皆さん、こんにちは!ワーホリ情報局です。
海外渡航をする皆さんが最初にお世話になる現地の人、それがホストファミリーです。
いったいどんな家族だろう、どんな家に住んでいて、どんな生活をしているんだろう?
出発間際まで分からないと、ドキドキしますよね。
このシリーズでは、協会スタッフや協会を通して渡航した方の、ホストファミリーとの生活の体験談をお届けしたいと思います!
今回はオーストラリアに渡航したHarukaさんの体験談です。どうぞ~!
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<目次>
・私のホストファミリー紹介
・ファミリーとの生活
・困ったこと
・これから渡航する皆さんへ
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・私のホストファミリー紹介
私はオーストラリアにワーホリに行き、そこでバージルとクリスティーナ夫妻のおうちにホームステイをしました。
バージルは牛の卸業者で、クリスティーナは図書館で司書をしていたそうですが、二人とも60歳を過ぎてすでにお仕事は引退していました。
バージルもクリスティーナもこれまでに何度かホストファミリーとして留学生の受け入れ経験があったので、全く英語が理解できず、コミュニケーションが困難な私にも、慣れた様子でとても優しく接してくれました。発音がめちゃくちゃな私の言葉をとても辛抱強く聞き取ろうとしてくれたり、私が理解していない様子を見せると、嫌がらずに何度も繰り返して説明をしたり…。本当に優しいダディ―とマミーでした。
バージルとクリスティーナは良くハグをしてくれました。最初は慣れない年配の方とのハグに戸惑って、どう反応すればいいのかワタワタしてしまいましたが、彼らが本当に親愛の感情をこめてそうしてくれているのを感じると、とても温かい気持ちになりました。慣れてきた後は、ありがとうを言う時や夜寝る前など、私からもいつもハグをするようになりました!
・ファミリーとの生活
ファミリーとの生活で印象的だったのは、ホストファザーのバージルが自家製の食パンを作ったり、ステーキを焼いたり、積極的にキッチンに立ってとても美味しい食事を作ってくれたことです。
私の家では、昔ながらの「男子厨房に入るべからず」というような価値観があったので、これは当時の私には少し衝撃でした。そして、衝撃を受けたことで初めて、自分にそんな先入観があったことに気づいたのです。
ホストマザーのクリスティーナは大変な読書家で、夕食の後のリラックスした時間や週末家に居る時は、いつも分厚い本を読んでいました。気持ちのいい木陰のベランダで、ハンモックに揺られながらゆったりと洋書を読んで過ごす昼下がりの時間は私の中の”理想の休日”を形にしたようで、彼女の隣で一人大満足していたのを覚えています。(もっともその時私が読んでいたのはカッコイイ洋書ではなく、初心者向けの単語帳でしたが…)
バージルは一度、私を牛の競り市に連れて行ってくれたこともあります。正直に言うと、バージルが「今日は○○を見に行こう」と誘ってくれたときに何を言っているのか全く分からず、きっとショッピングかどこかに行くのだと思っていた私は、着いたときにマッチョな人だかりと柵の中の沢山の牛に仰天しました!でも迫力の競りの様子を見れたのは、ショッピングよりもずっと特別な、とても良い経験でした!
・困ったこと
生活の中で困ったことは、私の部屋に使わせてもらっていたベッドが凄く柔らかくて、スプリングが効いていて、ちょっとごろ寝をするくらいなら最高だったのですが、一晩寝ると腰や背中が痛くなってしまったことです。日本では布団か、堅めのベッドで寝ていたので、オーストラリアの背の高い柔らかなベッドが合わなかったようです。
クリスティーナに相談して、一時期はリビングのソファーで寝かせてもらっていました。しばらくすると慣れてそれほど気にならなくなりましたが、もしかしたら皆さんもベッドが合わないことはあるかもしれません。
・これから渡航する皆さんへ
これから渡航する方は、とにかく失敗を恐れずにホストファミリーと沢山交流してほしいなと思います。私は最初あまりに英語が分からなかったので、優しく話しかけてくれているのに全く理解できないことが申し訳なくて、ファミリーと一緒に過ごす時間を避けようとしていました。
でもクリスティーナが凄く心配してくれて、「分からないことより、分かろうとしないことが相手を傷つけてしまうのかも」と気づきました。是非皆さんは、出来るだけ多くホストファミリーとやり取りをして、楽しい時間を過ごしてほしいなと思います。
いかがでしたか?
これからの渡航でホームステイを考えている人は是非参考にしてくださいね!
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