前回のブログ、ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~①で、SDGsて何?サステイナブルって何?を簡単にお伝えしました。
そして、SDGsって身近なものに置き換えたら全然難しくないこと、ワーホリともつながっていることもご理解いただいたかと思います。
本日は、ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~の第2回目(全2回)となります。
まだワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~①をチェックしていないというからはコチラからお願いします♡
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《目次》
- SDGsの復習
- ワーホリでのSDGs体験談
- ワーホリ前に知る、SDGsに力を入れている企業への転職とは?
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① SDGsの復習
みなさん、前回のブログ、ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~①でSDGsについていろいろとお話ししましたが覚えてますでしょうか?
SDGsとはSustainable Development Goals(サステイナブル デベロップメント ゴールズ)のことで、「持続可能な開発目標」のことです。
2030年を目指して世界全体で取り組むべき17の革新的なゴールを国連が定めています。
そして、SDGsはとても身近なことから始めることができることもみなさんもうすでにご存じの通りです。
例えば、日本でも2020年からレジ袋廃止になりましたね。なので「私はSDGs達成のためにエコバックを持つ!」というのも立派なSDGsへの取り組みの1つです。
ペットボトル商品を買わない、洗剤は環境にやさしいものに変える、家庭の食品ロスを減らす…などなど、私たちの生活に置き換えるとSDGsはとっても身近でそれくらいだったら今日から実践できそう!ってものばかりなんです。
またこのSDGsは「誰一人取り残さない」そんな世界を目指していくことも特徴としております。
誰一人取り残さないということは、どんな意見を持つ人も、マイノリティも、育った環境が違っても、年齢や性別も関係なくすべての人が平等に生きることができる時代を作るということです。
SDGsの達成のために17のゴールはありますが、そのSDGsを達成するための道は自由で、その方法はみなさんで一緒にパートナー(協力者)となって考えていきましょう!というものです。
② ワーホリでのSDGs体験談
私は日本よりもSDGsに向けての対策が進んでいるニュージーランドにワーホリに行っていましたが、数年前のワーホリでも今思えばSDGsの取り組みについて触れることができる経験がたくさんありました。
まず、スーパーですが一部パッケージ化にはなってますが、ほぼ果物や野菜はむき出しの量り売りとなります。
これだと過剰包装にならず、効率的に自分の欲しい分だけ購入することができますよね。
また、もちろんレジ袋の無料配布はなくエコバック持参が当たり前でした。
そして、最近では日本のテレビでもコロナ対策が優秀な首相として有名になった、歴代3人目の女性首相アーダーンさんしかり、女性の社会進出は日本よりも全然進んでいました。
ニュージーランドのだんなさんは「キウイハズバンド」と呼ばれ、子育てや家事を積極的に行うだんなさんという意味です。それくらい男性も家事をすることが当たり前です。
また専業主夫もニュージーランドでは比較的に多くいらっしゃいます。
私のワーホリ中にホームステイしていた家族も専業主夫のファーザーと、会社経営をしているマザーでした。
また使えるものは直しながら大切に使うことも、ニュージーランドのSDGsの一環だなと思います。
私はワーホリ滞在中に車を買いましたが、日本車で1993年に作られたスバルでした!
何度も何度もエンジン部分などを直しながら、大切に人から人へ受け継がれています。
また、レンジまで郵便受けに使う徹底ぶりです(笑)ワーホリ中に家の前に電子レンジが並んでいる光景を見たときは大変驚きました!
そして、SDGsのゴールの一つとして16のゴール:「平和と公平をすべての人に」にも通じますが、性的マイノリティーへの理解度が日本の比にならないほど進んでいます。
ワーホリ滞在中はゲイパレードや、街のATMがGTM(ゲイティエム)に代わる月間があったりと、様々なイベントも行っています。
SDGsが掲げている、「誰一人取り残さない」の方針にもピッタリと合っていて、これも立派なSDGsの一環ですよね。
③ ワーホリ前に知る、SDGsに力を入れている企業への転職とは?
全2回に渡り、SDGsについてお話してきましたが、実は企業にとっては、死活問題で特に大企業にとってはこのSDGsに関わる何かの対策を行っていないと、社会的信用は失われ、今後躍進できないとも言われております。
現在CMでも、「○○(会社)は、SDGsの取り組みを推進しています。」という文言を入れて放送している会社も多くなってきました。
つまり、今後はもっと大企業はSDGsに通じている人材や、環境問題に取り組める人や考え方を持っている人を積極的に採用していく傾向です。
実は、最近では特に管理職を目指している人は東京商工会議所が行っていて、SDGsのことも学べるeco検定の資格を持っていないと昇格できない!という話もよく聞きます。
また、企業は社員の中でどれだけの人数がこのeco検定に合格しているかということで社会にクリーンなイメージを与えることができるので、どんどんeco検定を受験してもらうような動きになってます。
ですので、ワーホリ中にどれだけ日本以外の国でSDGsの取り組みを見てくるか、どれだけジブンゴトに落とし込んでSDGsのことを考えてこれるかで今後の就職先が変わってくる可能性も十分にあります。
就職・転職面接の際は自分なりのSDGsへの取り組みや考えをアピールできるチャンスなのです!
ぜひ、ワーホリ前に事前に日本の企業のSDGsへの取り組みも知ってからワーホリに行きましょう。
日本の外務省のページにSDGsに取り組んでいる企業リストが出てきますので、参考にしてみてください。
<まとめ>
全2回にわたり、ワーホリでSDGsの理解を深める~誰一人取り残さないこれからの生き方とは~についてお話してきましたが、みなさんいかがでしたでしょうか?
もう一度言いますが、SDGsには答えはありません。
私達はついつい正解や答えを求めがちですが、SDGsは人それぞれどんな取り組みでもいいんです!
ただ1つ大切なことは、「SDGsをどれだけジブンゴトとして考えられるか」です。
まだまだ認知度の低いSDGsですが、今後ますます認知度があがり、もっと社会全体で取り組むべき課題として取り上げられるはずです。
その際には、いや私はもともとSDGsのこと知ってたよ~、そしてすでに取り組んでたしっ!と自慢できるくらい今からSDGsについて考え、取り組んでみてください。
もっともっと人にとっても地球にとっても豊かな生活を私たちが全世界の人とパートナー(協力者)となって、作っていきましょう。
それでは、また次回のblogでお会いしましょう♡
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