今年もハロウィンの季節がやってきました!
ハロウィンと言えば、いろいろな家を訪ねてお菓子を貰う「Trick or Treat」が有名です。日本ではまだそこまで浸透しておらず「ハロウィン=コスプレ」くらいの認識ですが、国によってはこの「Trick or Treat」のほうがメインだったりもします。
ハロウィンが日本ではまだ新しいイベントなのであまり知られていないのですが、「Trick or Treat」にもちゃんとルールがあることをご存知ですか?このルールを破ってしまうと、大変なトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるんです!
特に海外のハロウィンに参加したいと考えている人は、注意してください!
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1) 明かりがついていない家はNG
「Trick or Treat」は基本的に日が落ちてからその行われます。その際、庭や家の照明を落としている家庭があれば、それは「Trick or Treatに参加しない」「お菓子を準備していない」という意思表明なんです。なので、照明を落としている家庭に「Trick or Treat」をしに行くのはNG行為。相手を不快にさせてしまうので、絶対やめましょう。
逆に、特別ハロウィンの飾りつけをしていない家庭でも明かりがついていれば「準備OK」の場合もあります。
ハロウィンの空気に浮かれてしまいがちですが、知らない人の自宅を訪ねるので、最低限のマナーを守り、粗相をしないように気を付けましょう。
2) 一人でうろつかない
ハロウィンの夜は、様々な人がコスプレをして町を徘徊しています。もちろん中には顔を完全に隠すような衣装を選ぶ人もいるでしょう。これをいいことに、窃盗や強盗目的で仮装をして人に近づく事件も非常に多く発生しています。
ハロウィンの夜に出歩くのであれば、自分がコスプレをしているか否かにかかわらず、必ず誰かと一緒に行動するようにしましょう!
また、地域全体がハロウィン独特の「今日は何をしてもいい」といった雰囲気に包まれるので、ちょっとした小競り合いから殴り合いに発展してしまうこともあります。お酒を飲んだパーティー帰りにうろついている人も多いので、ハロウィンの夜にはいつも以上に気を張るようにしてください。
3) いたずらはほどほどに
「Trick or Treat」の言葉通り、もしお菓子をもらえなかったら「いたずら」をしても大丈夫です!
…ですが、「いたずら」の規模には気を付けてください。
よくあるいたずらは、「トイレットペーパーを投げられる」「パーティースプレー(ヒモ状の樹脂を吹きかけるおもちゃ)をかけられる」「生卵を投げられる」「クリームパイで顔をつぶされる」といったものでしょうか。この時点でも結構シャレで済まない感じです。笑
ですが、「いたずら」の規模が大きくなることで、「器物破損」や「暴行」として扱われてしまうケースも見受けられ、その場合は警察沙汰になる可能性があります。
いたずらをする側の人は必ず一般常識の範囲内で留めるようにし、いたずらをされる側であればおとなしくお菓子の用意をしておくのがよいのではないでしょうか。
4) コスプレもほどほどに
ここ最近はハロウィン衣装の質が大幅に向上しており、ただ着るだけでもハイレベルなコスプレを楽しめるようになってきました。そこで、さらなる高みを目指してよりリアルなお化粧や、小道具を準備し始める人が増えているのですが…あまりにリアルにコスプレしすぎるのも、時としてトラブルのもとになります。
特に「武器」と認識されるものを、小道具として準備する際には注意が必要です。モデルガンや模擬刀であっても、それらを人前で持ち歩くことは禁じられています。パッとみでおもちゃとわかるものであったとしても、夜の暗闇ではっきりわからず、相手を不用意に警戒させてしまう恐れがあります。
こちらはふざけているだけのつもりでも、相手に不信感を与えてしまい、その結果「防衛」としてのアクションを起こされることも。「ハロウィンの夜に相手を誤って射殺」といったニュースをたまに耳にすると思いますが、あれが他人事ではなくなる可能性だって十分あります。
凝ったコスプレをするのもハロウィンの楽しみ方の一つですが、TPOをわきまえて、リアルなコスプレはパーティー会場だけにしておくなどを心がけるようにするとよいでしょう、。
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いかがだったでしょうか。後半はルールというより心得みたいな感じになりましたが…
大事なのは、日本と海外でハロウィンに対する考え方がかなり違うということ。ルールを守って、楽しいハロウィンを迎えましょう!
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