近年留学先の人気都市であるマルタ。世界中のセレブに愛されるヨーロッパのリゾート地で、美しいビーチに囲まれた小国です。
そんなマルタですが、実はワーホリ制度は使えなくても、働けるビザがあることはご存知ですか?
今回は、大注目の留学先マルタの基本情報やビザについてご紹介します!
<目次>
・マルタの基本情報
・マルタ留学の魅力
・ワーホリはなくてもお仕事経験ができる!?
✓マルタの基本情報
国としての正式名称はマルタ共和国。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島など5つの島でできた島国で、その中でもマルタ島が一番大きく有名なリゾート地です!
夏のシーズンにはヨーロッパからの観光客でにぎわいます。
大きさは淡路島の半分ほどで、首都はバレッタ。現地では英語とマルタ語が話されています。ヨーロッパの中でも比較的治安が良く、夜の外出でもしっかり注意をすれば特に危険はないそう。
サマーシーズンといわれる6月中旬から9月中旬は30度を超えることが多く、リゾート地であるマルタのビーチを満喫できそうです。
✓マルタ留学の魅力
①魅力的な観光スポットがたくさん!
共和国の首都バレッタは、街全体が世界遺産に登録されています。バレッタは16世紀に、聖ヨハネ騎士団がオスマン帝国の攻撃を防ぐために建設したという要塞都市で、とても歴史の深い街です。どこを切り取っても絵になる美しさ。タイムスリップしたかのような気分を味わえる歴史ある絶景を一度は見てみたいですよね。
②治安が良いから安心
マルタは治安のいい国として知られています。安全ではないエリアやスリなどの事件はありますが、他のヨーロッパ諸国と比べると少なく、過ごしやすいのも魅力です。気をつけていれば夜の街をお散歩することもできます♪
③学費がリーズナブル
ヨーロッパ諸国の中でも比較的物価が安いことから、学費もリーゾナブルなことで有名です。「ヨーロッパに留学したいけれど予算はできるだけ抑えたい」という人はマルタ留学をおすすめします!
(例) 語学学校の授業料金の差
ロンドン3ヶ月:£4320 (69万円程)
マルタ3ヶ月:€2940 (39万円程)
ロンドン6ヶ月:£7560 (120万円程)
マルタ6ヶ月:€5400 (72万円程)
※2021年11月上旬時点での為替レートを参考にしています。
国の面積が狭い!?
マルタ共和国は、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島のメイン3島を合わせても東京23区の半分ほどの面積しかありません。留学期間が長く、「国内をあちこち見て回りたい」という人にとっては少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
その場合は、マルタ留学中は週末を利用し近隣のヨーロッパ諸国に足を運んでみることをお勧めします。飛行機を利用すれば、マルタからローマへは1時間半、パリへは3時間、ロンドンへは3時間半ほどで行けてしまうそうですよ!
✓ワーホリはなくてもお仕事経験ができる!
マルタはワーホリ制度はございませんが、学生ビザを利用し条件を満たせば、1週間に20時間までお仕事が可能なんです!基本的な学生ビザの概要については、下記をご覧くださいませ。
《学生ビザの概要》
マルタに90日以上滞在する日本人は、マルタ国内で学生ビザを申請します。
★滞在可能期間:1年まで(就学期間に応じて期間確定)
★ビザ申請時期:
・17-20週間のコース受講:到着から6週間以内
・21週間以上のコース受講:到着から12週間以内
★就労条件:
※マルタ入国後90日間を超えてから(13週目)就労可能
※1週間に20時間まで
※15週間以上の語学学校での就学が必要
★ビザ申請料金:€70
既にワーホリビザを取得できる年齢を超えてしまっている方や、勉強をしながら就労経験を積みたい、生活資金を賄いたい方にはぴったり!
ワーホリのようにフルタイムでの就労はできなくても、マルタならではのお仕事や現地人とのコニュニケーションの機会を得ることができます。
一般的に飲食関係のお仕事は、人手不足のため比較的見つかりやすいと言えますが、英語力や接客の経験等にも左右されます。語学力に自信の無い方は予め語学学校でしっかり勉強しましょう♪
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