5月に日本に出張した時、東急ハンズで時計を買って来た。
結婚してそろそろ16年、私、クラフト家には壁掛け時計がなく、電子レンジに緑に光る時計と、
妹が小学校の時に使っていたドラえもんのミニ目覚まし時計が唯一の時計で、
泊まっていく友達やお客さんたちに「時計は?」と、良く聞かれていた。
4月に引っ越したのをきっかけに、壁掛け時計購入を決定!
でも、せっかく買うなら性能の良い日本性でモダンなデザインがよい。
幸か不幸か出張中風邪を引き、鼻水が滝のように流れ、防水&貯水マスクなどが発明されない限り
、到底お客さんと話が出来る状態ではなかったため、
真っ赤な鼻をしながら時計を求めホテルより徒歩3分の東急ハンズへ出かけたのだ。
あるある、沢山ある。デザインもよく、値段も1900円から30,000円!
取り合えずデザイン重視で!
楠の木のような木枠の、良いデザインのものがあった。
シンプルだけど、数字のフォントも濃すぎず何年たってもお洒落のままで居てくれそうなデザインだった。
気に入った!
で、予算の5千円をはるかにオーバーし、2万近くも払って買って来た。
家についてSimonが楽しそうに箱を開けがさごそしていたかと思うと、
「ジュン、何か普通の時計ではないみたい。ちょっと説明書き読んで」と。
どれどれ、と時計を見ると、ブランド名だと思っていたところにRadio Active Clockと書いてある。
「Radio Active?!?!、なんだそりゃ。。。」説明書を読むと、
日本国内において時間を示す電波をキャッチし、自動で時間を設定する時計らしい。
「へ~~~~~。」でも、沖縄など電波が届かない所があるらしく、その様な場所では手動で使えると書いてあった。
「なるほど、なるほど。さすが日本」と思いながら、手動で時間を設定し、11:08pm!,壁にかけ寝た。
「Welcome to the Crafts! Good night Mr Clock.」
次の朝、朝ごはんを食べ終わり、お洒落な時計をみるとまだ6時半。
今日は早く準備できた~と思ってゆっくり紅茶を飲みながら、Simonと今日の日程を確認。
何気にちらっと腕時計を見ると、そろそろ8時!!!!
「え~~~!!!日本製なのに、この時計遅れてる!」バタバタ準備をして仕事に出かけた。
次の朝も同じ事が起こった。遅れること、きっかり1時間。
Simonと顔を見合わせる。
も、、、、もしかして、地球の反対側に居て、日本の電波を受信できるほど精密なわけ????
次の日も、次の日も同じ事がおき、Craft家の一員になったRadio Active Clockは、
オーストラリアにおいて毎日日本時間を示している。
恐るべし日本の技術!
間違った時間を示していても、時計を見る度、誇らしい気分になったりするのだ。
サムソンやエイサーや、海外企業に輸出分野ではすっかり遅れてしまった日本の企業。
こんな技術があるのに、未だ国内のお客にのみ目を向けている企業が多いと思う。
海外にもっともっと進出して欲しい。
また、20年前のパナソニックやソニーの様に、日本の技術を世界に見せ付けて欲しいと思う。
そんな企業を担っていく大学生たち、世界の共通語である英語をInforumに学びにおいで!
半端な勉強をしに来ては駄目。
TOEIC900点やケンブリッジの試験に満足することなく、
書いて読んで聞いて話せるIELTS6.5以上を目指しにおいで!
みんなの英語だって、クラフト家のRadio Clock並みに、正確な英語を使えるように!