Mariさんは現在、彼氏のKIWI(New Zealander)と一緒にニュージーランドのクライストチャーチという街に住んでいます。日本を離れてNZに住むという決断は簡単なものではありませんでした。日本にいる両親や家族ともすぐに会えないし、100%英語環境で自分のことを誰も知らないところに飛び込むわけですから。
そんなMariさんの体験談をご紹介。
Mariさんのお父様は英語教師ということもあり、NHKの英語番組を一緒に見たり英語の本を読んだりと小さい時から英語に慣れ親しんできました。そしていつしか外国人の中に溶け込んで暮らしてみたい。海外に住んでみたい!という思いが芽生え、22歳の時に日本語教師の海外インターンシップに応募。
なんと渡航先はフィンランド!公用語はもちろんフィンランド語。しかし、フィンランドは小学校3年生から英語教育が本格的に始まることもあり、英語とフィンランド語で日本語を教えるという難しいお仕事をすることに。まず、渡航前に2か月イギリス・ロンドンで英語の語学学校に通い、英語の勉強をしました。
日本にいる時も英語の勉強はしていたのに、ロンドンで自分の英語が全然通じない、みんなの言ってることが全然わからない!と英語が通じないみじめさや悔しさを経験。
また、約9か月のフィンランドの生活の中で、北欧のデザインに触れたり、多様な価値観や、海外に住む大変さや楽しさを学ばれました。
その後、日本に帰国後に今の彼と出会い、約3年後彼のニュージーランド帰国に合わせて一緒にNZへ。約1年間海外経験があるとはいえ、カルチャーショックが大きかったといいます。
なんて適当な国なの!?母国語が英語の国とそうじゃない国でこんなに違うの!?ここにきても英語の壁にぶち当たった!と思われたMariさん。
~Mariさんの当時のFacebookから引用~
語学学校が始まってあっという間に2週間が過ぎてしまいました。学術的な内容のIELTSコースのクラス分けのテストは、語彙力がない私にはちんぷんかんぷんで、ほぼ、白紙で提出しました・・・(-_-)チーン とにかく頑張るぞー!
初めはやはりみんな苦労してるんですね!
そんなMariさんから渡航を考えているみなさんへのメッセージ。
海外で観光旅行する事と、暮らす事は別物です。国内に留まっていては得られない経験を通して、人生の幅を広げることが出来ます。一定期間の海外生活を経て、そのまま異国で頑張るも良し、帰国して日本で頑張るも良し。いずれにせよ、あなたにとってプラスになる事です。海外へ行こうか迷っている方には、行く事をお勧めします。
今現在Mariさんは、デザインの勉強をしながらNZでお仕事をされています。
みなさん、参考にしてみてください♡
Naomi