大学生の皆さんが留学したいと考えたとき、留学先の国やビザなどのプランと共に頭を悩ませるのは、渡航のタイミングではないでしょうか。
今現在学んでいる大学を休学していくのが良いか、それとも卒業後すぐ、あるいは就職して数年働いてから渡航するのがいいのか…!?
今回は渡航のタイミングについて、それぞれのメリット/デメリットを分析してみようと思います!
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《目次》
・早ければ早いほど良いか?
・大学のプログラムで渡航?
・現地で滞在できる期間は?
・就職にはどちらが有利か?
・まとめ
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・早ければ早いほど良いか?
「海外に留学したい!」と思ったら、その気持ちが熱いうちに、出来るだけ早く渡航したい!という方も多いはず。物事には勢いやタイムングも大切ですし、「鉄は熱いうちに打て」「思い立ったら吉日」という格言に従うのも手でしょう。
そして語学習得を目的としての渡航なら、若いうちの方が頭が柔らかく、学習能力も高いので、スポンジが吸収するように語学を学ぶことが出来るかもしれません!
では、すぐにでも来期からの休学届を提出すべきでしょうか?
ちょっと待ってください。出発は早ければ早いほど良いか、と言えば一概にそうとは言えません。
留学が成功するかどうかは、事前のプラン作成や準備によって大きく左右されます。
渡航の目的は何か?どのように成長したいのか?その為に現地でどんな活動をする必要があるか?その為のプランは?資金は?
充実した渡航にするためには、考えなくてはいけないこと、用意しなければいけないものが沢山あります。もしかしたら、準備に少し時間をかけて、卒業を待ってからの渡航の方が目的に叶う場合もあるかもしれません。本当にやりたい事をやる為の資金に、卒業後数年働いて稼いだ資金を充てる方も多いです。
十分な準備期間を加味した上で、渡航できる一番早いタイミングを狙っていきましょう!
⇒ プラン作成の関連記事:ワーホリで失敗しないために!明確なワーホリプランを立てよう
・大学のプログラムで渡航?
現在多くの大学では、その大学独自の交換留学プログラムや留学支援プロジェクトなどが提供されています。それらのプログラムを利用すれば、様々なメリットが付いてくる場合が多くあります。
例えば、留学期間も日本の大学の単位としてカウントされたり、ハイランクの大学で1年だけ学べたり、奨学金がもらえたり!
何より、それらのプログラムを利用できるのは、その大学に在籍している数年間のみです。
もしも自分の大学が提供しているプログラムについて良く知らないという方は、まずはそこからしっかり確認しましょう。もしも自分のやりたい事にピッタリ当てはまる条件なら、それを使わない手はありません!
ただし、大学の既存のプログラムで渡航すると、多少の縛りが発生することは否定できません。
渡航できる国や都市が限られている。提携校を選べない。参加人数が限られており、厳しい選抜を突破しなければ渡航できない、などなど。。。
もしも自分が本当に行きたい国に行けない、やりたい事が出来ない、と感じるのであれば、無理やり既存の制度を利用する必要はありません。自分の夢や目的に合わせて、オリジナルの渡航プランをカスタマイズしましょう!
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・現地で滞在できる期間は?
在学中に留学する場合、大学を休学して渡航できる期間は1年になるケースがほとんどです。半年の制度的に言えば、学期ごとや、2年以上の休学が可能な学校も多いかと思いますが、卒業を希望するタイミングや、休学中にも大学に支払わなければいけない学費などの問題で、それ以上伸ばす方は非常に少数派。
1年のみと区切りがあるのは、目標達成までの期限が決まっているという事なので、集中してゴールに向かって頑張れる方にとっては、むしろやる気に繋がるかもしれませんね!また、現地での生活体験や語学習得が目的の場合、1年あれば十分に目的を達成することが出来るでしょう。
ただし、ゴールをより高いレベルに設定する場合、1年という期間ではあまりにも短い可能性が高いです。現地での生活や語学力アップだけでなく、英語での専門知識の習得やインターンシップ、就労ビザへの足掛かりなど、将来に繋がる具体的な目標を持っている方は、それを達成できるだけの現実的な期間をしっかり計算する必要があります。
1年以上渡航期間を確保したいのであれば、卒業を待つか、あるいは在学中に1度、卒業後に再度渡航するなど、柔軟なプランを立てていく必要があるかと思います。
⇒ 専門知識習得やインターンが出来るプログラムについての詳しい記事はこちら
・就職にはどちらが有利か?
また、多くの方が心配されるのが、帰国後の就職です。在学中に休学して留学する場合、帰国後に新卒として就活することが出来るというのは、非常に大きな魅力ですね!
日本の多くの一般企業への就職に関して言えば、やはり「新卒」というブランドが大きな武器になることは間違いありません。ですので、帰国後に国内で新卒入社を目指す方は、在学中に渡航し返ってくることをお勧めします。
対して、海外渡航するからには、現地での就労ビザ取得まで目指したい!あるいは帰国後日本で就職するにしても、日本の一般企業よりも外資系の企業に入って活躍したい!という方も少なくないはず。
そのような場合は新卒うんぬんよりも、経験値の多さやスキルの高さが求められます。それなら、時期にこだわって中途半端なまま焦って渡航・帰国するよりも、しっかりと準備し、必要な経験値を十分に積んだ上で就職に挑んだ方がずっと有利になるでしょう。
⇒ 帰国後の就職活動に関する詳しい記事はこちら
・まとめ
最後に、今回のメリットとデメリットを一覧にまとめましたのでご覧ください!
【早ければ早いほど】
〇気持ちが熱いうちに渡航できる
〇若い方が吸収が早い
×準備(プランや費用の確保)に時間が掛かる場合もある
【大学のプログラム】
〇単位の修得やハイレベルの大学での就学など、プログラムならではの利点がある
〇在学中だからこそ利用できる
×渡航先の国や都市、学校の選択肢が限られている
【現地での滞在期間】
〇生活体験や語学習得なら、1年で十分目標達成できる
〇期限が決まっていることでモチベーションを高める
×高い目標を目指す場合は1年では時間が足りない場合が多い
【就職に有利なのは】
〇日本の一般企業には新卒を武器に就活できる
×現地就職や外資系を狙うなら、十分なスキルアップと経験値の確保を
いかがでしたか?
日本ワーキングホリデー協会では、皆さんの夢や目標をお伺いし、必要なプラン作成や準備をお手伝いしています!まずは、いつ、どんな国で、どんな活動がしたいのか、留学終了後はどんな未来を希望するのか、プロのカウンセラーに相談してみませんか?
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