ドイツ人が教えるドイツ語講座 〜簡単な文法編〜

皆さんこんにちは

ワーキングホリデー協会のヤンです。

ドイツ語をまだ勉強していますか?

私は日本語の勉強を続けていますが、どの言語でも苦労するのは文法でしょうね。

私はたまに日本語の基本の文法を繰り返すことがあります。

皆さんはドイツ語の基本の文法を勉強したことがありますか?

確かに最初は大変かもしれませんが、頑張っていきましょう。

 

 

自己紹介を文法であらわすと・・・

どの言語であっても最初学ぶ文章はとっても簡単な文法を使っています。

前のブログで書いたかもしれませんが、自己紹介がその文章の一つです。

 

Ich bin Yan = 私はヤンです。

 

この文章はとっても簡単です。文法的に見てみると、

 

Ich = 私 = 主語

bin = です = 述語

Yan = 「私の名前」= 補語

 

これからは、英語と学ぶ時と同じように

主語を「S」、述語を「V」と補語を「O」として表示します。

さっきの文書をSVOで書いてみると、

Ich bin YanS V O

 

 

3種類の名詞(主語

ドイツ語でも主語は名詞です。

ドイツ語の名詞には3種類があります。英語にあたる [the] はドイツ語で三つの冠詞に分けられます。

男性の [der]、女性の [die] と中性の [das]

ドイツ語の全ての主語には性別がありまして文法ではとても大事です。

最初に覚えるのが大変かもしれませんがだんだんと覚えていくでしょう。

文章の中にある主語の冠詞はいつも3種類のどれかです。

 

 

次に例を書きます。主語は同じで表示しています。

Der Mann isst den Apfel (der Mann, derApfel)
= 男の人はリンゴを食べます。

Die Frau isst die Birne (die Frau, die Birne)
= 女の人は梨を食べます。

Das Kind wirft das Papier(das Kind, das Papier)
= 子供の子は紙を投げます。

気づいたのかもしれませんが、男性だけが補語になったときに [der] から [den] へと変わりました。なぜかは別のに機会に解説しますね。

 

 

補語で大事なのは数です

日本語での補語は色々な役割を持つことができるでしょう。

数多くオブジェクトとして「を」で示しています。

「を」の前にあるものはドイツ語でObjektと言うものです。

このObjektは数がとっても大事です。日本語でリンゴを一つ食べる時でもリンゴを10個食べる時でも「リンゴを食べます」と言えますが、ドイツ語ではその数が単数であるか複数であるかによってObjektの言い方が変わります。

さっきの「リンゴを食べます」をドイツ語のいくつかの例で行ってみましょう。

 

Ich esse einen Apfel = 私はリンゴ一つを食べます。(単数)

Ich esse den Apfel = 私はこのリンゴを食べます。(単数、目的を示す)

Ich esse diesen Apfel = 私はこのリンゴを食べます。(単数、指をさして「この」みたい)

Ich esse (zehn) Äpfel = 私はリンゴ(10個)を食べます。(複数)

 

 

述語の種類はたくさん

ドイツ語にある述語(Verben)の種類はとっても多くて一つのブログでまとめるのが難しいから、ここでは基本の述語を教えましょう。

文章には述語の種類によって補語の数や種類が変わります。

補語がいらない

Laufen [laofen] : Ich laufe. 「私は歩きます

この文章は補語を必要としません。文章はそのままで大丈夫です。

 

補語が一つ

Essen : Ich esse einen Apfel. 「私はリンゴ一つを食べます。」

Essen : Ich trinke Milch. 「私は牛乳を飲みます。」

上記二つの述語

[essen] = 食べる

[trinken] = 飲む

は補語を必要としますが、実はなくても大丈夫です。

日本語でもそうでしょう、「私は食べています」とか「私は飲んでいます」を言えますが普段は何を食べたり、飲んだりしてるかを言いますね。

 

 

補語が二つ

日本語に補語二つを必要としている動詞は存在しています。

日本語には便利に「は」「を」「に」等が言葉(部分)の種類に関わらず後ろについて文法の種類を用います。「送る」の動詞は主語と補語と目的を必要としていて補語が二つ必要です。

 

Ich schicke einem Freund einen Brief.  私は手紙を友達に送ります

 

上記の文書では「手紙」と「友達」補語二つがあります。

よく見てみると BriefFreund の前にある言葉が微妙に違います。ちなみにどっちも男性です。

 

皆さんがもうわかりましたかと思いましたが、einen は日本語の翻訳「を」と einem は日本語の翻訳の「に」の役割をわかりやすくします。もちろん最初はわからなくても大丈夫です、少し練習をすれば気づきやすくなります。

 

 

新しい単語

Der Apfel [apfel] = リンゴ

Die Birne [biane] = 梨

Das Papier [papir]=  紙

Die Milch [milç = 牛乳

der Freund [froint]= 友達

der Brief [bri-f] = 手紙

essen = 食べる

trinken = 飲む

werfen = 投げる

schicken = 送る

laufen = 歩く

まとめ

ドイツ語は最初本当に難しく感じた人をいっぱい知っています。それでもあきらめず頑張ってドイツ語を理解して話せるようになりました。そのためには基本の文法が必要です。

 

主語 + 述語 + 補語

S + V + O

があれば簡単なドイツ語を話せます。

皆さん頑張ってください。

 

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他のおススメブログはこちらです。

ドイツ人ヤンのドイツ語講座・発音のコツ/その1(子音)

ドイツ人ヤンのドイツ語講座・発音のコツ/その2(母音)

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Bis nächstes Mal

フランスでパリ以外に魅力的な都市は?グルノーブルってこんな都市!

フランスのパリ以外で魅力的な都市紹介をしてきました。

こんにちは。日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

都市を見て??ってなった方、実はフランス人なら誰でも知っている有名な都市です。

サッカーが好きな私は都市名を見たときに

あ、元日本代表の松井大輔選手が所属していたチームここだったなぁって思い出しました。

(もっというと元日本代表の大黒選手もですけど)

今回はグルノーブルについてご紹介します!

 

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■アルプス山脈の麓にあるスキーが人気な町

イタリアのトリノの隣にあるグルノーブル、すぐ近くにはアルプス山脈もあり、例年涼しい気候の町です。

フランスの中でも田舎な街であり普段は静かな町ですが、冬の時期になるにつれてアルプス山脈などの山々に雪が積もるようになり、多くのスキー・スノーボードの観光客が集まり賑やかになると言われています。

過去には冬季オリンピックも行われていた場所なので、ぜひスキー・スノーボードが好きな方は冬に行きましょう。

 

逆に夏の時期は、山までのリフトが常時動いているので、ハイキングやトレッキングをする観光客がこの町を訪れます。

 

 

■スイスのようにチーズ料理が有名

チーズと聞くと多くの人がスイスチーズを連想する人が多いかもしれません。

しかしこのグルノーブルもスイスと同じようにアルプス山脈の麓にあるから有名というわけではなく、寒い地域ならではの体が温まる料理が有名で、その中でもチーズ料理が有名なんです。

 

日本でもラクレットチーズやチーズフォンデュのレストランが増えてきましたが、グルノーブルの中心地には、数多くのラクレットチーズやチーズフォンデュのレストランがあります。

レストランごとにレシピが違うのでぜひ食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。

また注意する点としては、ラクレットチーズやチーズフォンデュは2名からしか注文できないレストランが多くあります。ぜひ一人で食べ歩きをするのではなく、友達や恋人など何人かで行くようにしましょう。

 

 

■グルノーブルのおすすめ観光地

・バスティーユ要塞

市街地を流れるイゼール川のすぐ横目に見える小高い丘にあるのがバスティーユ要塞です。

元々は16世紀に建てられた古い要塞ですが、現在あるのは19世紀に再建されたものだそうです。天気が良い日にはこの要塞からアルプスの山々を見ることができ、グルノーブルを一望できます。

 

また近くに球形のロープウェイがあり、展望台まで続いているので別の視点からグルノーブルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ぜひロープウェイにも乗ってみたいですね。

 

 

・スタンダール記念館

『赤と黒』の著者として知られているフランスの作家スタンダールが生まれ育った家がグルノーブルの中心街にあり、今では記念館となっています。

スタンダールが作家として開花した背景や、当時の暮らしぶりを垣間見ることができるようになっています。

スタンダールにゆかりのある人物の肖像画や彼のコレクション、作品の初版本など、展示物はどれも見応え充分です。

これを機会にスタンダールの作品を読んでみても面白いかもしれませんね。
注意する点として、記念館はアパートの入り口のようにこじんまりしていて周辺に観光案内は無いので、通り過ぎないように気をつけてくださいね。

 

・サスナージュの洞窟

グルノーブル郊外にある大きな洞窟です。

自然遺産として登録されているので洞窟内の道も整備され、誰でも気軽に神秘的な景観を楽しめるようになっています。

洞窟内では、岩登りを楽しめるスポーツプログラムやハロウィンの肝試し大会、洞窟内のサンタクロースに会いに行くクリスマスイベントなど、季節ごとに様々なイベントを催しているそうです。

整備されている洞窟ってどんなところか気になりますね。

 

いかがだったでしょうか。

少しでもグルノーブルに興味を持っていただければ幸いです。

それでは!

 

<関連記事>

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【アイルランド国紹介】ハロウィンでワーホリ・留学♪

皆様こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会 東京オフィスカウンセラーの Masatoです。

 

もう10月も終わりですね~。

最近は、長い残暑から抜け、やっと秋らしい気候になってきたなーと感じております。
秋と言えばそう!Hallowe’en🎃が有名ですよね!

最近では、日本でもこの文化が浸透し、仮装パレードやパーティがいたるところで開催されるようになりました。

実は、このHallowe’enのイベントってその起源はアイルランドだって皆さんは知ってましたか?

本日は、留学・ワーホリでも最近人気絶頂のアイルランドを、Hallowe’enと共にご紹介したいと思います!

 

★Hallowe’enって何のお祭り?

 

 

 

そもそも、Hallowe’enって何の為のイベントなのでしょうか。

仮想パレードやパーティをするのは分かるのですが、いったい何のために?

という方も多いのではないでしょうか。

その歴史は下記の通り、

 

古代ケルトのドルイドの信仰では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン<現・ハロウィン>祭であったとされています。

当時、日没が新しい日の始まりを意味していた為、10月31日の夜に、新年を祝うお祭りをしたのが始まりです。

このお祭りでは、夜になるとかがり火を焚き、作物と動物の贄を神に捧げたとされています。

ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節(夏)が過ぎ去り、暗闇の季節(冬)が始まったのです。

村の家族たちは、このかがり火の火を持ち帰り、かまどの火を付け、家を温めることで、悪い妖精が入らないように祈りました。(Wikipedia 参照)

※1年のこの時期には、この世と霊界を繋ぐ“門”が開くと信じられており、魔よけの意味も含めて、大きな火を焚き、各家に火を持ち帰らせることにより、街を守ったのですね。

 

 

つまり、皆様が仮想パレードと題して、色々な悪魔や怪物に様変わりすのは、

本来この時期に霊界から現れるとされている、数々の悪魔に扮し、色々な家に悪戯をする役を演じているわけですね!

因みに、この時期になるとよく店先にや庭先並ぶ、『ジャック・オー・ランタン』は、

カボチャを刻んで怖い顔や滑稽な顔を作り、悪い霊を怖がらせて追い払うためのモノとされています。

 

 

 

こうやって、自身の興味のある国の事を少しずつ知っていくのって何だかとっても良いですよね。

アイルランドには、Hallowe’en(ハロウィン)以外にも、St Patrick’s Day(セントパトリックス・デイ)という町中が緑一色なるイベントなど、特徴的なイベントが盛りだくさん!

また、こういったイベントの時期には、期間限定で仮装アイテム用のお店が町中で見られ、多くの方が利用します。血のりやリアルな仮装アイテムがずらりと並び、日本で参加するよりも、迫力のある仮装を気軽に出来てしまうのも魅力の一つかもしれませんね!

 

 

是非是非、自身の留学・ワーホリのプランに、こういったイベント参加のひと時を加えてみては如何でしょうか。

貴方の留学が更に素敵なものになるに違いありません!

それでは今日はこの辺で、See you soon♪