今回は、初心者の人にも分かり易くTOEICのリスニング Part1とPart2の特徴や解き方のコツをご紹介♩
TOEICを勉強中の方やこれから受験を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
《目次》
・TOEIC Part1 とは?
・TOEIC Part1 解き方のコツ
・TOEIC Part2 とは?
・TOEIC Part2 解き方のコツ
◎TOEIC Part1とは?
TOEIC Part1は、1枚の写真を見ながら4つの英文(選択肢)を1度だけ聞いて写真の内容を最も適切に描写しているものを1つ選ぶ問題です。本番では6問出題されます。
◎TOEIC Part1解き方のコツ
①強く読まれる部分に集中!
英語の聞き取りで非常の重要なことは、音の強弱や速さなどのリズムに反応することです。そして、“いつ” “どこで” “誰と” “何をして”・・・などといった相手に伝えたい部分も強く発音されます。
例えば、A girl is reading a book. という英文について考えてみましょう。
A girl is reading a book.
1 2 3
(誰が) (~する) (何を)
極端に表現しておりますが、「大きい単語=強く読まれるところ」と「小さい単語=弱く読まれるところ」が発生します。これが、「1・2・3」のリズムで続くと心得て、強い部分を聞き取る練習をしましょう。特に動詞と名詞に注意して聞き取りの練習をすれば、初心者でも4問は正解できるはず!
②〇×△の3択で解く
TOEICのリスニング問題では、途中で回答例を忘れてしまうことはあるあるです(笑)そのため、〇×△の三択でチェックしていきながら回答を選びます。最後まで聞いても分からない場合があったら、即座に“△”。次の質問へ進み“✖”を出す作業に集中しましょう。
(例)
完全に正解だと思う or すごく自信がある ⇒〇
聞き取れない or 分からない ⇒△
強く読まれる部分に一か所でも間違いがあった ⇒✖
◎TOEIC Part2とは?
TOEICPart2は、一つの質問(または発言)と、3つの応答がそれぞれ一度だけ放送されます。
TOEICPart1と同じく〇×△で攻略するのが基本です。
TOEICPart2はだいたい6つのパターンに分類されます。
下記に簡単なパターンから順番にお伝えしますね。
◎TOEIC Part2解き方のコツ
①5W1H問題
5W1Hとは、When(いつ) / Where (どこ)/ Who (だれ) / What(なに) /Why (なぜ) / How(どう) のこと。Part2では最も多く出題され、また一番簡単なパターンなので落とさないように頑張りましょう。
攻略のコツは?
・最初の疑問視に注目!
・When / Whereは発音が似ているので注意!
・Yes / Noの回答にはならない!
②A or B?問題
次に点を狙いやすいパターンが、A or B?のようにどちらかの選択を要求される問題です。
例えば、Tea or Coffee?と尋ねられたら、Tea / Coffee /Both /Either /Neither ・・・など複数の回答が考えられますね。
攻略のコツは?
・A orBのどちらかではなく、Both (両方)、Either(どっちでも)、Neither(どちらもなし)等の複数の回答例を予想すること
・Yes / Noの回答にはならない
③Yes / No 疑問文
例えば、「Do you like Baseball?」のような通常、 Yes / Noで回答できる疑問文も、TOEICPart2で出される選択肢では、わざとYes / Noが省かれていることが多いです。
なので、「Do you like Baseball?」の回答例には、例えば「Off course. I was in the club until high school.(もちろん。高校まで(野球の)クラブに入っていたよ)」のように、文章が補足されることが予測されます。
攻略のコツは?
・Yes / Noの応答分が回答とは限らない。
・Yes / Noを補って答えるイメージを心得る。
④~してくれませんか(~しませんか)等の疑問文
Would you~?
Could you~?
Can you~?
Can I~?
How about~?
Why don’t you~?
等の誘いや依頼、提案、許可などを表す表現です。
答えがYesの場合は、喜んでという意味を表す言葉が続く応答分が続きます。断る場合はNoではなく、Sorry(+相手に対して申し訳ないという気持ちを表す言葉)が続く応答分が多いです。
攻略のコツは?
・[A or B]パターンと組み合わさった質問文もある。
・Yesの場合は「喜んで」、Noの場合は「申し訳ない」の気持ちで表現することもある。
⑤否定疑問文 / 付加疑問文
Aren’t you~?
Didn’t you~?
Haven’t you~?
のような否定疑問分や、
It’s a beautiful day, isn’t it~?
のような付加疑問文で質問されるパターンで、苦手意識を感じる人が多いようです。
この例文の場合「いい天気ですね。そうですよね?」と和訳するのではなく、「いい天気だよね?」と捉えると分かり易いでしょう。
質問文で述べられている内容をよく聞き取って、それに対して正しく反応している応答分を選びます。
攻略のコツは?
・全て~だよね?と捉える
・質問分内の事実をしっかり聞き取って応答を選ぶ
⑥意見・感想の文
質問文ではなく、話し手が感想や意見を述べるパターンで、全部聞き取れないと答えられない難問です。但し、以下のコツで点稼ぎができるかもしれないので、頭の片隅に置くことをお勧めします。
攻略のコツは?
・Yes / Noの答えは捨てる
・5W1Hの答えは捨てる
・同じ発音(もしくは似た発音)の選択肢はひっかけ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した攻略法を試すには、何度も過去問を繰り返し解く練習が必要です。
最近はYouTubeでリスニングの模試を受講できるので
興味がある方は是非挑戦することをおすすめします!
次回はPart3とPart4について記事を書きますので、お楽しみに♪
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