パラリンピックと併せて学ぼう!“障がい者”の英語表記について

Disabled

 

多様性を表現した開会式が話題のパラリンピックも、閉会して早2週間が経ちましたね。

事故や病気等を乗り越え競技に挑む選手の姿には、何か強く考えさせられるものがありました。

今回は、そんなパラリンピックの歴史を振り返りながら、“障がい者”の英語表現について学んでいきたいと思います。

 


《目次》

①パラリンピックの語源

②パラリンピックの歴史

③障がい者は英語で何という?


 

①パラリンピックの語源

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元々パラリンピックの意味は、Paraplegic Olympic(対麻痺者のオリンピック)と表現されていました。

しかしパラリンピックの出場資格は「麻痺」だけではなく、視覚、知的などの障害を持つ選手にも広がるにつれ、従来のパラリンピックという言葉は、対麻痺者のオリンピックという意味であったことから、身体障がい者の国際大会になじまなかったため、ギリシア語の接頭語であるパラ=Para(沿う、並行)+Olympic(オリンピック)と解釈することになったそうです。

パラリンピックのシンボルマークは3つの曲線で、「スリーアギトス」と呼ばれます。

「アギト」にはラテン語で「私は動く」の意味があり、困難に挑戦する選手の躍動感を表現しているそうです。赤、青、緑の3色は世界各国の国旗で最も多く使用されていることから採用されました。

 

②パラリンピックの歴史

障がい者スポーツの歴史は、紀元前からあったといわれていますが、国際的な障がい者スポーツ大会は、1924年に設立された国際ろう者スポーツ連盟(CISS)が、同年にパリで開催した国際ろう者スポーツ競技大会(現デフリンピック)がはじまりで、現在のパラリンピックへと発展した原点は、第二次世界大戦後(1945年)のことでした。

当時は第二次世界大戦の影響で多くの負傷者がおり、中には脊髄損傷によって車椅子を利用する患者もいました。そういった脊髄損傷者のためにロンドンにあるストーク・マンデビル病院内に脊髄損傷科が開かれ、1948年にここで患者のリハビリのための競技会として車椅子患者によるアーチェーリー大会が行われ、これがパラリンピックの原点となる大会だったそうです。

 

③障がい者は英語で何という?

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Handicapped(ハンディキャップト)

日本ではスポーツなどで実力に差がある場合に調整する言葉として「ハンディ」「ハンデ」と呼ばれることが多いですよね。しかしこの意味を考えると、「自分は障害を持たない方(一般的に言われる健常者)より『劣っている』の?」と考える方もいます。

さらには英語として「handicap」が「cap in hand」と連想し不快に感じる人がいます。

この「cap in hand」は、直訳すると「物乞いをする人が帽子を乗せている状態」となります。そのため、「handicap」と呼ぶことを不快に感じ問題視する見解も出ていますので、海外では使用しないことをオススメします。

 

Disabled(ディスエイブルド)

最も一般的に使われている表現です。「障がい者」を翻訳すると「Person with disabilities」、「障害を持つ方」を翻訳すると「Person with a disability」になります。「障害者」を翻訳した「handicap」と比較すると、「Person(人)」が独立して表現されています。
アメリカでは主に「persons with disabilities」「people with disabilities」という表現が使われますが、イギリスでは「disabled persons」「disabled people」という表現が一般的なようです。

子供の場合は、障がい児(disabled children)とは言わず、特別なニーズのある子ども(children with special needs)と呼ぶのが一般的です。

 

海外では、障がい者に対しての表現に気を配り、一人一人の権利を大事にしています。例えばアメリカでは、「ピープル・ファースト」という考えがあり、「どのような人間でも、一人の人である」ということを表現しています。

多様性を重んじる現代だからこそ、他国の考え方や姿勢を見習ってより良い社会を築いていきたいものですね。

 


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