[ロンドンの日常] ブリテッシュライブラリーのリーディングルーム [勉強 / 図書館]

少し前に、ブリテッシュライブラリーのリーディングメンバーになりました。

 

 

ブリテッシュライブラリーのリーディングメンバーになると、リーディンブルームという部屋を利用できます。

ここではブリテッシュライブラリーの所蔵する本を読むことももちろんできるのですが、自分のパソコンや本を持ち込んで作業する事ができます。

この記事も今、リーディングルームから書いています。

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ブリテッシュライブラリーには複数のリーディングルームがあります。

僕はその中で”Humanities, Rare Books & Music”という部屋をいつも利用しています。

この写真に写っている部屋です。

 

 

 

持ち込める物が厳密に定められていて、部屋の中に飲み物を持ち込むこともできません。

しかし、写真撮影は認められています。

僕は勇み足でカメラを持ち込んだのですが注意事項を詳しく読むと、撮影に認められているのは集めた本のみで、リーディングルーム内の写真を撮る事は禁止されていました。

その為、僕はブリテッシュライブラリーのウェブサイト上に載せられている写真のみを載せています。

 

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メンバーになる方法

ロンドンに住んでいる人は誰でも無料でメンバーになる事ができます。

必要なものは身分証明と、住所が証明できるもの。

銀行の残高照会書には住所が記載されている為、この残高証明書とパスポートをブリテッシュライブラリーに持っていけば、即日にメンバーに登録する事ができます。

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リーディングルームは日曜日以外、開室しています。

 

 

 

イギリスで勉強する際は、是非この素晴らしい環境を利用してください。

 

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こんな風に無料で利用させてもらえる素晴らしい施設があると、先人の知恵というか、作ってくれたシステムに本当に感謝します。

それは、日本も同じことなのでしょうが。

( 文 : 杉 浩毅 )

 

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BGM : 神門 / Pellicule

 

24歳で亡くなった不可思議/wonderboyというラッパー。

彼の”Pellicule”という曲に同年のラッパー神門が、不可思議/wonderboyに向けて歌った曲です。

YouTubeのrecommendationを普段は無視するのですが、新しい感動に出会えてました。

なんでも良いからとにかく、生きているうちにしかできないことを大切に。

 

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イギリスの都市ケンブリッジと語学学校EmbassyEnglishのご紹介!

 

 

こんにちは、ワーホリ協会カウンセラーの浅利です!
今回は、イギリスの都市ケンブリッジの特集と、人気の語学学校「Embassy English」をご紹介。

 

 

 

logo_embassy

 

ケンブリッジってどんなとこ?

 

 

 

イギリス東部にあり、ハりーポッターでおなじみ、『ホグワーツ魔法学校』行きの電車が出るロンドン・キングスクロス駅から、約50分のところにある美しく小さな町です。大学都市としても有名です。

 

 

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ケンブリッジへの行きかたは?

 

 

首都ロンドンから電車で50分

嘘、嘘。本当はこっちです。

 

 

 

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そんなケンブリッジにある語学学校をご紹介します!

 

★人気語学学校★

Embassy English ケンブリッジ校

 

 

≪学校概要≫

Embassy Englishは、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにキャンパスを持つ語学学校です。
もちろん有名な都市には校舎があり、国や都市が決まらな~いと心配している人にもお勧めです!
イギリス 4校(ロンドン・ブライトン・ケンブリッジ・ヘイスティングス)です!!

学校独自のプログラムやオンライン学習を使い、インタラクティブホワイトボードと呼ばれる電子黒板を使用しているなど、最新設備を導入した授業を行っています。

経験豊富なスタッフの下、充実のコース内容で英語を学べます。
スピーキングや表現力、アウトプット重視のカリキュラムで勉強ができます。

コース以外にもいろいろなサービス、サポートと提供しています!
何か問題が起きてしまった時はスタッフさんが迅速に対応してくれます!

 

 

 

【コース例】

・基本英語コース
・長期就学向けコース
・IELTS対策
・ケンブリッジ試験対策

その他にも様々な英語コースを用意しています。

 

 

他にも、

・タッチパネル式の黒板を使用しスピーキングの多い授業スタイル
・生徒の英語力アップを学校が保証
・生徒の国際色がとても豊か
・バラエティにとんだアクティビティ

Embassy Englishはクラスの雰囲気もフレンドリーで、学習面でのサポートはもちろんのこと、
楽しみながら確実に英語力を伸ばせる学校です!!

ぜひ参考にして下さ~い!

[英語でニュース] Ireland’s abortion referendum result in five charts [アイルランド / 選挙]

25日金曜日、アイルランドで人工妊娠中絶合法化への法律改正を巡る投票がありました。



Ireland’s abortion referendum result in five charts [THE IRISH TIMES]

 

投票の結果、66.4% : 約2/3の人が”Yes”に投票し、アイルランドは人工中絶の合法化に向けて進むことになります。

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1983年に決定した人工妊娠中絶の違法化

1983年に行われた投票により、アイルランドでは人工中絶が禁止されています。

この中にはレイプや近親相姦、母体に危険がある場合も含まれ、原則、妊娠すると中絶することができません。

この法律は「新しい命にも平等の権利を与える」という思想のもとにあり、キリスト教の力が強い国には稀に見られます。

しかし投票が行われたのは35年も前で、現在54歳以下の人はこの投票には関わっていません。

※今回の投票でも、65歳以上の投票のみは”No”が過半数になっています。

 

 

現在、アイルランド国外での人工中絶は認められています。

その為、毎年数千人の女性が人工中絶の為にイギリスへ渡航しています。

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2012年 : Savita Halappanavarさんの死

 

この記事を巡って、この女性の写真を見る機会が多くあります。

彼女の名前はSavita Halappanavar

2012年、妊娠17週間だったSavitaさんは異常な背中の痛みを訴え、病院に駆け込みます。

Savitaさんはウイルスに感染している可能性を訴え、人工中絶を訴えるも、病院は感染を確認できず、人工中絶も拒否されました。

その後、ウイルスに感染していたことが分かり胎児は死亡、Savitaも死別してしまいます。

これを受け、2013年からアイルランドでは「母体に死の危険がある場合のみ」人工中絶が認められるようになりました。

この”母体の死の危険”には、自殺も含みます。

 

 

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投票の行方

今回の投票の為、国外にいるアイルランド人の女性が世界中からアイルランドに帰国しました。

SNSでは#HomeToVote(投票の為に帰ろう)というハッシュタグがホットトピックに上がります。

日本から帰国した、アイルランド人女性も記事の中に書かれていました。

 

 

 

冒頭の通り、選挙の結果は2/3が法の改正に賛同。

アイルランドは、年内に人工中絶の合法化を実現できるよう動き出します。

この合法化には「妊娠12週間以内の全ての妊婦、12週間異常は母体に危険があるのみ」という条件が付いています。

 

 

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僕は、人工中絶が簡単に選択されるオプションになることには否定的です。

その上で、前述のようなレイプのような形で妊娠してしまった / 妊娠している女性に危険がある場合は選択の権利があるべきだと考えます。

僕に選挙権があったら、やはり”Yes”に投票していました。

 

また、今回のことでは性教育についても考えさせられます。

イギリスにいる人たちと話していて、僕は自分の性の知識の少なさについて気付かされることがあります。

女性の生理についてであったり、避妊の方法であったり。

人工中絶の対象はレイプや母体に危険がある場合のみでなく、もちろん、不用意なセックスによって起こる望まれない妊娠にも及びます。

新しい命を大人の都合で絶たせる事がないように、未成年や若い世代への適切な性教育の大切さを、改めて考えさせられます。

( 文 : 杉 浩毅 )

[今回参考にしたニュース記事]

 


Ireland votes by landslide to legalise abortion [The Guardian]

 
Irish abortion referendum: The people travelling #HomeToVote [BBC]

 
Ireland abortion referendum: What is the law? [BBC] 

 
‘Remember Savita': father’s plea for voters to end Ireland’s abortion ban [The Guardian]

 

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BGM : ALT / Day Dreamin

 

ここ数日、頭の中にあるメロディーの曲名が思い出せずにもんもんとしていました。

ふと思い出した曲はALTというバンドの曲で、それ以来、このアルバムばかりリピートして聞いています。

「難しく考えるのは簡単で」

「初期衝動に忠実に、鳥肌を信頼して」

「今は何もなくなったあの方向から歩いて来たんだっけな」

久しぶりに聞くALTの曲は、一曲の中だけでも何回も歌詞に「ハッ」とさせられます。

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