こんにちは!
東京オフィスのakinoです。
皆さんは海外へ行き、生の外国の生活に憧れや夢をもっていることと思います。
今日は敢えてちょっと違った角度からの海外経験を紹介したいと思います!
それは…「ホストファミリー」です。
「ホームステイ」は皆さんご存知の通り、自分が別の家庭で生活することですが、
「ホストファミリー」は自分がホストになり、外国人を自宅に受け入れる側になることを言います。
今日は是非自分が受け入れることを想像しながら読んでみてください。
私の実家では私が5歳の頃、突然ホストファミリー生活が始まり、今までで7ヶ国20人以上の外国人(学生~大人まで)を受け入れてきました。
初めての留学生はフィンランドからの女子大生で、もともとは東京の大学に留学生として来ていたのですがホームシックや東京という土地に疲れてしまったということで、「リフレッシュの為に預かってくれないか?」と友人から頼まれたことがきっかけでした。
彼女を受け入れて今でも覚えている驚いたことは…「お土産」です。
彼女が実家へのお土産として買って帰っていったものは、ノコギリとグレープフルーツ用のスプーンです。
日本のノコギリ(引く力で切れる)や先がギザギザしたスプーンは日本独自のもので、その技術や能力は世界レベルで凄いのだそうで、ノコギリに至っては8本も買って帰りました。
思わぬところで日本の技術の素晴らしさを知ることとなりました。
彼女を受け入れてから8年後、なんと、家族で彼女に会いにフィンランド旅行に行くことになりました。その時には彼女の家に泊まり、彼女の家族と共に過ごしました。
これもまた、ホストファミリーをしていたからこその利点だと思います。
その後、オーストラリア・カナダ・アメリカ・韓国・タイ等様々な国の人が我が家に泊まっていきました。
実際ホストファミリーを始めると「次もぜひ!」という家族が殆どです。
私の思うその理由は…日本にいながらにして『海外経験ができる』ことだと思います。
・現地のローカル情報を知ることができる。
・留学生が母国のご飯を作ってくれる。
・各国の言葉を覚えることができる。(もちろん英語の勉強になる!)
・世界中に家族ができるので、旅行の目的の1つとなる。
一方で様々なトラブル(我が家では笑顔で“ハプニング”と言っていますが)もありました。
・シャイな留学生が、学校で友達ができずにホームシックで毎晩涙…
・コミュニケーションの難しさを実感。英語はまだしも韓国語、中国語、タイ語など普段聞かない外国語は特に…
・ベジタリアンやビーガン(動物性のもの=バターや牛乳も食べられない人)などの食べ物問題
これらのハプニングですが、これから渡航される皆様にも共通で感じることができることだと思います。
日本にいる留学生もこれからのみなさんも、国は違えど海外で生活するということに対する不安は同じです。みんな似たようなことを乗り越えて、それでもやはり最後は「楽しい!また来たい!」と言います。
これから渡航を考えている皆さん。渡航を済ませて英語の使い道に困っている皆さん。
もしよろしければ、ぜひこの機会に自分たちがホストファミリーになることも考えてみてはいかがでしょうか?