コロナでマスク生活が余儀なくされはじめてから、早1年半ほどが経ちますね。
そんな中、実際に海外へ渡航したワーホリ・留学生からよく挙がる声のひとつが「マスク生活では英会話の難しさがUPしている」という点です。
マスクで口元が見えない生活だからこそ、意思疎通における”英語の発音力”というのはとっても大事。
今回は、コロナ禍&アフターコロナで重要性が高い、英語の発音にすこし目を向けてみましょう!
<目次>
・マスク生活がもたらす弊害
・ビジネスの”オンライン化”でも顕著な弊害
・どうして英語の発音力が重要なのか
マスク生活がもたらす弊害
マスクをしていることで生まれる弊害について、みなさんも多かれ少なかれ実感している部分があるかと思います。肌荒れするとか、相手の表情がわからないとか、コンビニでよく聞き返されるとか・・・
そんな中、今日取り上げるのは、”相手の顔が見えないこと”による意思疎通の弊害について。同じ日本人同士でも「声がぼそぼそとしか聞こえない」ということが原因で、ストレスを感じることがあるでしょう。
では、これが英語での会話だったとしたら、どれだけ大きな弊害になるでしょうか?
よく英会話の授業などで「相手の言ってることがわからなければ、まずは相手の口の動きを見てみましょう~」なんてことを言いますが、マスク生活においてはそれが出来ないわけです・・・
なんとなく雰囲気で聞き取れていた英語も聞き取れず、自分の英語も伝わりづらい状況というのが、現在のマスク生活における会話の弊害です。
ビジネスの”オンライン化”でも顕著な弊害
日常会話だけでなく、ビジネスシーンでの英会話にも変化があります。
というのも、いま世界中の企業で【オンライン会議】が取り入れられ、テレワーク化がのんびりな日本でさえもオンライン会議は身近なものになりました。
自宅や個室でのオンライン会議であれば、マスク無しでの会話になるかもしれません。しかしながらそれでもやはり、英語が苦手な方がよくやる”雰囲気で理解する・してもらう”、”ジェスチャーを多用する”という手が全く通用しません。
また”自信がなくぼそぼそ喋る”という英語初心者&日本人あるあるも、オンライン会議では致命的です。
今までは「英会話が苦手で、海外とのやりとりはメールだけにしておこう」と逃げてこられた人も、いまでは「ちょっと会議しましょう!オンラインで!」と言われやすい状況下。
『英語でオンライン会議、詰んだ・・・』となりやすいわけですね(;^_^A
そんな今こそ、みなさんには英語の発音について目を向けていただきたいのです。
どうして英語の発音力が重要なのか
私たちの母語である日本語は、世界の中でも圧倒的に「音の種類が少ない」言語といわれます。一方、英語が持つ音というのは日本語に比べ遥かに数が多いため、日ごろ限られた音だけで生きている私たち日本人にとっては、発音の難易度が高いのは当然です。
さらに今、世界中の人々がマスク生活を強いられ、マスクでお互いの口元が見えないという状況。
相手の口元が見えず聞き取りづらい、且つ自分の言葉が相手に伝わりづらい。ダブルで打撃を受けやすい状況下なのです・・・
そんな中でいつまでも発音をないがしろにしていると、いつまでも成長しないまま、ネイティブとの会話に弊害が出やすくなってしまうのが現実。
その結果、ネイティブに「??」という表情をされることが多発し、余計に自信がなくなるという悪循環に陥ってしまう・・・
そういったことを防ぐために、今こそ発音力を高めましょう。
発音の練習は、いわば『口と舌の筋トレ』です。
英語音声を真似する練習やシャドーイング、洋楽やドラマのセリフの完コピ練習でもいいです。
大切なのは、継続すること。筋トレと同じです。続けなければ、力はつきません。
これから渡航を控える皆さんは、ぜひ今からご自身の英語の発音を見直してみてください。
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