バンクーバーからアメリカへ陸路で旅する時には気をつけて!
みなさんこんにちは、つい先日シアトルに遊びに行った時、アメリカの国境管理局の人にきつくお灸をすえられましたPGICバンクーバーのAiraです。
危うくアメリカ入りを拒否されるところだった(ヒヤヒヤ)。
なんでそんな事になってしまったかと言うと、この白い紙!↓
これ、陸路でアメリカ/カナダ間の国境を越えた時に国境で発行される紙なのですが、日本国籍を持つ方の場合は有効期間が通常90日間あります。
ビザではないのですが、ビザと同じような役割を果たす素敵な紙なんです!
とっても便利な紙なのですが、このビザ有効期限が切れる前に所定のオフィスに返却しないとならないのです。でもって、どこに返却するかと言うと、アメリカ大使館、領事館あるいは国境管理局なんです。または陸路でカナダに入国しなおす時点で、カナダサイドの国境管理官に渡します。
しかーし、このカナダサイドの国境管理官がくせもの!
なぜかというと、カナダ側の国境管理官は通常この白い紙の有効期限はチェックしません。まあ、他所の国のルールなので、カナダ側は厳密に管理しなくてもいいんですよね、結局。
そしてちゃんとアメリカ側の規則にのっとってカナダ側の国境管理官にこの白い紙を返却しようとすると『まだ期限があるのに、本当に返却しちゃっていいの?』と再確認されてしまいます。もちろん親切心からなんですけどね…。
そういわれると不安になるのが日本人…というか、小心者のAiraです。前回のカナダに再入国の際に、その白い用紙を返却しませんでした。さらにしばらくアメリカ渡航をしなかった為、気がつけば期限が切れていた!というていたらく。
結局、前回アメリカに遊びに行った時から3ヶ月以上が経っていて、この白い紙の有効期限が1ヶ月以上過ぎていたのです。
で、今回4ヶ月以上ぶりに、アメリカへ再入国を陸路で図った際に、きつーくお叱りを受けた次第です。
どうしてか?
第一に返却のルールを守らなかったから。このルールを守らないと、陸路で出入りする場合、出国のスタンプが押されない為、本当に期限以内にアメリカから出国しているかの証明ができない。ゆえに前回アメリカ入国した際に3ヶ月を過ぎ、4ヶ月目を不法滞在していた疑惑をかけられていた場合、払拭する余地がない。だから、アメリカから陸路で出国する場合は、必ずこの白い用紙をカナダ側の国境管理官に返すこと。(ちなみに有効期限のスタンプはパスポート本体に押されているのでこの紙事態は返却しちゃっても有効期限内は発行料の$6は払わなくてもOKです)と、期限切れの紙を所有しない対処法まで教わりました。
で、もちろん今回は従いましたよ。
そして、案の定、カナダ側の入国管理官のお兄さんは『いいの?まだこんなに期限残っているのに本当に返却しちゃうの?』と怪訝な顔をしながらも紙を受け取ってくれました。
皆さんも陸路でアメリカ/カナダ間を旅する時はパスポートに挟まった白い紙に気をつけてくださいね!