シェアハウス体験談(後編):オーナーに追い出された?!

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ワーホリや留学中の住まいとして、シェアハウスを希望する方は多いはず。

「シェアハウスってどういう仕組みなの?」「どんな家があるの?」と、気になることは多いですよね。

 

今回は、オーストラリアのワーホリ1年間で3軒の全く違うシェアハウスを経験した私が、その体験談、そして3軒住んでみてわかったシェアハウス選びのポイントを公開しちゃいます!

 

▼前編はこちらから▼

シェアハウス体験談:ワーホリ1年で3軒のシェアハウスを経験した話(前編)

 


<目次>

・シェアハウス2件目(マンション/2人部屋)

・引っ越し経緯~契約 

 – 同居者やハウスルール

 – よかったこと、困ったこと

・シェアハウス3軒目(一軒家/1人部屋)

・引っ越し経緯~契約 

 – 同居者やハウスルール

 – よかったこと、困ったこと

・3軒住んでみてわかった、シェアハウス選びのポイント


シェアハウス2件目(マンション/2人部屋)

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■形態:マンション

■間取り:2LDK(キッチン×1、バスルーム×2)

■居住人数:5人

■家賃の支払い:2週間毎/オーナーの銀行口座へ振り込み

 

<引っ越し経緯~契約>

最初のシェアハウスへ引っ越してから数週間。語学学校で仲良くなった韓国人の女友達(仮名:エマ)と一緒にルームシェアをしよう!という話が出ました。

同い年でお互いに空気感が合うな~と感じたこと、そしてエマがちょうどホームステイ先を出るタイミングだったので、それなら2人で入れる2人部屋を探そうとなり、一緒に探しました。

 

今回も学校まで徒歩10分圏内、中心地を候補に探しました。2~3軒目の内見で「ここがいい!」と、一瞬で二人ともビビッと魅了された物件をすぐに契約。

私たちが入居した部屋には専用のバスルームがついており、気の知れた友人と二人だけで部屋・バスルームが使えたことは非常に快適でした。

 

<同居者やハウスルール>

このシェアハウスには私を含め計5人が住んでおり、男女混合のシェアハウスでした。

「2人部屋が2つなのに、入居者が5人・・・?」と疑問に感じた方、鋭いですね。このシェアハウスではそれぞれの部屋に2人ずつ、そしてオーナー(男性)がリビングシェアという形で住んでいました。

 

リビングシェアとは、リビングルームの一角をカーテンなどで簡易的に仕切って、そこをひとつの居住スペースとして使う住み方です。プライベートスペースも無いに等しいので、とても住みたいと思う人は少ないでしょう・・・ましてやオーナーがリビングシェアをするなんて、まず聞いたことがありません。

 

ただ、このシェアハウスのオーナーはレストランの料理長をしていて、毎日夜勤(ディナータイムから朝まで仕事)をしていたために、生活リズムが真逆でした。他4人の私たちが家にいる時間帯にオーナーはいなかったので、お互い全く気にすることなく生活ができました。

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私たちが入居した当初、もう一つの部屋にはカップルが住んでいました。そのカップルはお酒を飲むのが好きで、4人が揃う日にはみんなでワインを開けて、よく一緒に食事をしていました。シェアハウスで初めて知り合ったにも関わらず、すぐに仲良くなって、夜な夜なおしゃべりを楽しんだのは本当に良い思い出です。

 

<よかったこと、困ったこと>

良かった点は立地と設備です。私とエマ専用のバスルームがあったので、1軒目のように時間を気にして使わなければならないことも無く、とても快適に過ごせました。

 

困ったことはほとんどありませんでしたが、ハウスルールが無かったので、共用部分の掃除や使用に関してはお互いに話し合いながら適宜上手くやっていました。

男女混合のシェアハウスだったので、いくら仲が良いとはいえ、洗濯物を干すときには気を遣いました。自分のタオルやTシャツ、靴下などは共用部分(ベランダ)に干し、下着や生地の弱い服などは自分の部屋にかけて干していました。

 

とても快適に過ごしていた大好きな家でしたが、なぜこの家を出ることになったのかは…( ;∀;)👇

 

シェアハウス3軒目(一軒家/1人部屋)

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※大きな家だったので、間取りが把握しきれませんでした…( ゚Д゚)

■形態:一軒家

■間取り:たぶん7LDK(キッチン×2、バスルーム×2)

■居住人数:7人

■家賃の支払い:2週間毎/決まった曜日にオーナーへ現金手渡し(手書きの領収書を毎回渡される)

 

<引っ越し経緯~契約>

2軒目のシェアハウスでとても快適に楽しく過ごしていたにも関わらず、引っ越しをしなければならなくなったのは、オーナーの他都市への転勤が理由でした。

「転勤に伴ってマンションの契約を切るので、2か月後には出ていくようにと通告されました。

 

突然のことでしたし、2軒目は本当に気に入っていたので悲しくはありましたが、退居まで2か月の猶予を与えてくれたのはとても良心的だなと思いました。ですがぎりぎりまで内見をせずに過ごしていたので、3軒目が決まったのは、2軒目を出るたったの3日前でした。(笑)

 

シェアハウスはオーナーの事情でこういったことがよくあるので、あまり驚いたり怒ったりしないでくださいね。(笑)

ワーホリ 英語 初対面

 

2軒目を出るタイミングは、私のワーホリも残りたった2か月という時期でしたので、最後くらいはのんびり過ごせる一人部屋に入ろうと思い、探しました。今回は中心地からバスで10分、徒歩だと30分くらいの一軒家。

1軒目の内見でしたが、たまたま内見に居合わせた、その家に住む日本人の子たちとすぐに意気投合し、即決で契約を結びました。

 

<同居者やハウスルール>

このシェアハウスには私を含め計7人が住んでおり、オーナー(女性)・オーナーの息子・シェアメイト4人という構成でした。シェアメイトはワーホリ生、現地の大学に通う留学生、などさまざまで、全員が一人部屋でしたがあっという間に仲良くなり、よくみんなでテーブルを囲み夜ご飯を食べました。

 

ハウスルールがあったかどうかはあまり記憶にないですが、週ごとに共有スペースを交代で掃除するのと、退去時に自室と共有スペースを掃除してから出ていくこと、という決まりがありました。

 

<よかったこと、困ったこと>

良かった点は立地と、一人部屋の環境です。一人部屋は、ワーホリ初期のホームステイ以来だったので、すこし寂しくはあったものの快適に過ごせました。

立地は中心地から歩くこともできる距離(徒歩30分くらい)で、買い物や通勤も困らず便利でした。近くに大きな公園もあり、休みの日にはシェアメイトたちと芝生でおしゃべりをしたりもしました。

 

困ったことは家がとても古く、家の隅の壁に穴が開いていたりもしたので、やや寒かった印象です(当時冬でした)。1度家の中に小さなねずみが出て、シェアメイトがペットボトルで捕まえていました・・・(笑)

あとはやはり男女混合の家なので、こちらも洗濯物は気を遣いつつ干していました。

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3軒住んでみてわかった、シェアハウス選びのポイント

私自身が3軒のシェアハウスから学んだことをまとめると、こんな感じです。

①家が快適かどうかは、精神衛生に大きく影響する

②シェアメイトとの関係性がよければ、設備に多少不満があっても快適

③家に日本語が通じる人が1人でもいると、日本語漬けの生活になりがち

④1人部屋は快適だけど、自分から外に出ないと交流の機会を失う

⑤3人部屋は心があまり休まらない

⑥オーナー都合で追い出されることもある

 

私は日本での一人暮らし歴も長く、正直「他人と住むなんて絶対に無理だ」と思っていました。

 

ですがシェアハウスを経験することで、いろんな国の人がどんな生活スタイルを送っているのかや、どんな食生活をしているのかを毎日見ることができ、「”常識”や”普通”って、こんなにも人によって違うんだ」と実感し、とても面白かったです。

 

また、異国の地でも、家に帰って「おかえり」と言ってくれる人がいるのは本当に心強く、日本に帰国してからもシェアハウスを探すくらい、シェアハウスという居住形態がとても好きになりました。

 

快適なシェアハウスをきちんと選ぶためには、

・自分の優先したいポイントを明確化しておくこと

・空室情報の掲載内容をきちんと読んで理解すること

・不明点はオーナーにきちんと確認すること

・すべてにこだわるとキリがないので、多少の妥協をすること

といったことが必要です。

 

みなさんもワーホリ中、心休まる住まいを整えて、シェアハウス生活を楽しんでくださいね。

 


<おすすめ記事>

ワーホリ中に住む場所って、どう選ぶ?【シェアハウス/ホームステイ/学生寮】


 

Hannah

 

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この記事の内容は 2022年05月23日 (月) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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タグ : シェアハウス, 体験談

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学校名:ワーホリ情報局



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