ワーホリというと英語圏を想像されるかたも多いかと思いますが・・・ヨーロッパ英語圏を除いたヨーロッパ圏で不動の人気を誇るのがフランスとドイツ!
今日はそのフランスとドイツの都市について徹底比較していきます!
《都市の特徴》
■ フランス
まず、フランスで一番大きな都市はパリで人口は約220万人。フランスの人口はパリへの一極集中が目立ち、パリに次ぐ他の都市は規模が小さいのが特徴です。ちなみにフランス第二の都市のマルセイユは人口が約85万人となっています。
■ ドイツ
ドイツで一番大きな都市はベルリンで人口は約340万人。ドイツはフランスとは違い一極集中はしておらず、第二の都市ハンブルクの人口は約170万人、第三の都市ミュンヘンの人口は約139万人となっています。
フランスは先進国の中でもっとも中央集権的な国家であるのに対し、ドイツは地方分権の歴史がとても長いです。ドイツの各州は独自の法や行政権などをもっているため、首都の一極集中はしていないという特徴となっております。
それではフランスとドイツそれぞれどんな都市があるのか少しご紹介していきましょう☆
■ フランス
【パリ(人口約210万人)】
フランスの首都パリは、別名「華の都」「芸術の都」と呼ばれており、凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館など、世界的に有名な建築物や美術品で溢れています。大都市なので他都市にくらべ少し物価は高めですが、語学学校、住まい、仕事の数も多く安心して生活ができるでしょう。
比較的温暖なパリ。真夏は30℃前後まで気温が上がることもありますが湿度が低くさわやかな夏を過ごせます。また冬は豪雪になることは稀ですが気温的には東北・北海道くらいまで寒くなることも。
アメリの舞台になったモンマルトルやポンヌフの恋人の舞台になった橋など、Belle époque(ベル・エポック)の時代の映画の舞台がそのまま残っている都市です。
○ こんな方におすすめ ○
渡航のきっかけがフランスへのあこがれからくる方、フランスの最先端の文化の中で生活をしたい方、とにかく仕事が不安、フランス語が不安な方はパリがおすすめ!日本人であることを活かしてできる仕事の8割がパリ近郊に集約されているとも言われています。
【リヨン(人口約47万人)】
フランス第二の都市であるリヨンは、ローヌ川とソーヌ川という2つの川が流れ、多くのフランスの銀行の本店が置かれる金融の街。また「美食の街」としても知られ、街中には「ブション」と呼ばれるレストランが軒を連ねています。ブションではリヨンの伝統料理などを味わうことが出来ます。ちなみに映画はフランスのリヨンが発祥です!
○ こんな方におすすめ ○
料理などの技術職を持っていて、フランス語もある程度態勢がある方にお勧め!
絹産業が栄えた町で経済も安定しており、パリよりもアットホームな雰囲気でゆったりとした環境で生活ができます。
【ニース(人口約約35万人)】
南フランスに位置し観光地として有名なニース。パリの冬は結構冷え込むのですがニースは、気候は一年を通して安定しています。寒い気候が苦手な方でも安心して生活ができますよ!夏はとってもよく晴れるのでビーチで遊泳や日光浴を満喫するため世界中から観光客があつまります。
また街中には美術館がたくさんあります。なかでもシャガール美術館がとにかくオススメです!著名な画家たちが晩年愛した町でもあるので、光あふれる印象派の雰囲気を生活しながら味わうことができます。
○ こんな方におすすめ ○
寒いところが苦手な方やラテン文化に興味がある方にお勧め!また映画祭で有名なカンヌやF1やカジノで有名なモナコも近いので旅行が好きなかたにもオススメです!
■ ドイツ
【ベルリン(人口約340万人)】
日本でいう東京、ドイツの首都ベルリンは、アートとファッションの都市としても知られており近代的な街でありながら、歴史的建造物や博物館、美術館などもたくさん点在しています。また公園や運河、森も多いので自然豊かが都市でもあります。現地企業や教育機関が密集している都市なので、語学学校や留学生も多く世界中から多くの人がある国際都市です。またベルリンの気候は、冬になると気温はマイナス10度をしたまわることもあります。
○ こんな方におすすめ ○
ポップコムというテクノミュージックのお祭りがありますので、音楽関係の方や、まずは大都市で情報収集したいという方におすすめです!ただ、ドイツ国内で一番治安が悪い街だと言われているので、注意は必要です。
【ハンブルク(人口約170万人)】
ハンブルクは北方の二番都市。ハンブルク大学という総合大学と、国内屈指の歓楽街を持つ、勉強・観光・仕事、すべてにおいて情報収集しやすい街だと思います。スポーツなども盛んで、特にエンターテイメント性の高いのも特徴です。
○ こんな方におすすめ ○
オランダ、ベルギー、北欧へのアクセスは抜群ですので北欧を旅したい方や遊ぶところが多いのでしっかり勉強も遊びも楽しみたい方にはおすすめです。
【ミュンヘン(人口約139万人)】
ドイツ第三の都市ミュンヘンは、治安も良く世界で最も住みやすい都市の上位にランキングされる街。自動車メーカーBMWの本社や、工業系の日系企業も欧州本社をミュンヘンに置いていたり、日本学科のある名門ミュンヘン大学などもあり日本文化も受け入れられやすい日本人留学生が安心して生活できる街です。生活水準も高く、それに伴い家賃もお高めとなっているためしっかりとした予算が必要。
○ こんな方におすすめ ○
ミュンヘンでおすすめは一年で最大のお祭り「オクトーバーフェスト」。観光客動員数はドイツ国内のイベントでダントツの1位。スイスやイタリア、オーストリアなど、南欧に興味がある方、またウインタースポーツを楽しみたい方もおすすめです!
【ケルン(人口約102万人)】
世界遺産にも登録されているケルン大聖堂が街のシンボルの、ドイツ第四の都市。街には大きなライン川が流れておりその両岸に街が栄えています。古くから多文化との交流が盛んだったケルンには外国人が多く住んでいるため生活がしやすいです。また国内最大のカーニバル、ケルン・カーニバルなども開催され街はにぎやかで陽気でフレンドリーな気質の方が多い街。総合大学であるケルン大学もあり、留学生にも人気の街です。
○ こんな方におすすめ ○
フランス・スペイン方面にはアクセスが良いので西方面に行きたい方、ドルトムント・シャルケなど有名サッカーチームも多いのでサッカー好きな方はおすすめです。
簡単にフランスとドイツの都市についてお伝えしましたがいかがでしょうか?フランス、ドイツに限ったことではありませんが国、都市により特徴は様々です。
ぜひ国選び、都市選びのご参考にしていただければと思います!