何が違うの?-ホストファミリーと民泊-

こんにちは。

東京オフィスのakinoです。

 

突然ですが、みなさん「airbnb」や「民泊」という言葉、今年に入ってよく耳にしませんでしたか?

先日ホストファミリーについての記事をかかせていただきましたが、ここで必ず聞かれることがあります。

 

それは「ホストファミリーって民泊とどう違うの?」ということです。

なので、今日は少しだけですがその違いについてお伝えできればと思います。

 

 

まず先にお伝えしておきたいのは、実はホストファミリーに関して正確にはまだ定義されていないということです。

民泊新法(住宅宿泊事業法)が今年6月に可決・成立し、来年月6月以降施工されることになっていますが、その内容にはまだまだ不備が多いのが現状です。

なので、これから変わっていく可能性がありますよ!という前提でお話しします。

 

■「ホストファミリー」と「民泊」の共通点

【自宅や空いている部屋を他人(or訪日外国人)に宿として貸す】

これによって東京オリンピックまでに宿泊施設不足を無くそうと計画されています。

 

 

■「民泊」とは

そもそも、民泊は旅館業です!

なので下記のような条件が決められています。

①営業日数:年間180日以下であること (条例による:例 長野県は民泊禁止)

②都道府県知事へ届け出が必要であること・・・「届け出制」「許可制」等、条例によって異なる

③「住宅」であること・・・最低限住むことのできる設備が揃っている

※新築マンション(民泊の為に建てられたもの)は認められない。

 

これらが今のところ国で決まっている民泊の条件です。法律ですので、破れば勿論罰則があります。

 

 

■「ホストファミリー」とは

これまで「ホストファミリー」に関して、定義はありませんでした。

つい最近まで、「日本に勉強に来る留学生を受け入れ、日本の家庭で衣食住を共にすること」を総じてホストファミリーと呼んでいました。

 

ただ民泊の登場後、様々な問題がニュースになり、外国人が生活している住居全てを「民泊ではないか?」と問題視されたため、私なりに情報を集めました。

それが、以下4点です。

 

①生活拠点がその場所であること。

②30日以上宿泊していること

③継続して受け入れていること

④幅広く募集していないこと

※あくまでこれは個人的に東京都の保健所などから集めた情報です。

 

 

 

ここで質問です。

 

1年間日本で、日本の家庭に住んで、勉強したいという留学生がいます。

 

この場合どちらを利用すればいいでしょうか?

 

*民泊を利用する場合*

①180日以上は泊められません。

また条例で禁止されている地域や、許可の下りていない家庭での受け入れはできません。

つまり留学生は、一定の地域の中で、180日毎に宿を変える必要があります。

 

 

*ホストファミリー*

ホストファミリーは、生活拠点がそこにあり、30日以上宿泊していれば上限はありません。

また、届け出も必要とされていないので、民泊を認可されていない地域や家庭でも受け入れることが可能となります。

 

つまり、1年間同じ家庭で生活したい留学生にとっては、ホストファミリーという制度が優良だと考えられます。

 

 

ただし、初めにもお伝えしたようにまだまだ改善がされていく予定の法律ですので、これから様々な規定が足されていくことと思います。

 

ホームステイに興味がある方、民泊で外国人と一緒に生活してみたいと考えている方。

 

これからのニュースに耳を傾け、是非自分の住んでいる自治体の条例なども調べてみてほしいと思っています。

 

参照:一般社団法人日本ホストファミリー養成協会

この記事の内容は 2017年12月19日 (火) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : 渡航までの準備 コメント : 0件
タグ : akino, ホストファミリー,民泊, 外国人交流, 民泊新法, 海外生活, 空き家

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