【帰国後の就活のために】~渡航前編①~行く前に大事な目標設定と大切なポイント

みなさん帰国前に一度は思うことがある「帰国したら何しよう」。

留学であれば留学期間、ワーホリビザは1年間という制限付きのビザです。

 

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昨年2月のシドニーでのお客様交流会。
この時も「帰ったらどうしよう」という質問をたくさん受けました。

 

その後永住や就労ビザ、結婚などいろいろな方法で滞在を延長される方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が帰国されると思います。

そうなると学生さんでも、お仕事を辞めて渡航された皆さんも帰国後に就職活動や転職活動が待っていると思います。

もちろん医療系の方や保育士・美容師さんなど資格を持たれている方はそのまま元の仕事に戻られる方も多いのですが、やはりもともと会社員の方が帰国後に転職をされるのは一般的な流れかと思います。

今回はそんな帰国後のお仕事について!三編に分けて「帰国後に海外経験をプラスにして就職・転職活動をするには?」というお題で

・渡航前

・渡航中

・帰国後

に分けて目標設定や滞在中に意識することなどをお伝えしていこうと思います。

 

今回は

~渡航前編①~行く前に大事な目標設定と大切なポイントです!

 

【今、日本に企業はいくつあるのか?】

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まずは大前提から。

これはよく就活生にも質問するのですが、日本にはいわゆる「会社」がいくつあると思いますか?

みなさんからはいつも3万、10万など、ご回答いただくのですが、正解は約「390万社」ほどあります。

これは規模が大きい上場している大企業から例えば社員2名などの会社まで含めた数字です。ちなみに従業員が10人以下の会社(家族経営や立ち上げ間もない会社)で働く方と中小企業(社員数10名以上で未上場、100人未満など)で働く人の数だけで約8割になると言われています。

 

みなさんがよく見る「マイナビ」「リクナビ」などのサイトに掲載されている企業数はおよそ多くても3万くらいと言われていますので、みなさんが普段見るCMや、そういったサイトに載っている情報がいかに狭いかがお分かりいただけると思います。(なんと1%未満…!)

つまり、もちろん東京でも地方でも、大きくても小さくても、優良な企業は知らないところにたくさんあるという前提でまずは就職や転職活動に取り組んでいきましょう!

 

 

【渡航前にしておくべきことは?】

では、帰国後に思い描くキャリアップをするためにまずはどのような準備が必要なのか。

スタートダッシュは大切ですので、スタートする前の準備からしっかり始めて行きましょう。

 

 

 

・渡航前にまずやるべきこと

  1. 目標設定
  2. 帰国後の進路イメージ
  3. 情報収集
  4. そのために必要な資格

まずは私たちのセミナーや初回のカウンセリングでもお伝えさせていただくのが上記です。

まさに今、各地で高校野球の大会が行われていますが、みなさんは「こんな暑い中よく頑張るなあ、何が原動力なんだろう?」と思ったことはないですか?

僕の大好きな言葉に「人間は理想に向かって行動する動物」という言葉がありまして、やはり人間は目標がすごく大切だと思っています。

 

高校球児たちは一生に一回の「高校生」という期間に「甲子園に行く(優勝する)」という目標があるから、きつい練習も暑い中での試合も頑張れるのですね。

ですので、まず大前提として大切なのは「目標」ということになります。ここからは、さらに上記4つのステップを細分化して考えていきましょう。

 

 

【目標はなんでもいいが、できるだけ具体的な方がいい】

いつもこれは話していることなのですが、目標は本当になんでもいいです。

「そんなたいそうな目標ありませんけど大丈夫ですか?」と聞かれますが全然大丈夫です(笑)

例えば「友達30か国作る」「ネイティブの知り合い50人は知り合う」などでも全然OKだと思います。僕の最初の目標は「生き抜く」でした(笑)

 

ただし、もし帰国後にある程度のキャリアアップを目指すのであれば、しっかりとした目標設定が大切です。

 

目標設定で大切になってくるのが「数値化」です。

例えば下記の二人が面接にあなたの会社に訪れたらどっちを採用したいですか?

面接官「あなたの強みを教えてください」

Aくん「ぼくは受験勉強を’すごく’頑張って、大学時代も’一生懸命’インターンなどに取り組み、’誰よりも’努力することができます」

Bくん「ぼくは受験勉強を’寝る時間以外の毎日16時間’頑張って、大学時代も’3社のインターン’で社内の数値改善や組織として動くことの大切さを学びました。インターン時代は’15名’のインターン生で’トップ’の成績でして、誰よりも努力することができます」

あくまでも一例ですが間違いなく、具体性が多いBさんが採用されるはずです。

 

ワーホリで行った方に置き換えると、下記のような場合が当てはまります。

面接官「英語力どのくらい伸びましたか?」

Aさん「海外で1年間生活してたので、日常会話には困りません」

Bさん「行く前はTOEIC400点でしたが、帰国後は850点取れました!」

間違いなく、Bさんのほうが採用の確率は上がります。

これは企業の人事や外資系のコンサル・人材派遣などをしている方にいつも口酸っぱく「日常会話ができるは、『何ができるのか』がわからないので採用しにくい」と言われます。

ですので、まずは目標が高くても低くても、多くても少なくても全く問題ないので「目標の数値化」から始めてみましょう♪

 

【続きは連載で】

長くなりましたので、今日はこちらで。

  1. 目標設定
  2. 帰国後の進路イメージ
  3. 情報収集
  4. そのために必要な資格

次回は帰国後の進路イメージを持とう!編です。

これから連載していきますので、ぜひ続編もお楽しみに!

 

福岡 しょうへい

この記事の内容は 2019年07月18日 (木) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : 渡航までの準備 コメント : 0件
タグ : ワーキングホリデー, 帰国後の就活, 帰国後の就職, 海外経験を活かす, 英語上達

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