今年の映画祭では日本に続き韓国がパルムドールを獲得しましたね。
2年連続アジア映画が受賞しているので、来年も取れるように祈っています!
こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
今回はカンヌについてご紹介します。
■MICEに力を入れている都市
元々カンヌは農業や水産業を中心とした村落でしたが、イギリスの貴族がイタリアへの途中滞在場所にカンヌを選んだことから貴族の別荘地が増え、今日のようなリゾート地へと変わっていきました。
特に第二次世界大戦後に開かれたカンヌ国際映画祭によって、急速にリゾートホテルが増えたと言われております。
このようなことから都市としてMICE(Meeting Incentive Travel Convention Exhibition/Event)、つまりインバウンド事業に街全体として力を入れています。
また近年では“アウトドアスポーツNo.1都市”にするために、遊歩道の整備を行い、緑地や休憩所、スポーツ・ピクニックエリアを作っているそうです。
■フランスで初めてテロ対策がされた都市
「観光都市として、市民や旅行者に安全・安心を提供することは不可欠である」
という考えから市独自の活動として500万ユーロの予算を設けてイベント会場や通学時間帯の通学路、港湾施設などの警備強化や繁華街への防犯カメラの設置、各学校と警察を繋ぐホットラインの設置などを5年かけて行ないました。
また、2016年に隣町のニースで起きたテロのこともあって以前よりもテロへの対策が徹底されております。大きな植木鉢など利用してバルケードを作成するなどまちの景観などを気にしながらもその美しさ守ろうとしておいます。
■参加したいイベント
カンヌ国際映画祭
毎年5月に開催される世界的に有名な映画祭です。あの有名なレッドカーペットがある会場です。
映画祭の時は一般の方は入ることはできませんが、なんと何もイベントがない時には、
見学ツアーなどで入ることができるそうです。ツアー参加代金もそこまで高くないので、
スター気分で写真を撮ってみたら面白いかもしれませんね。
カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル
毎年6月下旬に1週間行われる世界3大広告賞の一つといわれる世界最大級の広告賞を決めるフェスティバルです。カンヌ国際映画祭よりかは新しいものになりますが、今年で65周年を迎えます。
元々は35mmのフィルム作品しか審査基準がなかったが、現在では9つのカテゴリーと26の部門に分かれています。
広告とはどんなものか、どんな宣伝を企業は行なっているのか、過去の受賞作品なども見ることができる楽しいイベントになっているので、見に行っても面白いかもしれませんね!
MIDEM(Marché International du Disque, de l’ Édition Musicale et de la Vidéo Musique)
毎年1月に行われている国際音楽産業見本市です。
100近い国の企業がこの見本市に参加し、楽曲や原盤をはじめ、音楽ビジネスに関わるあらゆる商談や情報交換が行われています。
またライヴや音楽産業に貢献したアーティストの顕彰、音楽関係の国際会議等も開かれています。
自由に参加することは難しいですが、ツアーなどがあるので音楽業界の今や海外の音楽業界に興味がある人は参加をしてみてもいいかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
少しでもカンヌに興味を持っていただけば幸いです。
それでは!
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