留学やワーホリ、行く時の準備に関する情報はたくさん出てきますが、帰国する前にしないといけない準備って、意外と少ないんですよね。
今回は、帰国前にすること、しておいた方がいいことを詳しくまとめ解説します!
ぜひ、帰国前のやることチェックリストとして活用してください。
<目次>
1)帰国届
2)銀行口座の解約
3)シェアハウス・ホームステイの解約
4)スマホなど、レンタルした物の解約
5)タックスリターン(確定申告)
6)スーパーアニュエーション(年金)の返金請求
1)帰国届
海外で長期滞在する際は在留届の提出が必要ですが、逆に帰国する時は「日本へ帰ること」を総領事館に通知する帰国届の提出が必要となります。帰国届を提出せずに帰国してしまうと、日本総領事館まだあなたがその国に滞在しているものだと勘違いしてしまいます。
在留届を電子届出システムで提出した方は帰国届も電子届け出システムで行い、窓口で届け出を提出した人は窓口で帰国届を提出する必要があります。
2)銀行口座の解約
留学・ワーホリ中の 銀行口座の開設は必須ではありませんが、お給料の支払いが銀行への振り込みとなることが多いので、銀行口座を開設する人は多いと思います。またその国に行く予定があるならそのままにしておいてもいいかもしれませんが、口座の維持にもお金がかかるため、帰国の前に銀行口座は解約する人がほとんどです。
解約の方法ですが、銀行の窓口に行き、口座を解約したいと伝えるだけで基本的には大丈夫。あとは係の人の言うとおりに手続きを進めましょう!
3)シェアハウス・ホームステイの解約
ホームステイやシェアハウス、学生寮などは、退去する1カ月前には管理人へその旨を伝えておく必要がります。返金されるデポジット等がある可能性もあるので、そのあたりもしっかり管理人に確認するようにしましょう。
また、インターネットの契約などを個人でしている場合には、帰国前に自分で解約しないと後からの解約が面倒になりますので、注意してください!
4)スマホなど、レンタルした物の解約
レンタルスマホやレンタルSIMカードを借りている方は、間違って日本に持って帰らないように注意してください!!違約金が発生したり、海外への郵送が必要になったりと、色々手間が発生してしまします。「帰国時に返品するものリスト」などを作っておくと、最後のバタバタしなくて済むのでお勧めです。
5)タックスリターン(確定申告)
タックスリターンとは、日本の確定申告と同じようなもので、滞在中に得た所得(お給料)に対して、支払う税金の額を確定させる手続きのことです。オーストラリア国内でアルバイトをすると税金の支払い義務が発生します。
よく、「タックスリターンをしたことでお金が戻ってきた!」という内容を目にしますが、絶対にお金が返ってくるというものではありません。ワーホリ中の基本給から所得税が天引きされているのですが、タックスリターン(確定申告)を行い、差し引かれた税金額が正しいかどうかを確認して、差額がある場合は差額分が戻ってくる、というものなので注意してください。場合によっては、逆に差額分を支払う必要もあります。
タックスリターンは、税理士に依頼するのが一般的です!そこまで高くない金額で代行してくれるので、不安な方はまず相談してみましょう。
※タックスリターンに関する手続き等は、ワーホリ協会のサポート対象外です。(税金など専門的な案内が必要となる為)
6)スーパーアニュエーション(年金)の返金請求
スーパーアニュエーションとはオーストラリアの年金制度のことで、会社は給料の 9.5%の金額を、給料とは別に従業員に支払うことが義務付けられています。これは年金のように専用のアカウントに積み立てられていきます。
帰国する際、このスーパーアニュエーションを返金請求をすることができます。返金請求をする条件がオーストラリアを完全に出国し、ビザの有効期限が切れていること、なので注意してください。
ちなみに、タックスリターンの申告は義務ですが、スーパーアニュエーションの返金申請は任意となっています。
※スーパーアニュエーションに関する手続き等は、ワーホリ協会のサポート対象外です。(税金など専門的な案内が必要となる為)
いかがだったでしょうか。
海外生活が楽しいと、ついつい帰国時の準備を最後の最後まで放っておきがちです。
準備に時間がかかるものもあるので、帰国の2カ月くらい前からある程度の準備は進めるように注意しましょう!
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