ドイツ帰国者に聞いた!コロナ禍の”日本への入国”の流れ(2021年2月版)

コロナ禍で海外渡航に制限がある中ですが、「日本への帰国時」の決まり事、ご存知ですか?

今回は、2月16日にドイツから帰国したばかりのHitomiさんにお話を伺い、入国の手続きはどんな流れになるのか、コロナ禍でいつもと何が違うのか、まとめてみました♪

現地滞在を終えて日本に帰国するときのこと、今から少しだけ知っておきましょう。

 

※日本政府の水際対策は非常に流動的です。ご自身の帰国のタイミングに合わせ、必ず最新情報を確認しましょう。

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《目次》

・出国72時間前のPCR検査について

・ドイツ出国から日本到着まで

・空港の様子と手続きの流れ

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・出国72時間前のPCR検査について

まず、日本に入国する為には出国前72時間以内に新型コロナウィルスに関する検査を受け、「陰性」を証明する書類を受け取り、入国時に検疫官に提出しなくてはいけません。

空港でも検査を受けることが出来ますが、比較的費用が高くなる傾向があるそうなので、Hitomiさんは滞在先近くの医療機関で検査を受診。費用は€80(1万円程度)でした。

ただし、PCR検査であればどんなものでもいいわけではなく、日本政府より有効な検査証明のフォーマットが指定されています。指定のフォーマットに記入してもらうことが難しい場合、任意のフォーマットでも構いませんが、所定の採取検体や検査方法に従わなくてはなりません。

詳細は外務省ホームページで確認(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html)

 

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Hitomiさんの場合、政府指定のフォーマットで証明を受け取ることが難しかったため、指定された検査方法に則り、任意のフォーマットをメールで受け取る形となりました。というのも、受診した医療機関が、指定フォーマットへの記入に対応をしてくれなかった為です。

医療機関によってはフォーマットの指定が可能な場合もあるかと思いますが、そのような場合、①通常より費用が高くなり、②結果を受け取るまで24時間以上かかるなど、時間が長くかかる上、③書類を医療機関に受け取りに行く必要がある場合が多いようです。

※費用や所要時間、フォーマットの作成や受け取り方法は、医療機関や団体によって異なります。必ずご利用の機関に事前にご確認ください。

 

・ドイツ出国から日本到着まで

ともあれ、無事に陰性結果を受け取ったHitomiさん。空港に向かい、日本入国前に対応が必要な、「質問票」の回答をWebにて入力。質問内容は①個人情報、②日本滞在情報、③過去14日間の滞在履歴、④現在の体調、症状の有無などに関するものです。

詳しくは検疫所の案内を参照(https://www.ru.emb-japan.go.jp/qr-code.pdf)

 

ドイツ出国の際は待ち時間も無く、とてもスムーズに搭乗できました。ハンブルクからフランクフルトの便は満席状態で、ロックダウン中にも関わらず人の移動が多いことに驚いたとか。打って変わってフランクフルト発・羽田着の便は非常に空いていて、長時間のフライトにもかかわらずのんびり満喫できたとのことです。

 

・空港の様子と手続きの流れ

日本に向かう飛行機の中で、複数の書類を受け取ったHitomiさん。書類は空港での検査の流れに関するお知らせや、自己隔離に関する説明、接触確認アプリの使用に関する案内など。その中に、現在の健康状態や滞在していた地域の申告を行うものがありますので、該当する答えをチェックします。

 

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空港に到着すると、一つの道が出来ていて、マラソンルートのようにポイント、ポイントでスタッフの人達が立っており、次の案内をしていました。飛行機から降りた乗客たちは皆その道に沿って移動します。

提出書類の確認ブースにて、出国72時間前の陰性証明、事前に用意した質問票、飛行機で記入した書類など、必要な書類が全て揃っているかどうかチェックを受けます。

そこを通過すると、次は唾液検査。試験管のようなものを渡され、その底に1,2センチ程溜まるまで唾液を入れなければいけません。Hitomiさんは長時間のフライトで口の中が乾いており、その量の唾液がなかなか摂取できず苦戦…!

何とかそれを乗り切ると、今度は先ほど揃っているかのチェックを受けた必要書類を提出し、内容の確認を行うブースに向かいます。Hitomiさんは、PCR検査の陰性証明が所定のフォーマットではなかったこともあり、確認に15分ほど待たされました。

最後に唾液検査の結果待ちブースがあり、そこでは20分ほど結果を待ちました。番号が呼ばれて陰性結果を示す書類を渡され、コロナ禍特有の流れはここで完了!

後は通常通りの入国審査(日本人はパスポートをかざすのみ)を通り、税関を通って無事入国です!

全ての流れを終えるまでに、それでも1時間ほどで済んだとのことでした!

 

日本の水際対策も要チェック!

いかがでしたか?

現在変異型も警戒されている新型コロナウィルス。日本への流入を最小限に抑える為、空港でも通常とは異なる対応が求められます。

必要な書類が足りない場合、入国までにかなりの時間が掛かることもあります。

これから海外での滞在を終えて日本に帰国する皆さんは、しっかりと事前の情報確認を行い、必要な対応をしっかり行ってから入国するようにして下さいね!

 

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この記事の内容は 2021年02月25日 (木) に書かれたものです。

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タグ : ドイツ, 体験談, 先輩の声, 入国, 帰国, 帰国者, 新型コロナウィルス, 新型コロナウィルス対策, 水際対策, 経験談

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