オーストラリアと日本の幼稚園の違い第3弾!
今回は、先生や親の、子どもの成長に関する考え方の違いです。
日本では、子どもが一人で遊んでいると、友達の輪の中に入っていけるよう先生が間に入ってあげたり、代わりに遊んであげたりと、何かとアクションを起こすのが一般的です。
お父さんお母さんも、参観日などで自分の子どもが一人で遊んでいると、「友だちいないのかな・・・」「普段はちゃんと集団に入れているのかな・・・」などと心配される方が多いです。
でも、オーストラリアの幼稚園では、子どもが一人で遊んでいても、先生も親御さんも、誰も心配をしません。集団で遊んでいる方へ誘う事もしません。
なぜなら、それは「その子の大切な時間」だからです。
一人で何もせずに座っていても、もくもくとパズルやお絵かきをして遊んでいても、それはその子がその時にしたいこと。
夢中になっていることなのです。
その夢中になっていることを思う存分に楽しむことによって、探求心が高まったり、想像力が増したり・・・成長にとって、すごく重要な瞬間です。
さらに、先生に言われてするのではなく、自分がその時に「やりたい!」と思う事を十分にできることによって、自立心や自尊心も高まり、最終的には一人でも、友だちとも遊べるようになるのです。
ママと離れられるようになるのも早いのですよ。
お水~!!!!!
日本は何をするにも、「みんなと一緒。」「集団になじめないのは大問題!」が当たり前なために、このように、自立心が育つ瞬間や子どもが自分自身で成長している瞬間を無駄にしてしまっていることも多いのかもしれない・・・と深く考えるきっかけとなりました。
↑ただゴロゴロしているわけではありません。きっと何かが育っています(笑)
どんなに小さくても、「その子自身」を尊重するオーストラリアの幼児教育。そんな環境で幼少期を送ると、大人になってからもしっかりと「自分の意見」を言える人になりそうですよね!
海外生活で、このように子育て感の違いについて、友達やホームステイ先の家族と話してみるのも新たな発見があり、楽しいと思いますよ!また、自分の子どもの頃の話をいろいろな国の人と英語でおしゃべり・・・なども話がどんどん弾みそうですよね!ぜひ、たくさん勉強をして語学力を身に付け、いろんな会話を楽しまれてみてください~!
福岡オフィス SAKI