ワーホリに行くと、その後のキャリアで不利になる?【キャリアコラム#01】

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「ワーホリに行くと、その後のキャリアで不利になりますか?」

ワーホリを検討中の方からこんな質問をいただくことがあります。

 

なぜそのような疑問がでたのか尋ねてみたところ、インターネットに様々なご意見が寄せられていたとのことでした。近頃はインターネットでたくさんの情報があり、どの情報が正しいのか、不安に感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

この記事では皆様のワーホリ後のキャリアについて、見ていきたいと思います。

実りあるワーホリ・留学のポイントをおさえていきましょう。

 

 


<目次>

・実際のワーホリ後のキャリアについて

・帰国後のキャリアの為に滞在中にやるべきこと

・帰国後の自己PRについて


 

【実際のワーホリ後のキャリアについて】

冒頭にあげた疑問「ワーホリに行くと、その後のキャリアが不利になる?」

早速ながら、こちらの答えはNoです。ではなぜそのような話が、インターネット上で散見されるのでしょうか。

 

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それは、”ワーキングホリデー”という名称、そしてワーホリ制度の個々の使い方が影響していることが予想されます。ワーキングホリデーには”ホリデー”という言葉が含まれることから、「遊んで帰ってきたのではないか?」「単なる休暇だったのではないか?」という意味合いに取られることもあるかもしれません。

 

しかしながら、企業業から求められる人材では「海外渡航経験者優遇!」「英語力のある方歓迎」という記載は多く存在するにも関わらず、「留学・ワーホリ経験者はお断りしています」という記載はほとんど見当たりません。(というより見たことがありませんね・・・)

 

実際、文部科学省が2019年3月に行った企業への意識調査では、約6割の企業が「留学経験のある学生の採用割合が増えた」「今後積極的に採用したい」と回答しています。

また、採用企業が海外渡航経験者に対して求めるものとしては、IQなどでは測ることが出来ない”非認知能力”が多く挙げられ、「何事にも挑戦するチャレンジ精神」「コミュニケーション能力」「広い視野で物事をとらえる力」が上位3項目を占めていて、次いで4位に「語学(英語)の習得」がのぼっています。

参考:トビタテ!留学JAPAN 就職活動と留学に関する意識調査(2019年6月)

 

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つまり多くの企業は、みなさんの海外経験をポジティブに捉えているということがわかります。

 

反対に、このようにグローバル化が進んだ社会において、「帰国後にワーホリ・留学経験がマイナスになってしまった」という場合、ご自身が海外で得た強みや魅力を十分伝えられていないという可能性があります。

留学やワーホリにいくことで、渡航した事実が評価に影響するわけではなく、その中で【どう過ごしたのか】【何を得たのか】そして【いかに自分の言葉で相手にアピールできるか】が重要になるわけです。

 

では具体的に、滞在中に何をすべきなのか?次のトピックで見ていきましょう。

 

【帰国後のキャリアの為に滞在中にやるべきこと】

滞在中にすべきこと。それはまず第一に、軸をきちんと持って海外生活を送るということです。

帰国後にどんなお仕事がしたいのか?そのお仕事ではどんなスキルが求められているのか?帰国後の具体的なビジョンを思い描いてみましょう。

 

英語や海外経験を活かした仕事はたくさんありますが、例えば、「外国人対応の多い宿泊施設で働きたい!」「英会話講師になりたい!」この2パターンで考えてみます。

もしあなたが企業側だとしたら、どんな経験や資格を持った人材を採用したいでしょうか?

 

「外国人対応の多い宿泊施設のスタッフ」を雇う場合、

【接客可能レベルの英語を習得済み】【海外のホスピタリティを学んだ経験がある】【ホテルインターンシップなどで実践経験がある】

このような人材はほかの候補者と比べると、非常に魅力的に映るはずです。

 

「英会話講師」を雇う場合、

【指導ができる高い英語力を習得済み】【英語教授法(教え方)を学んだ経験がある】

これらは大きなアドバンテージとなるはずです。

 

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このように、それぞれのビジョンによって、就学プランや過ごし方を考えることが非常に重要です。大切なことは、明確な目標をたて、それに準じたプランニングをすることです。

目標は渡航後に変わることもあります。現地で新しい目標が見つかった際には、そこから現地で何ができるのかを考え、行動することがポイントとなります。

 

では、その経験をどのようにアピールすれば、企業にあなたの魅力が伝わるか。次のトピックで具体的な自己PRについてお話をしていきます。

 

【帰国後の自己PRについて】

前のトピックでお話をしました「一貫性ある海外経験を過ごす」に繋げると、帰国後の就職活動において重要なのは、海外に留学/ワーホリをした理由と目的・成長を言語化して伝えるということです。

①理由:なぜ留学/ワーホリをしたのか?

②経験:どう過ごしたのか?(学校での生活、インターンや仕事の経験等)

③得たもの:経験から何を感じ、学んだのか?それを企業でどう活かしたいのか?

 

これらを相手に伝えるには、しっかりと自己分析を行い、あなた自身がご自分の魅力をしっかりと把握する必要があります。

 

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これから渡航する方は、今一度あなたの将来のビジョンについて書き出してみてください。

今まさに海外にいる方は、現地生活での大変だったこと、喜びを感じたこと、忘れられない出来事など、忘れないように書き留めておいてみてください。

帰国して就職活動をする方は、今一度あなた自身をじっくりと見つめ、あなたの魅力が相手に伝わる方法を考えてみてください。

 

もしおひとりでは難しい場合、是非協会キャリアサポートチームにご相談ください。”あなただけの経験・強み”を探すところから、キャリアカウンセリングで一緒に行っていきましょう。

みなさんが帰国後にしっかりと海外経験を活かせるよう、海外渡航経験者である“協会スタッフだからこそできること”があると考えています。

 

急速なグローバル化やインバウンドの増大に対応できる、【真のグローバル人材】となるみなさまを、ワーホリ協会は応援します。

 


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この記事の内容は 2021年05月07日 (金) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : ワーホリ留学キャリア コメント : 0件
タグ : キャリア, キャリアアップ, キャリアコラム, キャリアサポート, キャリア形成, キャリア設計, 人生設計, 自己分析

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