こんにちは。
いつもロンドンからBrexitについての記事を書いている杉 浩毅です。
今日は番外編として、他の記事を取り上げます。
それはこちら
Donald Trump: ‘worst hour’ for president as Manafort and Cohen guilty [The Guardian]
先週は、トランプ大統領をめぐってのニュースが絶えない一週間でした。
他の記事でも’terrible week’であったり’a lot happened this week in American Politics’、’his worst ever week’など取り上げられています。
この一週間のうちに起きたいくつかのスキャンダルや環境や北朝鮮を取り巻く話題 –
その中でも、いちばん大きかったのがMichael Cohenのスキャンダルです。
彼は弁護士として、長年トランプ大統領を’助けて’きました。
その彼が今回、2016年の大統領選挙の時にあった大きな出来事を明かします。
それが、トランプ大統領が不倫関係にあった二人の女性に口止めのお金を渡していたというものです。
彼女たちはアメリカのポルノ女優と元プレイボーイのモデルです。
これは2016年の大統領選挙のキャンペーン期間中に行われました。
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今回の出来事を通して、ある単語が再度ニュースに出てくるようになりました。
それは’impeachment’という単語です。
impeachmentは投票により、現在のポジションから降板させることを言います。
過去には20年前、Bill Clintonがこれにより大統領を降板させられています。
そしてもう一つ、11月6日には’midtern election’があります。
これはトランプ氏が大統領に就任した2017年1月以降、初の選挙です。
この選挙によってどの政権が力を持っていくのかが決まり、トンランプ大統領政権後半の影響力を左右します。
ここにはCNNの”Why the 2018 midterm elections matter”というビデオを貼ったのですが見えていますか?
もしみられない場合は、こちらで観ることができます。
ビデオの最後に締めくくられている通り
“We’ll have to wait to see what happens”
僕たちは今は何が起きるかを見るしかありません。
それは、約2ヶ月後に明らかになります。
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最近、今回の記事を調べたりBrexitについての記事を調べていて思うことがあります。
それは、トランプ大統領もBrexitも、きちんと選挙によって選ばれているということです。
僕たちはトランプ大統領にもBrexitにも「有り得ない」、「信じられない」ということばかりを口にしています。
でも、それは国民が知らないところで勝手に決まったのではなく、選挙という形で過半数の人が選んだことによって起きています。
(もちろん、イギリスで起きたBrexitの選挙にも、アメリカであった大統領選挙にも僕たち日本人は投票権はありませんが)
どんなに「ありえない」大統領も、その人を支持している人が存在している。
この基本を忘れてはいけないように思います。
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前回の記事から2つポッドキャストを更新しました。
今回のパートナーはロンドンでカフェを経営しているChieさんと、スタッフのTomomiさんです。
カフェを経営しているモットーや、ロンドンに10年くらいしているChieさんが感じるイギリスと日本の違いなどを話しています。
iPhoneを使っている人はこちらから聞くことができます。
アンドロイドの人はこちらから。
もう一つ、夏の終わりをテーマにロンドンで撮ったビデオと音楽を作りました。
時間があれば是非コメントを残していってください。
よろしくお願いします。
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次回はきっとBrexitについて、10日後くらいの更新を考えています。
( 文 : 杉 浩毅 )
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