【国選び】フランスVSドイツ 徹底比較~生活編~

皆さんこんにちは。 東京オフィスのMasatoです。

さてさて、先日から比較してきたフランスVsドイツのお国柄対決ですが、

いよいよ終盤となりました。

 

本日は、満を辞しての生活編! 

皆様が恐らく一番気になるであろう、現地での実際の生活水準を比べていきましょう!

長くなりそうなので、本日はフランス編です!

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■フランス生活水準■

とても楽しそうな写真を差し込んでおりますが、内容は真逆です。

フランスの生活水準を語るうえで絶対に外せないのが、ご存知 “パリ症候群” 

でしょう。

この病気(?)は、主に日本人が患うものなのですが、端的に説明すると、理想と現実のギャップからくる一種のカルチャーショック状態のこと。

日本のメディアが作り上げた『フランスのイメージ』とフランス現地生活で目の当たりにする『リアルなフランス』が、あまりにもかけ離れていることが原因で、現実を受け入れることが出来ずに軽い鬱状態になってしまうのだとか。

では、何故こんなことが起きてしまうのか…。

実際の日本との違いを比べてみていきましょう!

 

給与に対して物価が高い?!

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フランスの平均的な給与は約€1400程度と言われていますが、これは現在の三井住友銀行のリアルタイム為替レート(約116円)で日本円換算をすると約160、000円程。

ここから税金などが引かれることを考えると、確かにこれは厳しいかも。

この給料に対して物がかなり高く、やりくりをするのがかなり厳しいとの意見を多く目にします。

実際にいくらくらいになるのか、簡単に金額を挙げてみました。

 

<食べ物・飲み物>
○マクドナルドのビックマック 4.35ユーロ≒504円
○スターバックスのカフェラテ(トール) 4.00ユーロ≒464円
○コカコーラ(50cl) 1ユーロ≒116円(スーパーでの購入価格)
○フランスパン(バゲット) 1.00ユーロ≒116円
○サンドウィッチ 4.5ユーロ≒522円
○レストランでランチ 16ユーロ≒1856円
○テイクアウト形式の店でランチ 8ユーロ≒928円
○日本人街のラーメン屋でランチ 12ユーロ≒1392円

 

<交通費>
○タバコ 6.50ユーロ~≒754円〜
○ビール(50cl ) 1.4~1.8ユーロ≒162~208円(スーパーでの購入価格)

 

<嗜好品>
○タクシー初乗り 7.00ユーロ≒812円(1kmにつき0.86~1.35ユーロ増し)
○地下鉄、バス、トラム、RER(高速郊外鉄道)はパリと近接する郊外で1~2ゾーンと呼ばれる範囲なら、チケットは共通で、1回券(t+チケット)1.80ユーロ≒209円

※Paris Navi調べ

交通費などは割と安めですが、加工食品の購入や外食となるとかなりの金額が上がりそうですね・・・。

また、肉/魚/野菜などについてはものによって値段が異なる為言及していませんが、特に魚が高いようで、魚好きな多くの日本人にとっては厳しい現実になりかもしれません。

因みに実際は上記の金額に、消費税が掛かります。

食料品は5.5% 医療品は2.1%とかなり優遇されるものの、

それ以外については基本的に19.6%もの消費税がかかります。

これは日本の約2.5倍の数字ですので、買い物にはかなり気を遣うかも。。

 

それでも、その分手厚い社会保障が受けられると考えれば、現地人にとっては『あり』なのかも?

ワーホリや留学で渡航される皆様にとっては如何でしょうか。

 

日本の軟水/フランスの硬水

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日本の水は軟水ですが、フランスはカルシウムを多く含む硬水

飲む分には問題が無く、むしろカルシウムが多く摂取できる利点もあるのですが、硬水はその性質上、髪を洗ったり、洗濯をしたりするのにあまり向いておらず、色んなものが痛めやすいのだとか。

また、石灰質が多い硬水は水回りの家電に沈殿物がつまり、その結果、水道管/食器洗浄機/洗濯機などを良く故障させててしまうのだそう。

節水の心得が自然と身につきそうなお国柄ですね!(‘ω’)♪

 

やっぱりおしゃれにはお金がかかる?

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フランスはパリといえばおしゃれの街。

世界的なファッションショーが開催され、エルメスやカルティエ、シャネル、ルイ・ヴィトン等が軒を連ねる豪華絢爛なイメージかと思います。

ですが、実際に私などの庶民が選ぶ衣服やバックに視野を広げてみると、以外にも、安くて良い物!を探すのが難しいそう。質のわりに値段が高い、という事が多いようです。

これは上で挙げた、消費税の高さも大きく関係していそうですね。

因みに我らが“世界のユニクロ”はパリ・オペラにもその店舗がございます。

是非一度見に行ってみては如何でしょう?

 

衝撃のトイレ事情!?

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何と何と。フランスではトイレに便座が無いことがあるそうです。

理由を調べてみると、盗まれたり、掃除がし難いからということで最初からつけない。のだとか。

ウォシュレットを代表とする、独自のトイレ文化を遂げた日本の常識から考えると、衝撃の事実です。

また、一部の公衆トイレでは有料の場所もあるらしく、こちらからも文化の違いがうかがえますね。

でもとても綺麗に使われているのであれば、有料の公衆トイレの存在は分らなくはないですね!

 

フランスは犬の糞だらけ?

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イメージが先行し、とても綺麗な街を想像してしまいがちなフランスですが、

郊外や住宅地など、また街中でも犬の散歩コースになるようなところでは、放置された犬の糞を見ることが多いそう。

専用のペットの糞回収業者までいるそうです!

街中で常に気にしていなくては歩けない、というものではないですが、

現地に行ってから衝撃を受けない様に一応知っておくと良いかもしれません。

 

と、フランスの生活事情でしたが如何でしたでしょうか。

ここでは、皆様がパリ症候群予備軍にならぬよう、あえてデメリット的なところを多く上げましたが、

☑食べ物がおいしい ☑医療費&教育費が安い ☑のんびり暮らせる ☑外国時扱いされない ☑家族を大切にする

等々、フランスの良いところは勿論沢山あります。

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ですが、憧れだけや、何となくで国を決めるのではなく、

ある程度は現地のことを知った上で判断して頂くと良いのではないでしょうか?

貴方の人生や価値観を大きく変える、大切な留学のことですから。

是非、ご自身でも色々な事を調べてみて下さいね。

 

次回はドイツ編、こうご期待!

それでは今日はこの辺で、 Salut〜♪(さようなら)

 

この記事の内容は 2016年07月30日 (土) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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