2016年9月に、オーストラリアからワーキングホリデービザ 内容改定に関する重要な変更が発表されたことを覚えていますか?
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以前オーストラリア ワーキングホリデービザ 内容改定に関する情報が発表された際はまだ内容が確定しておらず、「今回のワーキングホリデービザ改定は2017年1月1日から新しい制度が施行される」とされながらも、確定情報としてお伝えすることが出来ない状態でした。
今回は、そんなオーストラリア ワーキングホリデービザ 内容改定で大きく変更される可能性がある、下記3つのポイントについて解説していきます。
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■ 年齢制限の引き上げ
2016年まで、オーストラリアのワーキングホリデービザには「18歳~30歳まで」という年齢制限が設定されていました。(31歳の誕生日を迎える前にビザ申請を完了する必要があった)
それが今回のワーキングホリデービザ 内容改定で、年齢制限の上限が35歳までに引き上げられました。これにより、2017年以降は31歳以上の方でもオーストラリア ワーキングホリデービザの申請が行えるようになります。
■ ビザ申請料金の値下げ
2016年現在、オーストラリア ワーキングホリデービザ 申請料金は440オーストラリアドルです。今回のワーキングホリデービザ 内容改定に伴いビザ申請料金は$50値下げされ、2017年以降は390オーストラリアドルで申請をすることが出来るようになります。
■ 就労制限の変更
現状、オーストラリア ワーキングホリデーの取り決めでは、同一雇用主の下で最長6カ月までしか働くことが出来ませんでした。
この就労に関する取り決めも2017年から変更され、働く場所を変えれば同一雇用主の下で最大12カ月まで働くことができるようになります。
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9月時点の発表ではオーストラリア ワーキングホリデーメーカーへの所得税、通称「バックパッカー税」についても言及がありました。
その時は、「2017年から、オーストラリアにワーキングホリデーをしている、年間所得が37,000オーストラリアドル未満のワーホリメーカに対して発生する所得税を、32.5%から19%に引き下げる」と公表されていました。
しかし、その後も繰り返し協議が行われており、2016年12月1日の時点では「バックパッカー税率が、最終的に15%で上院を通過」というニュースも発表されています。「バックパッカー税」に関する協議は現在も続いていますので、続報をお待ちください。
ソース:Backpacker tax passes Senate with Greens support (ABC News)
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今回のオーストラリア ワーキングホリデービザ 内容改定は2017年1月1日から施行されると発表されています。正式に発表された情報はありますが、今後内容が変更される可能性も十分ありますので、お気を付けください。
また、現状はまだセカンドワーキングホリデーに関する情報は公開されておらず、オーストラリア移民局のワーキングホリデーに関するページも内容が更新されておりません。(オーストラリア移民局 HP)
新しいオーストラリア ワーキングホリデーは、2017年1月1日から開始されるとアナウンスされています。2017年1月1日により具体的な情報が公開されることが予想されますので、その情報を待ってからオーストラリア ワーキングホリデービザの申請を開始しましょう!
情報ソース:Changes to Working Holiday Visa (Australian Skilled Migration) (2016/9/29の記事)
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オーストラリアに関する情報は、こちらでも詳しく解説しています。

※このページは、2016年12月7日現在の情報をもとに作成しています。