストラリアを一周回ること)が終わった人などが、これから旅をする人に車を譲ります。
相場は大体AUD3000ぐらいがいいかな?といったところでしょう。
車検がいつなのか、走行距離はいかがなものなのかも含めて、購入前には事前にしっかり確認しましょうね。
そんな中、わたくしのお友達が購入した車は破格でした。
なんとNZD500!!!!
当時2002年でしたが、まさかの1980年製(NZやAUSでは10年以上前の車は当たり前♪)、走行距離100,000㎞超!(走行距離はNZやAUSの中古車ではこれは基本なのですが…)
22年前に製造された車だなんて、なんとクラシックな…
かわいい赤い車でした♪
こんな感じかな…?車、詳しくないんで、さっぱりわかりませんが…
その車でいろんなところに連れてっていただきました。
ある日、明らかにエンジン音がおかしい。
とっても嫌な予感がします。
『何かへんな振動があるよね…(汗』
なんて言ってる間に、予定通り(?)車が動かなくなってしまいました…(大汗)
治安もあまりよろしくないとある高速道路の上。
そんなに車どおりもない。
高速道路なので、当然歩行者も居ない。
当然、歩いて帰れる距離でもない。
とりあえずヒッチハイクを試みて、助けを求めました。
でないと帰れないですからね。
どんどん日も暮れ、車も通らなくなり、目の前を何の変化もないまま、パトカーが過ぎて行きました。
パトカーでさえスルーするんかいっ!!
そう思った時、そのお友達と名の通り『神頼み』をしました。
ニュージーランドの神様は…っと考え、国民の半分以上がキリスト教なので、
『キリスト様、本当にいらっしゃるのであれば、わたしたちは困っていますので、あなたの使者を寄こしてくださいませ』
とお願いした直後、1台の車が通り、すぅーっと止まり、わたしたちを助けてくれました。
車に乗せていただき走り始めたとき、彼女は『マリア』と名乗り、そしてこう言ったのです。
『あなたたち、神様を信じる?』
そしていつも教会に居るから、あなたたちもおいでなさいと言いました。
ただのタイミングなんだろうけど、何か本当にこの状況でこんな…
ってびっくりしたのが忘れられません。
助けていただいたお礼を伝えるため翌週に教会まで足を運び、マリアにお礼を伝えました。
『あの日、わたしたちを拾い、そして家まで送ってくれてありがとう』
しかし彼女はそのことを何も覚えておらず、なんだかとっても変な感じで終わっちゃいました。
トラブルよりも不思議体験がメインになってしまいましたね(笑)
車は知り合いにお願いして格安のNZD400かけて修理して頂きました。
安すぎる車を購入する際は、注意が必要ですね。
Aiko