
2026年8月、「オーストラリアがワーキングホリデービザの受け入れを抑制する」というニュースが一斉に報じられました。これから渡航を考えている方から、協会にも「もう申請できないのか」「間に合わないのか」というご相談が増えています。
結論から3つ。
- 日本人のワーキングホリデービザの申請は、止まっていません。
- 止まったのは、日本人が使うものとは別のビザです(サブクラス462。24の国・地域が対象)。
- ただし申請料は2026年7月1日から値上げされ、審査には通常より時間がかかっています。
以下、2026年9月時点で確定していることだけを整理します。
Q1. 日本人の申請は止まっているのですか?
止まっていません。2026年9月時点で、日本国籍の方のワーキングホリデービザは通常どおり申請できます。
報道で「一時停止」と伝えられたのは、年間の受け入れ人数に上限がある国・地域の分です。日本はその上限がない側にいるため、停止の対象に入っていません。
Q2. では、何が止まったのですか?
「Work and Holiday(サブクラス462)」という別のビザです。
| サブクラス417 Working Holiday | サブクラス462 Work and Holiday | |
|---|---|---|
| 対象 | 日本を含む19の国・地域 | 24の国・地域 |
| 年間の人数上限 | なし | あり |
| 2026年9月時点 | 申請できる | 多くの国で一時停止 |
日本が使うのは、上限のない「サブクラス417」のほうです。
一時停止の対象になった24の国・地域は次のとおりです(2026年9月時点)。
アルゼンチン/オーストリア/ブラジル/チリ/チェコ/エクアドル/ギリシャ/ハンガリー/インドネシア/イスラエル/ルクセンブルク/マレーシア/モンゴル/パプアニューギニア/ペルー/ポーランド/ポルトガル/シンガポール/スロバキア/スロベニア/スペイン/スイス/タイ/ウルグアイ
この一覧に日本は入っていません。
停止されているのは「1回目のサブクラス462」だけです。 すでに462を持っている方の2回目・3回目の申請は、この人数上限の対象外です。2026年9月初旬の時点でも、この停止は続いています。 再開の日は公表されていません。
Q3. これから日本にも上限が設けられるのですか?
2026年9月時点で、日本に人数上限は設けられていません。今後についても、まだ決まっていません。
2026年8月16日、オーストラリアのバーク内相が、ワーキングホリデービザの発給を抑制する方針を明らかにしました。報道では、現在は上限のない19の国・地域についても、見直しのなかで上限が設けられる可能性があると伝えられています。
ただし、これは「そうなるかもしれない」という段階です。 制度として決まったわけでも、日本が対象になると決まったわけでもありません。発表があれば、このページを更新します。
Q4. 申請料はいくらになりましたか?
2026年7月1日から値上げされました。
| ビザ | 2026年6月30日まで | 2026年7月1日から | 上げ幅 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 670豪ドル | 840豪ドル | +25% |
| 2回目・3回目 | 670豪ドル | 1,000豪ドル | +49% |
840豪ドルは、日本円でおよそ9万5,000円です(2026年8月の報道時点の換算)。為替で変わりますので、申請前に必ずご確認ください。支払いはクレジットカード決済のみです。
Q5. 審査は遅くなっていますか?
遅くなっています。
オーストラリア当局は、ワーキングホリデー(417)とワーク・アンド・ホリデー(462)の申請が多く寄せられているため、手続きに通常より時間がかかっていると案内しています。
⚠️「何日かかるか」は、この抑制が始まってからの数字が公表されていませんが、数か月間は審査に時間がかかると見積もっておくとよいでしょう。以前のように「申請したその日に発給された」というつもりで日程を組むと、間に合わなくなる恐れがあります。航空券や留学保険を決める前に、ビザの発給通知が届いてから動くことをおすすめします。
Q6. 年齢や条件は変わりましたか?
変わっていません。
| 年齢 | 18歳以上。申請日に31歳になっていないこと |
| 滞在期間 | 最長12ヶ月(条件を満たせば2回目・3回目で最長3年) |
| 同一雇用主のもとでの就労 | 同じ勤務地なら最長6ヶ月まで |
| 資金証明 | 5,000豪ドル以上+帰国の航空券が買える資金。協会では合計7,000豪ドル以上を推奨 |
| 申請場所 | 申請日・発給日ともにオーストラリア国外にいること |
「35歳まで引き上げられる」という話が出ることがありますが、日本国籍の方については2026年9月時点で引き上げられていません。
ただし、2026年7月1日に、4つの国は30歳から35歳に引き上げられました。
キプロス/フィンランド/ドイツ/韓国 — この4か国のパスポートをお持ちの方は、35歳(を含む)まで申請できます。
日本はこの4か国に入っていません。 もともと35歳まで申請できるのは、フランス・アイルランド・カナダなど一部の国だけで、日本は以前から18〜30歳のままです。
いま準備している方へ ─ やることは3つです
- ビザの申請を、渡航準備のいちばん前に持ってきてください。 審査に時間がかかっています。
- 発給通知が届いてから、航空券を取ってください。
- 語学学校やホームステイをお申込みしている方は渡航日の変更を検討してください。
情報は必ずご自身でもご確認ください
ビザの制度は予告なく変わります。このページは2026年9月13日時点の情報です。 申請の前に、オーストラリア政府の公式サイトで最新の内容をご確認ください。
日本ワーキング・ホリデー協会では、ビザ申請のサポートをメンバー会員様を対象に無料で行っています。「自分で申請したが不備で却下された」というご相談が増えています。不安な方は、無料セミナーやカウンセリングでご相談ください。


