出発前に出来る事は?英語の勉強方法について

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

これから海外へ留学・ワーキングホリデーに行く人は、出発前に不安な事があると思います。中でも不安な事として、現地についてから英語を話したり、聞いたりすることができるか心配だとよく聞きます。

 

英語の勉強をせず、現地に行ってみたらなんとかなるだろうという考えの方もいらっしゃいますが、実際になんとかなっているという話をあまり聞いたことがありません。

 

少しでも早く現地で英語に慣れる為に日本で出来る事をやっておきましょう!

 

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今回は、出発前に自分でできる英語の勉強方法についてご紹介いたします。

 

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■洋楽

Youtubeで検索!

英語を聞く力をつける事ができます。自分が好きなジャンルの曲から聞くのも良いと思いますが、バラードなど比較的にゆっくりとしたテンポの曲から始める事をオススメします。インターネットで歌詞を検索する事が出来るので、歌詞を見ながら曲を聞いてみましょう。

 

そして、少し耳が慣れてきたら一緒に歌ってみましょう。英語を声に出す事によって、ただ聞いていた時よりも自然と英語が自分の言葉として体に入るのが実感できます。是非歌ってみましょう。ちなみにyoutubeなどで聞く場合、「曲のタイトル lyric」で検索すると、曲と一緒に歌詞が流れている動画を見る事ができます。私のおすすめは、「Falling slowly(フォーリング スローリー)」です。

 

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■海外ドラマ

英語字幕を活用!

日常会話で使用する英語を学ぶ事ができます。レンタルショップでDVDを借りたり、インターネット動画配信サービスなどを利用しましょう。

 

最初に見る時は日本語字幕ではなく、英語字幕にして一度見てみて下さい。会話の始め方や言い回し、わからない単語などを学ぶ事ができます。英語字幕で見終わった後、今度は日本語字幕で見てみましょう。実際どんな事を話していたのか、わからなかった単語はどんな意味だったのか確認する事が出来ます。最後にになにも字幕が無い状態で見てみて下さい。やっぱり何を言っているのかわからないという部分があると思いますが、少しづつわかるようになってきます。勉強と思わずに、おもしろそうだから見てみようかなという気軽な気持ちで取り組んで下さいね。

 

また、海外ドラマを見るメリットとして、現地の友達とドラマの話などをする機会があります。友達作りの方法として捉えてみるのも良いかもしれませんね。ちなみに私がおすすめする海外ドラマは、「フルハウス」「フラーハウス」「ビックバン・セオリー」です。

 

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■英語の本

本と辞書を交互に確認!

英語の読解能力を身につける事ができます。最初から分厚い本を読むと根気が必要になってくるので、自分が知っている海外の小説、もしくは童謡などから始める方がいいかもしれません。メリットとして、意味を調べながら自分のペースで勉強する事が出来る所です。

 

電子辞書を使いながら勉強をするのが良いと思いますが、もう少し勉強に比重を置くなら英英辞典を使ってみるのもいいかもしれません。英英辞典は、単語の説明文も英語で書かれています。説明文の単語が分からない場合、また調べる事になるので、より英語の勉強をする事が出来ます。個人的におすすめの本は、「クマのプーさん」です。

 

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■ラジオ

NHKの「基礎英語」!

英語を聞く力を身につける事ができます。「基礎英語」というラジオ番組をご存じでしょうか?NHKが、英語の文法や話し方などを解説しているラジオです。書店で基礎英語という教材も販売されており、教材を使いながら聞く方がより勉強できると思います。また、英語のレベルに関しても、初級から上級まで幅広く取り扱っているので、是非一度通勤・通学の際などに聞いてみて下さい。

 

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■イベントに参加

無料イベントを探そう!

生の英語に触れる事が出来ます。近年日本に来ている外国人が増えている事もあり、外国人の方と接する場所が増えました。例えば、外国人と出会うイベントや、観光関係のボランティアに参加、外国人が集まる飲み屋に行ってみるなど色々と方法があります。

 

また地域によってですが、「フリーイングリッシュスクール」と呼ばれる無料英会話を開催している教会などもあります。気軽に参加してみても良いかもしれません。実際に自分から声をかけるのは勇気がいると思いますが、生の英語を実戦的に使う事ができるので、一度参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

■最後に

いかがだったでしょうか。少しでも、日本でできる英語の勉強を始めるきっかけになってくれれば幸いです。

 

日本から海外へ渡航した後、あれだけ日本で英語の勉強をしたのに全然通用しないと思い、自信を無くしてしまうかもしれません。でも英語が話せないのは最初だけです。現地で住んで行くうちにどんどんと英語を使えるようになっていきます!現地の人に「英語上手いね!」って言われるようになっちゃいましょう。また、現地で語学学校に通う場合、一緒に勉強するクラスメイトは、自分と同じレベルの人ばかりです。クラスメイトと一緒に英語のレベルアップを目指しましょう!

 

それでは!

 

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目標を立てることで、語学力の伸びは加速する!

 

 

ワーホリや留学に行きたいと思っている方に質問です!あなたがワーホリや留学をしたいと考える、その理由は何でしょうか?

 

以前ワーホリ協会が行ったアンケート調査では、7割以上の方が「語学力の向上」を渡航目的に選ばれました。

 

日本で就職する際でも、これからは第二言語の習得が必須といわれるようになってきています。ただ、日本で生活していては、どうしても日本語以外の言葉を使う機会がなく、、語学力を伸ばすことは難しいです。だからワーホリや留学を使って海外に渡航し、一気に語学力を身に着けよう!という考えですね。

 

この考え、実はとても合理的なんです!日本で1年間語学の勉強をするとしても、1日のうち勉強に割ける時間は多くて3~4時間でしょう。それ以外の時間は、どうやっても日本語を使うことになります。しかし、留学やワーホリを使えば、毎日就寝時間を除いたすべての時間、その国の言語に触れ続けることができるんです!8時間睡眠するとしても、毎日16時間以上になります!この差は大きい!なので、短期間で語学力を向上させたいならワーホリや留学に行くほうが良いと言えるでしょう。

 

ただし、「語学力の向上」を目的にするなら、もう少し具体的に「どれくらいの語学力を身につけたいのか」を考える必要があります。なぜなら、ある程度の目標を最初に作っておかないと、渡航中のモチベーション維持や、帰国後に直面する現実とのギャップに苦しむことになる可能性があるんです。

 

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目標にできる語学力のレベルは、大きく6つに分けることができます。

 

1.「旅行で困らないくらいの語学力」

2.「日常生活ができるくらいの語学力」

3.「現地でアルバイト出来るくらいの語学力」

4.「帰国後の就職・転職に活かせる語学力」

5.「外資系などの仕事につけるくらいの語学力」

6.「海外就職できるくらいの語学力」

 

【1】や【2】のレベルであれば、半年程度海外で生活するだけでも身につけることができます。ただし、語学力で現地でのアルバイトや、帰国後の就職を有利に進めることはほぼできないと言えます。日常的に使う言葉だけでは語彙があまりに少なく、気が付かない間に相手に失礼な言い回しをしていることもあるので、まず仕事では使えません。

 

逆に【3】や【4】のレベルになると、ただ生活するだけではなかなか到達することができないでしょう。しっかりとした文法、十分な単語数、敬語などは、人から教えてもらわないと分からないものですし、友達はそういった間違いを指摘してくれません。なので、語学学校などに通う必要が出てきます。

 

【5】や【6】のレベルはビジネス・ネイティブレベルと呼ばれ、ただ英語が話せるだけでなく、敬語・マナー・単語量・かなり本気で勉強しなければ到達できません。しかし逆に言えば、1年くらい海外でしっかり語学の勉強をすることで、限りなくこのレベルに近づくことも可能です。

 

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最後に知っておいていただきたいことなのですが、ワーホリや留学から帰ってきた方たちから、「もっと勉強すればよかった」という言葉を聞きます。

 

これは、「海外生活を通して語学力は身についたものの、出発前に自分が想定していたレベルには達しておらず、自分の自信につながっていないパターン」です。こうなると、せっかくのワーホリ・留学経験を「恥ずかしい」と思うようになり、経験を隠してしまったり、帰国後の就職に活かせなかったりするんです。

 

最初に語学力の目標を立てておくことで、このような事態も回避しやすくなります!まずは自分の語学目標を設定してみるように、心がけましょう!

 

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ホッチキスって英語じゃないの?和製英語にご用心!

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

 

紙類を一つにまとめたい時、何を使いますか?私はよく「ステープラー」を使います。

 

「え、ホッチキスじゃないの?」

 

と思っている方、ホッチキスは元々フランス語です。英語では「ステープラー」と呼ばれています。日本人が英語だと思っている言葉が、実は日本人が英語風に作った「和製英語」だったなんて事はたくさんあります。

ここでは、外国人に伝わらない和製英語をご紹介します。

 

 

 

 

■衣類の名前も海外では全然違う?!

普段使っている衣類の名称も、和製英語で溢れています。ほしい服を探しているけれど見つからない。そんな時に伝えられるよう、覚えておきましょう。また、違った意味になってしまう言葉もあるので注意してください。

 

・Hoodie

読み方は「フ―ディー」です。読んだだけでは想像ができないかもしれませんが、日本語では「パーカー」と呼ばれているフード付きの上着の事です。パーカーの語源はイヌイット語で上着という意味です。外国人にパーカーと伝えると、フード付きの防水ジャケット、イメージとしてはウィンドブレーカーのような衣服になります。

 

・Jacket

読み方は「ジャケット」です。日本語では「Jumper(ジャンパー)」と呼ばれていますが、英語でジャンパーと言うと、セーターやエプロンになります。寒い日に外出する際、上着と伝える時はジャケット、もしくは「Coat(コート)」と伝えましょう。

 

 ・sweatshirt

読み方は「スウェットシャツ」です。日本語では「Trainer(トレーナー)」と呼ばれていますが、海外でトレーナーと言うと、運動靴になります。フードがついていない上着の事を伝える時は、スウェットシャツと言いましょう。

 

 

■実は食品も名前が全然違う!

海外で食材を探している時、名前が違ったら違和感を覚えるかもしれません。新しい言葉を覚えておきましょう!

 

・Green pepper

読み方は「グリーンペッパー」です。緑色のコショウ?となると思いますが、実は「ピーマン」を指します。トウガラシの栽培品種になるのでペッパーという名前がついています。ちなみにピーマンという言葉は、フランス語です。

 

・Chestnut

読み方は「チェスナット」です。日本語では、「栗」を指します。「マロン」が英語名だと思うかもしれませんが、フランス語からきています。

 

・Bread

読み方は「ブレッド」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は「パン」を指します。英語で「pan(パン)」というとフライパンの事を指します。ちなみに「パン」はポルトガル語からきています。

 

 

■日常の中でもしかしたら使うかも?

日常会話の中には多種多様な内容があるかもしれません。いざという時に上手く伝えられるようにしましょう!

 

・Office Worker

読み方は「オフィス ワーカー」です。日本語では「サラリーマン」と呼ばれています。サラリーマンという言葉は英語には無い言葉なので、外国人に理解されません。オフィス ワーカーと伝えましょう!

 

・Part Time Job

読み方は「パート タイム ジョブ」です。日本語ではアルバイトと言います。アルバイトという言葉はドイツからきています。

 

・Autograph

読み方は「オートグラフ」です。なんとなく「Photograph(写真)」に似ていますね。日本語では「サイン」と呼ばれ、有名人のサインの事を指します。英語で「Sign(サイン)」というと合図という意味になるので注意して使いましょう!ちなみにクレジットカードのサインはSigniture「シグニチャー」になります。

 

 

■最後に

いかかだったでしょうか。自分が英語だと思っていた言葉が和製英語だった時、なぜ伝わらないんだろうと焦ってしまうかもしれません。頭の片隅に和製英語ではなく、英語を覚えておいてください!

 

それでは!

 

 

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