日本の大学でも、児童教育を専攻していた私は、アメリカでも主に幼児教育を勉強しました。
日本とは文化が全く違うアメリカ。やはり保育や教育に関しても、考え方や価値観が異なることが多くあり、とても興味深いことばかりでした。特にアメリカは人種のるつぼと言われるほど、たくさんの人種や文化が入り混じった国。
そのため、日本ではあまり触れない差別問題に関する授業が多くありました。
・目の色の違いに関する詳しい授業・・・
・食事や祈りの仕方の違い・・
・ゲイ・レズビアン家庭に産まれた子どもに対する配慮の仕方・・・
これらのことを勉強するたびに、日本人はもっと多文化社会に対する知識や対応について知っていかなければいけないなぁ・・・としみじみと感じました。
日本で幼児教育の勉強をしていた分、専門用語の英単語もどんどん覚えられるし勉強がさらに楽しい!幼児教育が2倍楽しめる感覚でした♪
また、学内には、教授の子どもを預かり、学生が実習に行って研究・実践ができる小さなChild Care Centerがありました。
ランチの時間日本では「ご飯は好き嫌いなく残さず食べましょう!食べ物を捨てるなんてもったいない!」というのが常識ですが、アメリカでは「苦手なものでも無理はさせない。」が基本。
食べ残しを捨てることに一切抵抗がなく、1~2歳の子どもたいが平気で食べ残しをごみ箱に捨てに行く様子を見て「もったいないと思わないのか?」と一度先生に質問したところ、「もったいない気持ちもあるが、この国ではそれよりも子どもの肥満問題の方が重要。食べ過ぎない事のほうに気を遣っている。」という返答を聞き、改めて文化の違いを感じました。
また、ここで授業で作ったおもちゃを子どもたちに使ってもらったり、絵本の読み聞かせや担任の先生の一日アシスタントをしたり・・・たくさんの実践を経験することができました。
私が初めて作った英語の絵本を私に読んでくれた男の子♡かわいくって嬉しかったな~♡
海外に行って勉強をする際には、今まで日本で携わっていた分野を英語で学ぶと、視野がグンと広がりますし、英単語も覚えやすく楽しいので、オススメですよ!
福岡オフィス SAKI