ここ数年は、新型コロナの影響などもあり様々な影響を及ぼしているワーホリですが、その環境も緩和されつつあり、元の状態に戻りつつあります。
そこでこの記事では、最新のワーホリ情報やワーホリ人気国を詳しく解説していきます。
■ ワーホリ最新情報
新型コロナウイルスが流行して以降、ワーホリ協定国の追加がストップされていましたが、2022年になりその規制も解除され、2022年5月3日にはイタリア、5月11日にはフィンランドが新しいワーホリ協定国となり、渡航することが可能となりました。また、5月15日にはイスラエルとの協定交渉が実質合意したこともあり、今後ワーホリ協定国となる可能性が高いです。
また、新型コロナによりすべての国が入国規制を掛け、渡航することができなくなっていましたが、ほとんどの国で解除され、渡航できる環境になりました。現在ワーホリビザの供給をストップしている国は、フランスと香港の2ヶ国のみとなっています。最新情報は、各国大使館や移民局、エージェントにお問い合わせになってご確認ください。
■ 2023年おすすめの都市4選
ここからは、2023年に行ってほしい都市を4つご紹介します。生活もしやすく、特に初心者には覚えておいてほしい都市ばかり。ワーホリでいきたい都市には必ず名前のあがる、人気都市4都市です。
シドニー・パース
まずは、オーストラリアのシドニーとパースです。オーストラリアは人気のワーホリ国として知られていますが、都会的な部分とカントリーな部分の両方を体験できる国として知られています。仕事や勉強の両立や、都会的な街に住みたい方はシドニー、ちょっと田舎でゆっくり過ごしたいという方はパースがいいでしょう。
トロント・バンクーバー
こちらもワーホリで人気国として知られるカナダの都市、トロントとバンクーバーです。カナダは、ワーホリビザの発行数に制限があるため、すべての希望者が行けるわけではありません。アメリカと隣接していながら、安い費用でワーホリに行ける国としても魅力のカナダ、特に日本人比率よりも、ヨーロッパ系国籍の住民が多いトロントはおすすめの都市です。
オークランド
ワーホリ人気国の一つニュージーランドの都市オークランド。都会的な首都ウェリントンよりもおすすめの理由は、ゆっくり流れる時間と、都会的な街並みの共存です。どちらも体験できる都市というのはあまりありません。オークランドから郊外に10分ほど行けば、広大な自然が広がり、ワーホリならではの異国体験ができるでしょう。
ロンドン
近年注目を集めているのがイギリスのロンドンです。流行発祥の地とも知られるロンドンは、ファッションやミュージック、アートなど、様々な最新を体験することができます。ただし、少々物価が高く、仕事で得られる収入も安いため、ある程度まとまった費用を準備していく必要があります。
■ 今注目のワーホリ国はここだ!
ワーホリ人気国以外に、この国に行ってほしいという国がいくつかあります。今注目のワーホリ加盟国を4ヶ国ご紹介します。
リトアニア
まだまだ日本人が足を踏み入れていない国の一つがリトアニアです。ワーホリビザの発行数も100人となっており、リトアニア先駆者になりたいという方にはおすすめです。治安もよく物価も安く、お城や教会といった観光スポットが多いのも魅力です。さらに、隠れたグルメの国としても知られているので、おいしい食事を抜群のコスパで楽しむことができます。
スウェーデン
治安もよく生活しやすい環境で、英語が話せれば問題なく生活できるのも魅力のスウェーデン。社会保障が充実している国としても知られており、その生活を体験してみるのもいいですね。また親日な人が多いというのもおすすめの一つです。
エストニア
IT大国として有名なエストニア。日本人が少なく、ヨーロッパ圏ながら英語が話せれば生活できるので、本当に異国の地での生活を求める人にはおすすめの国といえます。物価も安く、治安もいいので、初心者でも問題なく生活できるでしょう。
オーストリア
美術や音楽といった芸術好きにおすすめのオーストリア。国の大きさは北海道程と小さいですが、何と世界遺産が9つもあるという、見どころたっぷりの国なんです。またオーストリアは、7つの国に囲まれた国で、いろいろな国にいけるのも魅力です。
■ ワーホリを失敗しないために
最後に、ワーホリに失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。
しっかり英語を学ぼう
やはり、ワーホリで不自由なく生活するためには英語力が必要です。仕事や日常生活はもちろん、万が一のトラブルにも対応するためには英語力を高める必要があるでしょう。また、現地でできる仕事も、英語力があるとないとでは、大きな違いが出てきます。英語力があることで、時給の高い仕事に就くこともできるので、もし英語力に乏しい場合は、初めは語学学校でしっかり勉強するのがいいでしょう。上級とまではいかなくても、中級程度までは語学力をあげておきましょう。
資金は余裕をもって準備しよう
実は多くのワーホリ者が経験してしまうのが資金不足です。順風満帆に渡航後も生活できればいいですが、渡航先でまったく仕事が見つからない、予想以上に出費がかさんでしまうといったことは良くある話です。そうなると、期限前に帰国しなければいけないということになってしまいかねません。そのような事態にならないためにも、事前に多めの資金を集めておくといいでしょう。もし、思ったような就職ができない場合は、人脈を広げたり語学の勉強をすることをおすすめします。
ビザの延長には注意が必要
ワーホリに行かれた方の中には、ワーホリビザの延長申請がうまくいかなかったという例もあります。各国セカンドビザ申請には条件がありますが、その条件をクリアできないまま、期限を迎えてしまったという方も少なくありません。もしセカンドビザ申請を出そうと考えている方は、まずは条件をクリアすることを目標にしましょう。
仕事と勉強のバランスを考える
ワーホリ先では、どうしても仕事に比重を置いてしまいがちになりますが、現地で生活するためには、語学力の向上は必須です。もし、日中仕事で時間がつぶれるなら、夜間の学校に通うなど、仕事と勉強のバランスを考えて生活することが大切です。
目標を持ったワーホリにしよう
何よりも、何のためにワーホリに行くのかという目標を持っているかどうかは、一番大事なことといっていいでしょう。目的がはっきりしないワーホリは間違いなく長続きしません。また、渡航してから目的を決めればいいという方もいますが、結局目的を立てられず、ただ生活して帰国したということにもなりかねません。そのため、何を目標にワーホリに行くのかということを決めることは、海外での生活意欲にもつながってきます。
■ まとめ
この記事では、ワーホリ最新情報をご紹介してきました。
コロナによる規制も緩和され、渡航しやすい状況にはなっていますが、元に戻るにはもう少し時間がかかりそうですね。とはいえ、渡航に関する規制が緩くなったこともあり、2023年は多くのワーホリ希望者が現れることでしょう。
これからワーホリを考えている方には、自分に合った渡航先を見つけて、充実したワーホリライフを楽しんでください。
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