人間の動きが制限され、”オンライン化”が進んでいる世界。
欧米諸国に比べてテレワークなどが進みづらいといわれる私たちの国・日本でさえ、今やオンライン会議などは当たり前になりましたね。
そんな中、企業が求める人材像にも変化が出つつあると言われていること、ご存知でしょうか。
今回は、コロナの影響で激化が示唆される【グローバル人材として必要な英語力】についてみていきましょう。
<目次>
・コロナで変化する”仕事のあり方”
・海外就職における変化も
・国内学習だけでは追い付けない時代?
・コロナで変化する”仕事のあり方”
新型コロナの影響で、私たちの社会にはさまざまな変化が起こっていますよね。
その中でも、ビジネスシーンにもたらされている大きな変化のひとつが『テレワーク化』や『オンライン化』です。
いまや世界中多くの会社でテレワークが採用され、『ウェブ会議』というものが当たり前の時代となりました。人の移動が制限される社会の中で、ウェブツールを利用して会話をする・つながる機会が増えましたよね。
これはつまり、これからの時代にグローバル人材として就職を考える場合、こういった『ウェブ会議』での英会話能力も必須事項とされていく、ということを意味します。
オンライン上での会話では、その場の空気感をすべて感じ取ることはできません。相手がどんな空間にいて、どんな身なりで、会話するときにどのような身振り手振りをするのか、画面上の限られた枠の中でしか確認することが出来ません。
つまり、「(なんとなく雰囲気やジェスチャーも交えながらであれば)ビジネス英会話ができます」というようなカッコ書きが必要な人は、これからのグローバルビジネスシーンにおいてはどんどん淘汰されていってしまう存在となるのです。
恐ろしい時代ですね・・・
・海外就職における変化も
これからの海外就職においても変化が予想されます。
いまや世界中多くの国が、コロナの影響で経済にダメージを受けている状態。そんな中で、新しい人材を確保しようとする企業が「不景気の中でも人材育成に対して投資をするのだから、”よりハイレベルな人材”を確保したい」と考えるのは当然ですよね。
これまでは「多少語学力が足りなくても、専門領域の知識・経験値が豊富であればOK」としていた企業でも、今後は「高いスキルを持ち、変化に対応でき、且つ自ら行動できる人材に投資しよう」と考えが変化していく可能性が高いと予想されます。
コロナの影響で自由に身動きが取りづらい状況下であることは世界共通です。
しかしその中でも自ら成長する機会を掴もうと行動している人こそが、これからのグローバル社会の中で強く生き残ることができる人材になれるということは、間違いありません。
・国内学習だけでは追い付けない時代?
コロナ禍で、今こそ英語に磨きをかけようと努力している人が増えています。
みなさんは、どうでしょうか?
日本国内でも、オンライン英会話や教材などを使用し、英語力を高めることはもちろん可能です。
ですが社会人であれば毎日仕事をしながら、学生さんであれば学業やアルバイトをしながら、何カ月も毎日毎日自分で英語学習を継続することって、難しいですよね。週に2回、1時間の英会話レッスンを受けたとしても、ビジネスレベルまで英語力を上げるのに必要と言われる何千時間というところまでは、なかなか及ばないのが現状です。
今や日本でも「海外経験があります」という人は、毎年増え続けています。ワーホリに限らず、交換留学や語学留学、短期留学、ホームステイ体験をしたひとや、幼少期からインターナショナルスクールに通っていた人、帰国子女・・・
「グローバル人材候補」である人たちが数えきれないほどいる中で、コロナの影響も受けて、より一層各企業で求められる語学力が高まっていくことは明らか。
こうなってくると、実際に海外生活で24時間英語に囲まれるという経験がもたらす成長は、周りと差をつける大きなポイントになるといえるでしょう。
あなたの目指す英語力は、どこですか?
とある人材会社の調査によれば、英語力と年収には一定の相関関係がみられるという結果も出ているそう。
ハイスキル人材の取り合いとなっていくアフターコロナに向け、世界で求められる人材となるために、今から英語力に磨きをかけておきたいものですね。
<前回のキャリアコラム>
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