【アルビセレステス】ワーホリ協定各国代表を独断と偏見で〜アルゼンチン編〜【2018年ロシアワールドカップ】

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

ロシア対サウジアラビア、開催国だからかもしれませんが、5ー0はすごいですね。

3点目のヘディングは見事でした。

今回はFIFAランク5位のアルゼンチンについて紹介します!

 

Argentina

 

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※用語を簡単に説明します。

・フォワード、トップ・・・ゴールを決めるのが仕事の人。前にいる人

・ミッドフィルダー・・・ゴールするためにパスをつなぐ人。真ん中にいる人

・ディフェンダー、バック・・・相手からのゴールを守る人。後ろにいる人

・ゴールキーパー・・・ゴールを阻止する人。唯一手が使える人

・フォーメーションについて・・・◯-◯-◯は各ポジションの人の数を表しています。

 

例えば3-5-2だったらディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが2人という順番です。ゴールキーパーは1人しかいないので数えません。

ちなみに4-2-3-1と表示したら、ディフェンダーが4人、守備的なミッドフィルダー2人、攻撃的なミッドフィルダーが3人、フォワードが1人です。

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■強豪国と言われながらも長い間優勝していない国

神の手で有名なマラドーナ選手要するアルゼンチンが優勝してから約30年。

神の子であるリオネル・メッシ選手がいるにも関わらず、優勝からは遠ざかっています。

また前回ワールドカップ終了後に代表引退を表明したリオネル・メッシ選手ですが、多くのサポーターや代表監督からの声援により復帰。ヒゲも生やすようになってより凄みが増しているように感じます。

前回のワールドカップでは準優勝で終わったアルゼンチン。今回は優勝できたらいいですね。

 

 

■攻撃は最大の防御

前回ワールドカップ同様、フォワードの選手は最強クラスだと思います。

神の子リオネル・メッシ選手に一瞬のスピードで相手を抜き去るセルヒオ・アグエロ選手、

足でも頭でもどちらでも得点を決めるゴンサロ・イグアイン選手。

フォワード陣の年齢は上がっていますが、長年代表で一緒にプレーをしているので連携面ではを全く問題なく、得点を決めてくれるのではないでしょうか。

強いて言えば、セリエA得点王のマウロ・イカルディ選手が外れたのには驚きました。

 

逆に不安なのはディフェンス、軸となるディフェンダーが見当たらない。

ハビエル・マスチェラーノ選手や、チャンピオンズリーグで活躍したフェデリコ・ファシオ選手はいますが、それ以外のセンターバックらしいセンターバックがいない印象です。完全にスピード勝負で負けそう。(マルコス・ロホ選手やニコラ・オタメンディ選手はいますが、正直微妙な印象です。)

また、サイドバックも往年のハビエル・サネッティ選手やパプロ・ソリン選手と比べるとやや劣ってしまうのかなと言う印象です。(正直知らない選手が多く、往年の選手にかなり思い出補正があります。)

ディフェンスラインさえしっかりすれば優勝してもおかしくないと思います。

 

私のなかのアルゼンチンは3-5-2もしくは3-4-3という両サイドからディフェンダーがグイグイ上がってきて得点を決めていくという超攻撃的な印象です。

ただ今回登録しているフォワードは4人。おそらく今大会のアルゼンチン代表は予選の時と同じように4-2-3-1、もしくは4-4-2のフォーメーションで来るのではないでしょうか。

 

 

■個人的に気になる選手

・パウロ・ディバラ選手

イタリアのユベントスで10番を背負っているフォワードの選手です。

アルゼンチンの新たなスター選手、個人的にはネクスト・メッシになるであろう選手だと思います。

 

この選手の印象は状況判断に優れているフォワードです。

利き足が左なので左サイドでプレーすると思われるかもしれませんが、基本的に右サイドからゴールに向かってドリブルで進んでシュートするカットインが得意な選手だと思います。

 

先に述べたように状況判断に優れている理由としては、ゴール前でスペースを作ることができるからです。このスペースというのはボールをそこに蹴っても相手に取られず味方へのパスになる空間のことです。ゴールキーパーとディフェンダーの間にある空間をイメージしてもらえればいいかと思います。

 

ディバラ選手にボールが集まった時、周りの選手は自由に動くことができるので、ディバラ選手はパスが良いのか、自分で相手選手を抜きに行くか判断することができます。

言い換えれば、中央でポストプレイもできるということです。

体は大きい方ではないのですが、体幹があるので、あまり倒されている印象は今はありません。(昔は簡単に倒されている印象でした。)

 

アルゼンチン人らしく足元がうまく速いのでゴールを量産してくれると思います。

ゴールパフォーマンスの「ディバラマスク」はかっこいいので、是非見てみて下さい。

 

 

・ジョバニ・ロ・セルソ選手

パリ・サンジェルマンでプレーするミッドフィルダーの選手です。

どちらかというと攻撃的なミッドフィルダーです。

 

 

この選手の印象は、ボールの扱いがものすごくうまいテクニシャンです。

ボールを持つと、まるで手で扱っているかのようにボールをコネコネしています。

パスセンスがあるので、コネコネした後、効果的なスルーパスやフライパスを供給でき、フォワードを追い抜いて、自分でゴールを決めれる選手です。

往年の選手でいうと、個人的にはアイマール選手とリケルメ選手を足して2でわったような、

今の選手ならディマリアのような選手です。(実際にディマリア2世と言われたりしています。)

もう少し当たり負けしなければより活躍できるのかなぁと期待しています。

 

 

いかがだったでしょうか。

少しでもアルゼンチン代表について知っていただければ幸いです。

それでは!

 

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こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

前回に引き続きワーホリ協定国の各国代表について紹介していきます。

今回は、FIFAランキング4位のポルトガルです。

 

Portugal

 

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※用語を簡単に説明します。

・フォワード、トップ・・・ゴールを決めるのが仕事の人。前にいる人

・ミッドフィルダー・・・ゴールするためにパスをつなぐ人。真ん中にいる人

・ディフェンダー、バック・・・相手からのゴールを守る人。後ろにいる人

・ゴールキーパー・・・ゴールを阻止する人。唯一手が使える人

・フォーメーションについて・・・◯-◯-◯は各ポジションの人の数を表しています。

 

例えば3-5-2だったらディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが2人という順番です。ゴールキーパーは1人しかいないので数えません。

ちなみに4-2-3-1と表示したら、ディフェンダーが4人、守備的なミッドフィルダー2人、攻撃的なミッドフィルダーが3人、フォワードが1人です。

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■ユーロ2016優勝国

ヨーロッパナンバー1の国を決めるユーロ(=UEFA欧州選手権)で2016年に優勝しています。

ポルトガルはこの大会で初めて優勝を収めたので勢いがある国の一つだと考えられます。

ユーロ(=UEFA欧州選手権)はワールドカップと同様にヨーロッパでは重要な試合のひとつなので、今回のワールドカップで優勝するとダブル優勝となります。

1998、2000年のフランスのようにダブル優勝ができれば最高ですね。

 

 

■クリスティアーノ・ロナウド頼みに感じられる国

今回ユーロ2016で優勝したメンバー・フォーメーションとは違ったメンバー・フォーメーションのポルトガル。基本的には4-4-2のフォーメーションで挑んできそうな気がしますが、場合によってはユーロ2016のような4-1-3-2のフォーメーションで来るかもしれません。

 

また今大会の選手を見て若手とベテランが半分半分のイメージですので、スターティングメンバーには基本ベテランが出場するのではないかなと思います。逆に選手のピークと言われる27歳前後が少ない印象です。

特にディフェンダーが30すぎの選手が多いので、スピードがあるフォワードなどと対戦することになった場合、対応できなくなるかもですね。

また今回は、今まで代表に呼ばれていたラティオのナニ選手やバルセロナのアンドレ・ゴメス選手がいないのも残念ですね。

 

そして不動のキャプテンであるレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが有名すぎて他にも活躍している選手がいるのにどうしてもワンマンチームに思われているように感じます。

実際は国内・国外リーグで活躍している選手が数多くいるので、そこまで悪いチームではないと思います。

 

 

 

そんなクリスティアーノ・ロナウドも今年で33歳。ついこの間行われていたチャンピオンズリーグで華麗なオーバーヘッドキックでゴールを決めていたのも記憶に新しいですが、

なんだかんだいって最後のワールドカップな気がします。

前回のブラジルワールドカップでは予選リーグで敗退しているポルトガル。

実は同い年のクリスティアーノ・ロナウドには、是非有終の美を飾ってもらいたいですね。

 

 

■個人的に見ていておもしろい選手

・リカルド・クアレスマ選手

 

かなりのベテランです。クリスティアーノ・ロナウドよりも年上のフォワードの選手です。

クリスティアーノ・ロナウドが左サイドのフォワードを任されているとしたら、右サイドには彼が必ずいます。

 

この選手の印象は、絶対右足しか使わないカーブマンです。

左足でボールを蹴っているところ、見たことがありません。(もしかしたら使っているかもしれませんが、ほとんど記憶にありません。)

そして、おそろしくカーブのかかったボールを蹴る印象しかありません。もうおじさんなので、スピードは遅くなりましたが、その分テクニックがあるので、ドリブルしていても簡単にボールを取られません。そこから放たれるカーブがかかったシュートやパスを見るのは楽しいと思います。

 

 

 

・ぺぺ選手

クリスティアーノ・ロナウドと共にレアル・マドリードでプレイしていたこちらもベテランの選手です。ポジションはディフェンダーです。

 

この選手の印象は、潰し屋です。

どんなフォワードが来ても必ずボール奪取する、ファウル気にしないマンです。

イエローカードをもらっても気にせずボールを奪取、レッドカードの時は相手選手が担架で運ばれている印象です。

※レッドカードをもらった場合は退場処分になります。またイエローカード2枚でレッドカードになります。

若い頃はボンバーヘッドだったのですが、坊主にしてからのほうがより怖さを感じます。

また長身のわりに足が早かったので「動く壁」みたいだったのではないでしょうか。

現在はベテランですので、スピードでボールを奪うというより、タイミングでボールを奪う印象です。また、守備的ミッドフィルダーもできるので、ある意味ポリバレントな選手ではないでしょうか。

 

 

いかがだったでしょうか。

すこしでもポルトガル代表について知っていただければ幸いです。

それでは。

 

 

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こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

6月14日からロシアワールドカップが始まります。

今回のワールドカップでワーホリ協定国は日本を含めてなんと11カ国参加します。

ということで、ワーホリ協定国の代表について勝手な主観とともに紹介していきます。

まず最初は、FIFAランキング1位のドイツです!

 

germany

 

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※用語を簡単に説明します。

・フォワード、トップ・・・ゴールを決めるのが仕事の人。前にいる人

・ミッドフィルダー・・・ゴールするためにパスをつなぐ人。真ん中にいる人

・ディフェンダー、バック・・・相手からのゴールを守る人。後ろにいる人

・ゴールキーパー・・・ゴールを阻止する人。唯一手が使える人

・フォーメーションについて・・・◯-◯-◯は各ポジションの人の数を表しています。

 

例えば3-5-2だったらディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが2人という順番です。ゴールキーパーは1人しかいないので数えません。

ちなみに4-2-3-1と表示したら、ディフェンダーが4人、守備的なミッドフィルダー2人、攻撃的なミッドフィルダーが3人、フォワードが1人です。

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■前回ワールドカップ優勝国

2014年に行われた南アフリカワールドカップ。この大会でドイツは通算4度目の優勝を手に入れました。

今までになかった4-6-0というフォーメーション、いわゆるフォワードがいない0トップ(もちろんフォワードも登録されていましたが、点が決まっていないときに後半からパワープレー要因で登用する)を用いていました。

もともと個の力ではなく、組織プレーが得意なドイツ代表は、中盤に人を集めることによって、ボール回しにより人数をかけられるようになり、パス回しからの得点を量産しました。

中でも記憶にあるのは強豪国であるブラジル相手に7−1という歴史的な大勝を収めた試合ではないでしょうか。

 

 

■ワールドカップ2連覇がかかっている強豪国

2017年にコンフェデレーションズカップという大会がありました。このコンフェデレーションズカップは世間的にはプレワールドカップと言われている大会です。

この大会でドイツは優勝をしております。

もしドイツが今大会で優勝すると56年ぶりのワールドカップ2連覇という快挙になります。

 

 

今回選抜されているメンバーは前回大会から9人、新たに15人選ばれています。

その中でも驚いたのが、イギリスのプレミアリーグで優勝に貢献したサネ選手が今回選ばれていないこと。てっきり入ると思っていたのですが、選ばれていませんでした。

 

選抜されたメンバーのポジションを見てもディフェンダーやミッドフィルダーの登録が多く、フォワード登録されている選手は3人

前回大会と同じフォーメーション、もしくはコンフェデレーションズカップで使用した、3−4−2−1のフォーメーションを基本に組んでくるのではないでしょうか。

各ポジションごとに軸となる選手が必ず1〜2人はいるので、世代交代もスムーズに行われている印象です。日本とは大違いですね。

 

 

鍵となる選手は中盤の選手だと感じています。

今回もっとも多く選ばれているポジションはミッドフィルダーです。

ミッドフィルダーの中でもポジションが分かれます。

中でも重要なのは、中央に配置する二人です。この中央にいる選手が、攻撃ではショート・ロングパスを交え、守備ではボール奪取を積極的に行う選手なので、足元の技術やスタミナが求められると思います。

 

この二人が攻守のバランスをとる、いわばチームのバランサーになるので気にして試合を見てみてもおもしろいかもしれません。

おそらくステーティングメンバーはレアル・マドリードで活躍しているクロース、ユベントスで活躍するケディラだと思います。

 

 

■個人的に気になる選手

・ティモ・ヴェルナー選手

ドイツのライプツィヒというチームに在籍しているフォワードです。

10代から代表に選ばれるなど将来期待されていた選手でしたが、所属していたシュトゥットガルトではあまり活躍ができていませんでした。

所属クラブの2部降格に伴い、現在のチームに移籍して大活躍したことにより、

ドイツ代表に選ばれました。

 

印象としてあるのは2つ。

一つは縦への突破がうまいこと

足が速い選手なので、スピードにのってドリブルをすると止めることが難しい選手です。

また得点感覚に優れており、ディフェンダーとの駆け引きにも優れているので、

味方のパスに反応さえすれば、ディフェンダーの裏をスィーと抜け出してそのままゴールを決めている印象です。

少ないパスの回数でゴールを奪う、過去の選手で例えるならイングランド元代表のオーウェン選手のようなイメージです。

 

 

もう一つは前線からの守備

今となってはフォワードも守備に参加することが当たり前ですが、

この選手はボールを追いかけるのが好きなのか、積極的にボールを取りに行きます。

若いのでスタミナも比較的あるのでどこまでもついてきます。

相手選手にとってはいやな相手ですね。

 

 

・ヨシュア・キミッヒ選手

ドイツ名門バイエルンに所属しているサイドバックの選手です。

上記のヴェルナー同様、各年代で代表経験を持っています。

 

 

この選手の印象は、日本代表監督がよく言っているポリバレントな選手、いわゆる複数のポジションをこなすことができること。

もともとは中盤の選手、主に守備的なミッドフィルダーとしてプレイしていました。

しかしチームのディフェンス選手が怪我や故障により離脱、その穴を埋めるためにサイドバックやセンターバックを経験し、今では複数のポジションを任すことができる選手に進化しています。

過去の選手をあげるとしたら、オランダ元代表のフィリップ・コクー、もしくはイングランド元代表のハーグリーヴス選手ではないでしょうか。

 

 

いかがだったでしょうか。少しでもドイツ代表について知っていただければ幸いです。

それでは!

 

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