日本では、住んでいる人が事故や事件等で亡くなった賃貸物件を『事故物件』と呼びますよね。
周辺の賃貸物件より家賃が数千円~数万円程下がるため、お得に家を借りる事が出来ますが、幽霊が出たり、超常現象が起きることも……?
以前はそこまで話題に上がりませんでしたが、今では事故物件を検索できるサイトがあったり、なんと映画化までされ、賃貸を探す時は『事故物件』かどうか確認する事も当たり前になってきましたね。
この『事故物件』、海外の場合はどのような家なのでしょうか?また、自分が海外で生活する時に『事故物件』を避ける方法はあるのでしょうか?
<目次>
・海外にある『事故物件』とは
・実際に海外で生活する時に『事故物件』を避ける方法
・さいごに
・海外にある『事故物件』とは
早速、海外で有名な『事故物件』の一部をご紹介したいと思います。
・リジー・ボーデンの家(アメリカ/マサチューセッツ州)
※画像はイメージです
19世紀、夫のアンドリュー・ボーデンと妻のアビー・ボーデンが斧で惨殺され当時アメリカ全土で大ニュースとなった。容疑者として娘のリジー・ボーデンが連行されたが、裁判で無罪となり現在も未解決事件のまま、となっている。殺害現場の家はホテル兼、博物館として一般公開されており、現在は200万ドルで売りに出されている模様…。
・バークレースクエア50番地の屋敷(イギリス/ロンドン)
※画像はイメージです
ロンドンの高級住宅街メイフェア地区は歴史あるタウンハウスが建ち並び、とても美しい場所ですが、バークレースクエア50番地にある屋敷の屋根裏部屋は有名な『事故物件』です。18世紀に建てられたこの家に引越してきたトーマス・マイヤーズは結婚を約束していた女性のために家を準備していた。しかし、とある事で振られてしまい、発狂。最終的には死ぬまで、この家の屋根裏部屋に引きこもっていたそうです。それ以降は何人も引っ越ししてきたそうですが、これまでに合計4人が亡くなってしまったそうです…。
・オーシャンアベニュー112番地(アメリカ/ニューヨーク州)
※画像はイメージです
1975年には破格の値段で売りに出されていたこの家をジョージ・ラッツは購入し、妻と子供3人で生活を始めた。しかし、悪魔のような少年が現れるなど怪奇現象が頻繁に発生したため、住み始めてから、たった28日間でこの家を手放すことになりました。この家が破格の値段で売りに出されていた理由はジョージが住み始める1年前に住んでいた家族が全員、その家族の息子によって射殺をされてしまったことが原因であったそう…。アメリカではとても有名な『事故物件』で小説や映画化までされています。
・実際に海外で生活する時に『事故物件』を避ける方法
海外にも日本と同様に事故物件は多数ありますが、英語で探すとなると難しいですし、オーナーさんに直接尋ねるのも抵抗がありますよね。
そんな方に朗報です!実は日本で有名な事故物件検索サイト『大島てる』は海外の事故物件も掲載されています。
コロナ禍でも渡航することが出来る『カナダ』や『オーストラリア』の物件も掲載されているので、気になった方は一度チェックしてみてくださいね。現在、海外で生活している方も自分の家が事故物件じゃないか、チェックしてみてはいかがでしょうか…??
・さいごに
今回は海外の『事故物件』について取り上げてみました。
日本では『事故物件』だと家賃が下がりますが、イギリスではオカルト好きの方が多いのか、数億円規模で売りに出される事もあるそうです。日本と幽霊も怖いですけど、海外の幽霊も出来れば一生見たくないですよね…!
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