日本とオーストラリアの幼稚園での違いについて、第二弾!今回は遊びについて書いていきたいと思います。
男の子の代表的な遊びと言えば「戦いごっこ」!
それぞれ好きなヒーローになりきって、新聞紙や広告の武器で本当に一日中戦いごっこをして遊びます(笑)
日本の幼稚園では一般的に「本当にパンチやキックをしてはダメ。」というルールがあり、子どもたちは「ドカーン!」「ゴォォー!」などと音を出しながら「まねっこパンチ、まねっこキック」をしてケガのないように遊びます。
オーストラリアでの幼稚園でも、やはり戦いごっこは男の子たちに大人気!
もちろんオーストラリアでも、安全に遊ぶためのルールがあり、日本のように「まねっこパンチ・キックルール」も守られていました。
そして私が驚いたのはさらにその上のルール「No Gun」!
言葉の通り、武器を作ってはいけないのです。
剣や銃などの武器がなければ戦いごっこはほぼ不可能、楽しくないですよね・・・
なので、子どもたちも、最初は戦いごっこをしようと友だち同士で集まるのですが、すぐに先生や女の子たちに「No Gun!」と注意をされるため、すぐに遊びが終わってしまっていました・・・(;^_^
治安の良い国の代表でもあるオーストラリア。
日本も治安の良い国と言われますが、年々凶悪な犯罪や事件が増え続けていますよね。
小さなころから、このように「武器を持つこと」の意味や怖さを伝えていくことはとても大事だと感じました。
また、多民族社会だからこそ、皆が平和に暮らせる社会を国全体で作っていこうとするオーストラリアの良さも改めて確認することができました。
ちなみに、完全に見た目は広告で作った銃で、「ズキューン!」などと言って遊んでいるのに、先生に「What is it?」と注意されそうになった瞬間、「ピュ~!」と、動きを変えて「I made an airplane!」と言い張る・・・賢い男の子などもよくいました・・・(笑)
ボランティアで行ったローカルの幼稚園にて。私に向けて、完全に銃を発砲している男の子・・・
彼は数秒後、案の定担任の先生に怒られていました(笑)
海外の幼稚園や保育園に行く機会があれば、現地の子どもたちならではの遊び方にもぜひご注目されてみてください!
福岡オフィス SAKI