
結論 — ニュージーランド ワーキングホリデーは基本 12 ヶ月、Extension で +3 ヶ月、合計最長 15 ヶ月
ニュージーランド ワーキングホリデー(Japan Working Holiday Visa)は、基本のビザ期間が 12 ヶ月 です。発給後 12 ヶ月以内にニュージーランドへ初回入国 することが条件で、初回入国日から 12 ヶ月の滞在 が認められます(Immigration New Zealand 公式)。
12 ヶ月のワーキングホリデー期間中に horticulture(園芸:果樹園・野菜栽培)または viticulture(ブドウ栽培・ワイナリー)で 累積 3 ヶ月以上 の就労実績を作れば、Working Holiday Extension Work Visa(セカンドビザ) を申請でき、さらに 3 ヶ月の延長 が認められます。Extension Work Visa は 生涯 1 回限り で、合計滞在期間の上限は 15 ヶ月(Working Holiday Extension Work Visa 公式)。
本記事では (1) 12 ヶ月の起算ルール、(2) Extension Work Visa の取得要件、(3) 15 ヶ月最適スケジュール、(4) その後の長期ビザ接続(AEWV / 学生ビザ等)を、Immigration NZ 公式に沿って解説します。全体像は ワーホリ ニュージーランド 完全ガイド もご覧ください。
期間のカウント — 発給日・入国日・滞在期限の関係
| ステップ | 期限 | 注意点 |
|---|---|---|
| ビザ申請 | 申請時 18-30 歳が条件 | 申請料 NZ$770 から + IVL NZ$35 |
| ビザ発給 | 80% が 1.5 週間以内 (JAWHM 表記では最大 23 日) | — |
| 初回入国期限 | 発給日から 12 ヶ月以内 | 過ぎるとビザ失効 |
| 滞在期限 | 初回入国日から 12 ヶ月 | 出入国を繰り返しても期限は変わらない |
発給後の出入国
- 発給後 12 ヶ月以内に初回入国すれば、滞在の 12 ヶ月カウントが始まります
- 滞在 12 ヶ月の中で、出国・再入国は自由に繰り返せます(フィジー・オーストラリア等への小旅行も問題なし)
- ただし、滞在 12 ヶ月を過ぎてから再入国しようとしても、ワーキングホリデーとしての入国はできません
Extension Work Visa(セカンドビザ)— 3 ヶ月延長の要件
ワーキングホリデー本体(12 ヶ月)の有効期間中に horticulture / viticulture で 3 ヶ月以上働いた場合に、Extension Work Visa(以下、セカンドビザ)を申請できます。
対象業務・対象作業
| 業種 | 内容 | カウント対象作業 |
|---|---|---|
| horticulture(園芸) | 果樹園・野菜栽培 | planting / maintaining / harvesting / packing crops |
| viticulture(ブドウ栽培) | ワイナリー農家 | planting / maintaining / harvesting / packing |
対象外(カウントされない業務)
- plant nurseries(プラントナーサリー)
- food processing(食品加工)
- food manufacturing(食品製造)
3 ヶ月の累積就労は 雇用主・場所の連続性は不要 です。例えば、Bay of Plenty でキウイ収穫 1 ヶ月 → Marlborough でブドウ収穫 1 ヶ月 → Hawke's Bay でリンゴ収穫 1 ヶ月、と複数の現場をまたいでも合計 3 ヶ月になればカウントされます。
申請に必要な書類(Extension Work Visa 公式 より)
- 有効なパスポート(ビザ満了後 3 ヶ月以上の残存)
- 規定写真 2 枚
- 3 ヶ月以上のシーズナルワーク証明(雇用主レター・給与明細・税務記録のいずれか or 組合せ)
- NZ 出国能力の証明(航空券 or 資金)
- 医療保険証明(元のワーキングホリデーで必要だった場合)
申請料・処理時間
- 申請料:NZ$800 から
- 処理時間:80% が 1.5 週間以内
セカンドビザも 生涯 1 回限り で、3 ヶ月の延長のみです。再延長の制度はありません。

生涯 1 回限り — ワーキングホリデー本体もセカンドビザも
ニュージーランド ワーキングホリデーは、ワーキングホリデー本体(12 ヶ月)も Extension Work Visa(3 ヶ月)も、ともに生涯 1 回限り です。Immigration NZ 公式は「you cannot apply if we have given you a working holiday visa before」と明記しており、再申請は不可です。
そのため、15 ヶ月以上の長期滞在を希望する場合は、ワーキングホリデー期間中に 次のビザへのブリッジ を意識して動く必要があります。代表的な接続ルートは次の 3 つです。
- 学生ビザ(Student Visa)
- Accredited Employer Work Visa(AEWV)
- Skilled Migrant Category(ポイント制、Green List 等の職業要件)
これらの最新条件は Immigration NZ 公式でその都度確認してください。
期間を最大化する 15 ヶ月の最適スケジュール
12 + 3 ヶ月を最も効率良く使うための目安スケジュール例です。
Phase 1(入国直後〜3 ヶ月目):都市で適応 + 英語と仕事の地慣らし
- Auckland / Wellington / Christchurch で IRD ナンバー申請、銀行口座開設、SIM 契約
- カフェ・日本食店・清掃などで現金フローを確保
- 並行して horticulture / viticulture のシーズン情報をリサーチ
Phase 2(4-10 ヶ月目):horticulture / viticulture で 3 ヶ月以上の累積実績
- 例:4-6 月 Bay of Plenty でキウイ収穫 → 9-12 月 Waikato でアスパラ収穫 → 12-2 月 Central Otago でチェリー収穫
- 雇用主レター・給与明細・税務記録を必ず保存
- 雇用契約書を確認し、最低賃金(NZ$23.95)以上であることを確認
Phase 3(10-12 ヶ月目):セカンドビザ申請 + 次のビザ準備
- 元のワーキングホリデーの 有効期間中 にセカンドビザを申請
- セカンドビザは 3 ヶ月延長なので、合わせて学生ビザや AEWV へのブリッジを検討
- 次のビザの要件(雇用主の認定、ポイント、学校選び)に向けた書類整備
Phase 4(13-15 ヶ月目):3 ヶ月延長 + 次のビザへのブリッジ
- 延長分の 3 ヶ月で AEWV のスポンサーを探す / 学生ビザの入学先を確定する
- 15 ヶ月終了時にビザを切り替えるか帰国するか判断

FAQ — 期間の 10 問
Q1. 発給後すぐ入国しないとダメですか? A. 発給日から 12 ヶ月以内に初回入国すれば OK です。12 ヶ月を過ぎるとビザは失効します。
Q2. 入国後、滞在期間中に出国はできますか? A. はい。出入国は自由ですが、滞在期間のカウントは初回入国日からの 12 ヶ月で固定です。
Q3. 12 ヶ月の途中で一時帰国したら、残り期間は消滅しますか? A. いいえ。滞在期間は初回入国日から起算した 12 ヶ月で、その期間内であれば再入国して残り日数を消化できます。
Q4. Extension Work Visa の取得後でも再渡航できますか? A. はい。セカンドビザの有効期間中であれば、出入国は可能です。
Q5. Extension の 3 ヶ月要件は、複数の作物・複数の雇用主で達成できますか? A. はい。雇用主・場所の連続性は不要で、累積で 3 ヶ月以上あれば OK です。
Q6. プラントナーサリーや食品加工は Extension の対象になりますか? A. いいえ。プラントナーサリー・食品加工・食品製造は対象外です。
Q7. Extension 期間中の就労に制限はありますか? A. 元のワーキングホリデー条件が引き継がれます(同一雇用主就労制限なし、恒久職と成人向け接客業は不可など)。
Q8. ワーキングホリデーから学生ビザへの切替は、一度ニュージーランドを出国する必要がありますか? A. ケースバイケースですが、現地で申請できるケースもあります。詳細は Immigration NZ で要件を確認してください。
Q9. AEWV 申請に必要な就労期間はありますか? A. AEWV は雇用主の認定(accredited)と仕事のオファーが前提で、申請者側に「最低就労期間」が一律に課されているわけではありません。最新条件は Immigration NZ AEWV で確認してください。
Q10. Skilled Migrant Category に年齢制限はありますか? A. ポイント制で、実務的には 55 歳以下が現実的なゾーンとされています。詳細は Immigration NZ 公式で要確認。
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【公式ソース】
- Immigration NZ — Japan Working Holiday Visa
- Immigration NZ — Working Holiday Extension Work Visa
- 日本ワーキングホリデー協会 — ニュージーランド
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